diary

機械屋さんのお米育成日記

五味機械産業では、土作りから美味しいお米を作る自然農法である「カルテック栽培米作り法」で作る、御殿場産コシヒカリの育成記録をブログ形式で更新していきますので、お米作りをされている農家様は是非ご覧ください。

また、生粋のカルテック栽培法とそこから派生する栽培方法の確立として、カルテック栽培法+独自理論を融合させた”ネオ・カルテック栽培法”を研究してみるといった事にもチャレンジしていきます。
それ以外にも、新しい機械の導入に関する”使用者としてのコメント”や、機械・機器のオリジナルカスタム作製秘話?や、この機械”こんな使い方をしたら上手くいった”等の裏ワザ特集など盛りだくさんの内容でやっていけたらと思います。

不定期更新です

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2016年:機械屋さんのお米育成日記
2017年:機械屋さんのお米育成日記
2018年:機械屋さんのお米育成日記

2019.08.12

田植えから11週間経ちました。

田植えから11週間経ちました。

ここ最近全然雨が降らなくなり、田圃の周囲の草ですら余りの水気の無さに弱ってきている程の雨の無さ!水田の中は人が管理しているので水が無くて困る事は無いので、稲の方は元気いっぱいの様子です。

仕事の合間を見ながら炎天下での草刈りをしたり、修理をしたりと忙しい毎日ですが、穂肥の尿素をしっかりと吸えたのかグググッと葉色が上がってきました。
今年は10a/5kgという散布量にしてみましたが、この天候でもありますし、さてどのような結果になるかな?

何度も繰り返しになってしまいますが、本当に今年の農業は難しい。
米作りを開始して5年目ですが、いもち病の心配なんてしたこともありませんでしたから窒素肥料の散布タイミングと量の調整であったり、圃場の中に足を踏み入れて病気の有無の確認であったりと…昨年までとは明らかに違う管理能力が必要である事を学びました。(カルテック栽培の圃場は葉いもちは全くありませんでした。)

そして!更なる心配の種が…台風10号の進路です。
今年は3種類の肥料体系を実践しながら稲作作りにチャレンジしているわけですが、既に出穂し始めている圃場がありましてね、下手をすると最悪のタイミングで台風による強風で花芽が飛ばされて”空籾”になってしまうかも…という心配まで発生したではありませんか!(写真の圃場は大丈夫ですが)
まあ…困った困ったと言ってもこればかりはどうにもなりませんからね。

田植えから11週間経ちました。

葉色も上がり、出穂に向けて着々と準備段階に入ったという感じの圃場の様子。慣行栽培ですとこの頃は葉色が引いていて当たり前というこの時期に葉色が濃いって変に感じる方も多いかと思いますが、これがカルテック栽培なんですよ?(笑)

2019.08.10

カルテック番外編!8

田植えから11週間弱経ちました。

息子和樹の圃場の今の様子はこんな感じですが、今年の天候があれだけ酷かったのに、何故こんなに素晴らしい成長をするんだろう?本当に世の中不思議な事も起こるものですね…(笑)

保育園から帰ってくると毎日、この小さな圃場に水を入れて笑顔で稲の世話をしていますが、稲も息子の気持ちを汲み取って元気に成長しているのかな?息子も大きくなりましたが稲はそれを上回る早さでスクスクと成長していきます。(笑)圃場が台に乗ってるとはいえ、息子の伸長を間もなく超えようとしているんですからその成長の早さに驚くと同時に、今年のあの天候の中、本当に理想的な生育をするこの稲って一体…。(笑)

さてさて、お盆休み直前の8月10日に息子と一緒に味の決め手となる”田畑の大将”を撒きました。
この小さな圃場ですからね…息子の手で3掴み~4掴み程度の量を散布しました。(大人なら1掴み?)
後は間断灌水で稲刈りのその日まで管理を続けていくだけです。

稲刈り当日は鎌を使って自分で稲刈りするそうですよ?(笑)
今から稲刈りの日の笑顔が想像できますが…本当にその日が楽しみです。

田畑の大将を撒く前の様子

いや~大きくなりましたね~♪稲も元気いっぱいですが、息子の笑顔も本当にまぶしい位輝いています!稲作りを楽しむって自然とこんな笑顔がこぼれるんでしょう♪
田畑の大将を撒く前に軽く干して、田畑の大将を散布した後はまた水を入れて一気に稲に吸わせるようにしましょう!

田畑の大将を撒きました!

ムラ無く綺麗に散布できたかな?
一仕事終わってご機嫌な様子の息子を記念撮影♪(笑)
この小さな圃場なら、万が一台風が来るとしたら…カートごと倉庫にしまって風から守ってあげる事も出来ますしね。(笑)
自分の圃場もそれが出来たら苦労は無いんですけどね(笑)

2019.08.09

田畑の大将を散布しました。

田畑の大将を散布しました。

8月20日前後の予想出穂日であれば、マイナス15日なので8月5日頃の散布なんですけど、結構大変な機械の整備がありまして、そちらを片付けつつ、来店されるお客様の対応をして…なんて感じでやっていたらこれまた田畑の大将の散布タイミングが遅れてしまいまして。(;´Д`)

8月9日に何とか田畑の大将を散布してきました。
もうこれは教科書通りの10a/20kgですが、散布した日も暑かった~(-_-;)
昔の御殿場ってひと夏の内で30℃超える日なんて1~2日位しか無かったと記憶しているんですけど、ここ最近は晴れると30℃超えるのが当たり前になってきましたからね(;´Д`)

動力散布機でワンタンク散布したら軽く一休み&水分補給が欠かせなくなってきました。
農業って本当に大変です。

田畑の大将を撒く前の様子
軽トラに32袋積んで朝出発し、お昼前の時点であと9袋散布すれば終了!もうひと頑張りだ!

炎天下の中、田畑の大将を散布しました!
もう…この作業は気合と根性ですね!葉色が濃い目の部分には多めに撒いて調整する事も忘れずに。

2019.08.05

田植えから10週間経ちました。

田植えから10週間経ちました。

完全に梅雨明けですね!いつものめっちゃ暑い夏が戻ってきましたよ!
あれだけグダグダと降り続いていた雨は一体どこえやら?という位の天気の変わり様ですね。

当初の予定では8月25日前後の出穂予定日だったんですけど、この天気だと8月20日…?下手をするともう少し早まるかな?という感じで天候に振り回された事と、自分の経験不足から穂肥散布のタイミングが遅れてしまったかな…という反省。8月3日に穂肥の尿素を散布しましたが、8月20日の予想出穂日であれば‐25日なので、7月26日あたりに散布していなければならなかったのですが…難しいです…。

田植えから10週間経ちました。

今年は本当にアレコレ後手後手になってしまったな…と反省する事がいっぱいで、改めて農業の難しさを知るとともに面白さも垣間見えた気がします。こうして観察していると日々成長しているんですね。(笑)

2019.07.29

田植えから9週間経ちました。

田植えから9週間経ちました。

祝!梅雨明け!
人生でこれほどまでに梅雨明けを待ち望んだ年があっただろうか?
先週の天気は比較的雨が多かったものの、梅雨明け発表とほぼ同時に垣間見える青空がこんなにもありがたいものだとは今まで感じた事がありません。
7月だというのに半袖シャツで過ごすと寒く感じる年なんて経験ありませんでしたからね…。

さてさて稲の様子はといいますと…やっと地面が見えなくなってきた!という感じで、7月末の撮影とは思えない程の寂しい感じではありますが、徐々に元気を取り戻しつつある感じです。
予想出穂日は…遅れてはいるものの…8月20日前後かな?う~ん…稲のの背丈の低さが気になりますね…昨年の同時期の写真と比較してみましょう。
カルテック栽培ならではの草丈の低さは相変わらずといった感じですけど、株の本数と茎の太さが全然違いますね…ほぼ間違いなく有効茎数を取りきれなかったという天候不順の影響を受けてしまった結果だと思います。

天気にすら影響されない技術が自分にあったのならこうはならなかったと思うんですけど…。
まだまだ勉強不足という事でしょうか。

田植えから9週間経ちました。
2019年7月29日撮影の様子。

昨年と比較すると8日前後は生長が遅れているかな…?という印象の田んぼの様子。昨年は天候に恵まれましたからね…かなり強気な肥料設計でも全然余裕だったのに対して、今年は肥料の打ち過ぎが無いように慎重に作業を行う必要がありそうです。

田植えから9週間経ちました。
2018年7月30日撮影の様子。

昨年の今頃はモサモサと生い茂り、今後の生育が本当に楽しみに思えるような姿だったんですけどね…天候によってここまで変わるものかと改めて勉強になった比較写真でした。

2019.07.23

カルテック番外編!7

田植えから8週間経ちました。

本当にどの位ぶりの晴天でしょうか?
スカッと晴れ渡った青空の下、息子和樹の圃場はこのように元気いっぱいの様子を写真に収める事が出来ました。
葉色もしっかり出ていますしね…本来であればそろそろ尿素を散布する時期ではあるんですけど…この葉色なら穂肥の尿素を散布する必要性はなさそうですね。(カルテック栽培を始めて5年目ですがこんな事は初めてです!)

プラ船という閉鎖された空間である為、地下に肥料が抜けてしまう事は無いという結果でもあると思いますが、今年のおかしな天候にも負けず、物凄く順調ですね~♪70株植え計算で正確に植えたこの圃場ですが、有効茎数も20~24本といった感じでまさに理想通りの素晴らしい出来具合です!自分の作付けするリアル圃場もこんな出来なら何の心配もいらないんですけどね…(;´Д`)

あと10日前後で味の決め手となる”田畑の大将”を一緒に散布してその後の経過を追ってみようと思います。

正にお見事!と言わんばかりの開帳型の綺麗な分ゲツをした息子の圃場。

葉色も良い感じなので、穂肥はあえて与えずこのまま様子を見ていこうと思います。日の光を浴びると稲って一気に元気になるんだな~と仕事の合間に様子を見るたび嬉しくなります。(笑)

2019.07.22

田植えから8週間経ちました。

田植えから8週間経ちました。

今週も連日の雨と低温の一週間でしたね…。
来週あたりにようやく梅雨明けの話がチラホラと聞けるようになってきましたが、本当に一日も早く梅雨明けしてスカッと晴れ渡る夏空が来て欲しいものです。

流石に田植から8週間ともなるとある程度分ゲツし、賑わいも出てはきたのですが…このままだと分ゲツ不良で予想収量を下回ってしまいそうです。
カルテック栽培の場合、追加で硫安を散布するなど”途中途中で調整が出来る栽培法”ではあるんですけど、あまりにも低すぎる気温と日照不足では散布した窒素分を十分消化できず、中々反応が出ず…といった具合で農業の難しさを改めて知りました。

田植えから8週間経ちました。

しかし、今年の生育は元気が無いですね…。7月とは思えない様なあれだけの低温と日照不足が重なっては無理もない話ですが…。せっかく追加で撒いた硫安の窒素分も消化できずに抜けてしまうのではないか?といった様子で稲が寂しそうです。

2019.07.15

田植えから7週間経ちました。

田植えから7週間経ちました。

先週も超低温&雨ばかりの一週間でしたね…。
御殿場の無線放送や、富士山GOGOFMでも低温と長雨による影響でのいもち病に対する注意勧告が連日流れていますね。それだけ今年の天候はおかしく通常のやり方では突破できない事を意味しているのではないかと思います。
今このブログを書いている7月15日の午後、時より太陽の光が差し込むなど本当に何日ぶりだろう?という貴重な太陽光が降り注いでいますが、雀の涙程度の日差しで稲が元気を取り戻すには全然足りない感じですね…。
稲はある程度強い植物であるとは言われていますが、やはり植物!十分な太陽光と気温無くして元気な生育はありませんから、今年の秋も美味しいお米を実らせてほしいので天候の回復を願うばかりです。
一日も早い梅雨明けが望まれますが…今週はガッツリ梅雨空に覆われる見込みです。(;´Д`)

さてさて、稲の様子を見てみますと…先週と比較してみると若干ではありますが生育・分ゲツ共に進んだ様で田んぼに賑わいが出てきた感じです。(中間干しによるガス抜きが功を奏したかな?)
分ゲツ数確保まではもう少しかな?という感じになってきましたが、昨年比7~10日程度の遅れが発生しているように見受けられますので、穂肥のタイミングも今年は後ろにずれ込む形で調整が必要になりそうですね。
田んぼの様子を写真で見る限り、天気の兼ね合いもあるかとは思うんですけど…葉色はしっかりと出ているので今年の穂肥は控えめで散布しようと思います。
昨年は7月24日に穂肥散布を行っていて、散布タイミングはドンピシャだったので生育が遅れている事を加味すると…7月末~8月頭頃の穂肥散布になるのかな?

田植えから7週間経ちました。
2019年7月15日撮影の様子。

昨年と比較すると7~10日は生長が遅れているかな…?という印象の田んぼの様子。昨年は天候に恵まれましたからね…かなり強気な肥料設計でも全然余裕だったのに対して、今年は肥料の打ち過ぎが無いように慎重に作業を行う必要がありそうです。

田植えから6週間経ちました。
2018年7月9日撮影の様子です。
比較写真は先週も出しましたが、
昨年の今頃はニョキニョキタイムをたっぷりと味わい、楽しんでいたなぁ~と思いだされる程今年との陽気の違いを感じております。
今後の陽気がどのように推移していくのかによって散布する物とその量が変化しそうです。

2019.07.14

カルテック番外編!6

カルテック番外編!和樹の圃場の田植え後7週間弱の様子。

何だか最近和樹の圃場の稲の様子が変わってきました…。
病気…かな?葉っぱに見慣れない枯れ方といいましょうか…知識が乏しい自分にはこの葉の枯れ方が何なのかが分かりませんが、噂に聞くいもち病なのか?単なる低温障害なのか今のところ判断できていませんが、詳しいお客さんに聞いてちゃんと対処できる知識を身に付けようと思います。

これだけ低温と日照不足では稲もたまったものではありません。
早く”晴れ間の有る気温上昇”の日々が待ち遠しい限りですが、今週の週間天気予報によると…気温はある程度上がって来るようですが、肝心の晴れ間があまり無い様な雰囲気で1日も早い梅雨明けを祈るばかりです。

野菜の方も深刻な日照不足で野菜の値段がとんでもない事になっているようです。
ここ近年の天候はあまりにも極端すぎます。
晴れると言ったら嫌って程晴れが続き、終いには水不足に陥る程雨が降らなかったり、雨が降るとなれば大災害をもたらすほどの大雨となったりで、本当に極端な天気は怖いです。

葉っぱに見られた異常
これって何なんですかね?単なる低温障害なら今週からの気温上昇で持ち直すと思いますが…。

葉っぱに見られた異常
これって何なんですかね?単なる低温障害なら今週からの気温上昇で持ち直すと思いますが…。

2019.07.08

カルテック番外編!5

カルテック番外編!和樹の圃場の田植え後6週間の様子。

こんな小さな圃場でもたくましく育っている息子和樹の圃場の様子です。
どんよりと曇った梅雨空or雨ばかり降る嫌な今年の梅雨ですが、貴重な貴重な晴れ間のある日に和樹の圃場の写真を撮ってみましたがかなりいい感じじゃないですかね?(笑)

こんな陽気ですからね~出来る限り日当たりの良い場所に移動してあげたいじゃないですか!
カートを押して圃場を移動(笑)させていると土中から湧いてきたガスがブクブクと…おおっ!?
笑っちゃうんですよ?こんな小さな圃場でもちゃんとガス湧きするんですよこれが!(爆笑)
ガス湧きは稲の生長にあまりよろしくありませんから、カートを傾けて水をこぼして(なんて便利な水管理っ!)ヒタヒタ水にしたら後は自然蒸発と稲の吸い上げで水分がなくなれば中間干しが出来ますからね!
中間干しをしてみましたら…田面には小さな穴が所々空いてるではありませんか!
4日程度軽く干してあげたらちゃんとガスが抜けたよ~って圃場が教えてくれました。(笑)

現在の分ゲツ数は18本前後まで増え、順調な分ゲツをしております。

田植えから6週間経ちました。
中間干しでガスも抜けた事ですし…降雨を待って水分補給して更なる分ゲツを待ちたいところですが、明らかにリアル圃場よりも良い成長しているんですよね…ここから得られるデータを基にリアルい圃場ももっと良い管理が出来たらいいな♪

2019.07.08

田植えから6週間経ちました。

田植えから6週間経ちました。

当たらない天気予報(笑)では7月第一週もずっと雨の予報だったんですけど、ここ数日雨が降らない日が続いており、無事中間干しをしている最中の写真撮影が出来ました。
私事なのでここではあえて書きませんが、先週は大きな出来事が連発で発生し、てんやわんやの激動の一週間で田圃観察を楽しむどころではない状態でしたが、やっと落ち着きを取り戻し平穏な日々が戻ってまいりました。

やはり分ゲツは少し寂しい感じですね…雨は降らずとも光合成に必要な晴天に恵まれない!
現在の分ゲツ数は13本前後で、例年の分ゲツ肥散布後と比較すると明らかに分ゲツが悪い。
2018年7月9日に撮影した写真(下側の写真)と比較しても明らかに分ゲツの悪さが確認できるかと思います。
稲の背丈も低く、葉色も思った程上がっておらず、分ゲツも悪いというダメダメな感じですが、この圃場の代掻きはコバシ工業の実演の達人である松尾氏が行った魔法の代掻き圃場ですから、間違いなく代掻きは稲の生育に良い代掻きが行われているにもかかわらずこの様という事は如何に稲に適していない気候であるかを物語っています。

この状態に硫安を振ったからといっても”稲が肥料を吸う条件が整っていない”ので撒くだけ金と労力の無駄なのでここはじっと我慢するしかないですね…。しかし、毎年写真を撮っていると昨年はどうだったとかこうだったとかあれこれ見えてきますね。

田植えから6週間経ちました。
2019年7月8日撮影の様子です。

昨年と比較すると10日は生長が遅れているかな…?という印象の田んぼの様子。昨年は天候に恵まれましたからね…かなり強気な肥料設計でも全然余裕だったのに対して、今年は肥料の打ち過ぎが無いように慎重に作業を行う必要がありそうです。

田植えから6週間経ちました。
2018年7月9日撮影の様子です。

昨年の今頃はニョキニョキタイムをたっぷりと味わい、楽しんでいたなぁ~と思いだされる程今年との陽気の違いを感じております。
今後の陽気がどのように推移していくのかによって散布する物とその量が変化しそうです。

2019.07.07

田圃の入水路の工事を行いました。

当店のすぐ近くの圃場なんですけどこの圃場はちょっと困った入水環境で、田面と水路の高さの関係が具合悪い圃場でして…瀬木板で調整しようにも上手く行かず、本来の入水用U字溝は泥で完全にふさいで、その上に塩ビ管と水量調整弁を付けた物を設置してその場しのぎをしてここ数年やってきたんですけど、この圃場の排水側の水路が土砂で埋まり大変なことになっていたことをきっかけに修繕工事を行ってもらいました。

その際に入水側の簡易修繕を業者の方がやってくれたのですが…埋まっていたU字溝を綺麗に掃除され、土竜の穴だらけになっていたマス周辺も赤柾で修繕してくれたまでは良かったのですが…その修繕が中途半端で、U字溝を肥料袋で塞ごうが何をしようが関係なく田んぼにガンガン水が入ってしまうという”水量コントロール不能水田”になってしまったではありませんか!(笑)

こりゃ~マズイ!という訳で、見よう見まねで水路の修繕工事を行ってみた次第です。
材料は以前まで使っていた塩ビ管と水量調整弁を再利用する形で、足りない資材(インスタントモルタル・砂利・コンクリートブロック)はカインズホームで調達し早速作業開始!

泥で埋まっていたU字溝の下には大きな土竜の穴がありまして…これではいくらU字溝を泥入り肥料袋塞いでも水が止まらなかった訳です。このU字溝を使おうとするとあれこれ不具合が発生してしまうのでこのU字溝を撤去して、埋めるパイプの基礎の代わりに砂利を2袋敷き詰めて土竜が穴を掘れない方に対策した後、水路に対してオフセットしている圃場に合わせて塩ビ管を斜めにカットし、壊れていたマスにセットした後バケツで練ったモルタルをペタペタと塗り込んでマスと塩ビ管を一体化!無駄に深いマスは下部に穴が開いており、水路に流れるべき水がU字溝の下に流れ込んでしまうのを防ぐべく、砂利とコンクリートブロックで無駄に深いマス底を嵩増しをしてモルタルで埋めてこれを処理し、埋めたパイプ周辺を赤柾で埋めてガシガシ踏んで修繕してみました。

こんな作業でも業者に頼めばすぐに数万円かかる補充工事ですからね…出来る事は自分でやってみました。

自分で修理してみた入水弁
マスの下部を堰き止める板も取り外し可能にし、大雨の際には取り外しできるようにしておきましたが、素人工事だとこんなもんかな?(笑)市の管轄する水路なので勝手にあれこれやっちゃうわけにはいかないと思うんですけど、この位なら問題ないかな?(笑)

2019.07.01

田植えから5週間経ちました。

田植えから5週間経ちました。

…天気が悪い!そして寒い!もう7月だというのに何ですかこの陽気は?
例年の陽気の感じで見ていくと分ゲツ肥散布後1週間も経っていれば最高潮の葉色と、カルテック栽培の醍醐味であるニョキニョキタイムを堪能できる頃のはずなんですけど…先週の写真と見比べてみても”ドカ~ンと分ゲツしてきたよ~!”って感じではなく、”まあ…それなりに分ゲツしてますよ…”という感じの何だか寂しい分げつ期になってしまっていますが、こんな天候周りでも稲は頑張って生長を続けてくれているのは見てとれます。

現在の平均分ゲツ数12本前後といった感じでまだまだ分げつが欲しいですね(汗)
周囲の田圃から見ると何でこんなに少ない分ゲツ数なの?って感じに見えるかと思いますが、田植えも20日遅れ・元肥無し・天候周りの悪さを加味するとやっぱりこんなもんですかね(;´Д`)

今年の梅雨明けは一体つなんだろう…?
流石に4~5日で良いから気温の上がる晴天に恵まれたいものですが、そんな願いもお構いなしなどんよりと曇った空か雨という嬉しくない天候周りにほとほと困っております。気が付きました…?毎週月曜日に撮影をしているんですけど、田植え後の定期写真撮影の天候が曇りor雨だってこと…それだけ今年の天気は悪いってことを意味しているんです。

田植えから5週間経ちました。
そろそろ中間干しを行って土中のガス抜きをしながら、その後の分ゲツ促進に拍車を掛けたいところですが、この天気周りなので中間干し出来るのかな?正式な中干と違って3~4日程度水を切った状態にできれば中間干しは完了するので何とか実行したいものですが果たしてどうなる事やら?

2019.06.25

田植えから4週間経ちました。

田植えから4週間経ちました。

天気が悪いですね…昨年の内からキャッチしていた2019年は60年に一度の冷夏になるとの話でしたが、どうやらその話は現実になったようです…。起爆肥の硫安を打っていなかったら今頃どうなっていたのかな?

今年は天候も気にしながら分ゲツ肥も少し早めの6月21日に散布してみたわけですが、やはり天気周りの悪さから一気に葉色が上がった昨年までとは全然違い、のんびりとした感じで葉色も少しずつ濃くなってきた…かな?位の推移を見せている今日この頃です。
今年の分ゲツ肥のトータル散布量は10a/17kgという数値になっています。
田植え後2週間の時点で起爆肥として10a/5kg散布しておいて、稲の体を大きくしつつその後の窒素消化が良くなるようにしておいた状態から、現在の分ゲツ数に応じた硫安の散布をする訳ですが、現在の本数が9本以下の場合、硫安は10a/15kgという散布量になる訳ですが、事前に5kg散布している事から少し少なめの10a/12kgという量に調整して散布してみたわけですがどうなることやら?

田植えから4週間経ちました。
田植え後1ヶ月の分ゲツ肥は3日早めの6月21日に散布し、施肥量は10a/12kg散布してみましたが、天候周りの悪さから中々窒素消化に移行しきれていないようで葉色の上がり方があまりいい感じではないんですよね…。
ここからの分ゲツがどのように進んでいくのかじっくり観察しながら見守っていこうと思います。

2019.06.23

カルテック番外編!4

カルテック番外編!和樹の圃場の田植え後4週間の様子

こんな小さな圃場でもたくましく育っている息子和樹の圃場の様子です。
リアル圃場の表土だけを集めて作ったこの圃場なので肥料っ気も結構あるようで、カルテック栽培の割には結構葉色が出ているんですよね…(笑) ぶっちゃけ自分が作付けしているリアル圃場よりも良い生育を見せているのは何だか悔しくなっちゃいますね!(笑)

そんな息子の圃場も分ゲツ肥のタイミングが到来しました。
散布するのは農協さんで購入してきたJA硫安ですが、ホームセンター物と違って湿度管理もしっかりしており、粒子も大きめなので動力散布機で散布する際にも遠くまで飛んでくれるので大変重宝しております。

現在の分ゲツ数はと…9~10本位で10a換算ですと…15kgに相当するんですけどね、軽く一掴みって感じでしょうか?(笑) しかし、葉の張りといい背丈といい本当に順調に生育していて見る者を楽しませてくれます。
自分の手で軽く一掴みの量ですが、息子の手には結構な量になっちゃうんです。(笑)

俺「圃場全体にムラ無く綺麗に散布するんだよ~♪」
息子「はいっ!」

息子の元気な返事が返ってきて一緒に楽しく分ゲツ肥の散布を行いました。
散布時間…およそ10秒そこそこ…早っ!(笑) リアル圃場と違って散布ムラもほぼ皆無ですし…いいなぁ~。
今後どのような成長をしていくか本当に楽しみな圃場ですね!

田植えから4週間経ちました。
分ゲツ肥を打っていないのにこの葉色!素晴らしい!前回の生長記録の写真と見比べてもい明らかに良い生育を見せています。圃場の様子を見てみるとミジンコのような小さな水生昆虫の姿が確認できましたが一体どこからやってきたんでしょうか?卵のままロータリーの爪軸に土と一緒にやってきたのかな?(笑)

2019.06.22

カルテック番外編!3

カルテック番外編!和樹の圃場の田植え後3週間の様子

6月18日に撮影した和樹のカルテック栽培の生育途中の写真なんですけど、これが中々面白いじゃありませんか!
こんな小さな圃場なのに表層剥離はするわ、ヒエやその他の雑草までちゃんと生えてくるんですよこれが!
リアル圃場と全然変わらないからこれはこれでめっちゃ楽しめるんですよ。(笑)

1株3本植えで、分ゲツしやすいようにと”極浅植え”にて田植えを行ってみたんですけど、完全無農薬栽培故に”除草剤による生育障害”という問題が皆無なので分ゲツが凄く順調で、3本でスタートしたのに多い株は8本にまで分ゲツしているじゃありませんか!カルテック栽培の教科書によると田植え後1ヶ月の段階で9本以下は10a/15kgとなっているんですけど…この小さな圃場なら硫安を軽く一掴みの分ゲツ肥でいいかな…?(笑)

実際に自分が作付けしている圃場とはまた全然違う生長をしているのでコレはコレで本当に楽しいし、勉強にもなるんですよね!田植え後の入水は水道水を使って水を張ったのですが、その後は降雨による水分補給のみというこだわりぶり!目の前で繰り広げられる分ゲツラッシュは見る者を感動させてくれます。
自分で作付けしているリアル圃場の稲と明らかに葉色が違うんですよね…こっちの方が葉色が濃いんです。
オール作土故にこうなるのかな?葉色が濃い分、圃場内の窒素含有量が多いので分ゲツは明らかにこの小さな圃場の方が良いんですよ!除草剤による薬害も無く、均平の取れた圃場での浅水管理も相まって分ゲツはリアル圃場よりも明らかにいいんですよね…(笑) しかも毎日少しづつ自然減水もしていますし!(プラ舟の縁を見ると減水している様が見てとれます)
見れば見るほど面白い小さな圃場のドラマ!期待以上の反応をするので観察から目が離せません!(笑)
先日の強い風で倒れてしまい、着水していた葉っぱの1枚が見事に立ち直って凛としていたり…あははははは!
こんなに小さな圃場の中でも稲は必死に生きていますし、私を楽しませるために何かをしている訳では無いんですけどね、稲のその生き様そのものが面白いのなんのって(笑)

因みにこの小さな圃場の近くにカエルがやってきて、夜になるとゲコゲコ鳴いているんですよ!いや~面白い!
こんな小さな圃場を見つけてカエルがやってきた…周囲には住宅ばかりで田んぼ無いんですよ?
どこからやってきたんですかね~これも立派なドラマじゃありませんか?(笑)

田植えから3週間経ったのでそろそろ分ゲツ肥を撒く準備をしなくっちゃ!

順調に育っている小さな圃場
遊び半分で始めたこの小さな圃場でもたくさんの発見と感動を与えてくれています。
理想に近い条件を与えると通常のカルテックではあり得ないような生育をするので、やはり水管理がいかに重要なのかを教えてくれています。
息子も保育園から帰ってくると真っ先にこの小さな圃場の様子を見に来るんですよ♪稲の生長を楽しんでいるのかな?

2019.06.20

カルテック番外編!2

カルテック番外編!和樹の圃場の田植えが終わりました。(田植えは5月25日に行いました)

植え付け株数は坪70株/株間16cm 条間30cm 3本植え
ちゃんとスケールで計測して田面に植え付けカ所をマーキングして田植えを行いました。
この辺を適当にしてしまうと”単なる遊び”になってしまうので、生育理論に基づくルールに沿って田んぼと同じ条件を再現する事でよりリアルさも追及できますからね!しかし…小さな圃場ですね…全部で10株ですよ?(笑)

息子の嬉しそうなこの顔を見てやってください!5歳にして農家デビューですよ?(笑)
稲作り遊びの中から何を感じ、何を発見し、何を得るかは息子次第ですが、息子の本気はしっかり受け止めねばなりません!思い起こせば…自分も小学校低学年の頃、田植えが終わった圃場の隅に放置されている余剰苗を少々失敬してきましてね、バケツで稲作りをしたのを思い出しました。
そのバケツ稲も最終的には茶碗一杯分の籾が収穫されたのですが、当時籾摺り機も米選計量器も持っていませんでしたから、結局そのお米を食べる事は出来なかったんですけど、今でもただただ楽しかったことだけは覚えているんですよ。(しばらく茶碗に入れたまま大事に持っていました。)
誰にやれと言われたわけでもなく、ただ何となく”面白そうだったから”自主的にやったんですよ。

農業離れをしている今の時代にあえて農家デビューしたのは幼少の頃の自分が感じた”農の楽しさ”があったからなのかな…って。大人になった現在だってその感覚は変わらないんですよね。”農は面白い!”

さてさて…この小さな圃場からどんなドラマが生まれるんですかね?(笑)

息子と一緒に田植え作業。
いや~僅か10株ですからね…田植えは2分で終了しました。(笑)
息子と一緒に楽しく田植えを行い、終了直後に撮った写真がこの一枚なんですけど、本当に嬉しそうな笑顔で自分まで嬉しくなっちゃいました。
「今から収穫が楽しみだね!」と投げかけると「うん!」と元気のいいお返事が返ってきました。
実のところ自分も楽しんでいるんですけどね(笑)

2019.06.19

カルテック栽培の番外編!その1

自分の影響でしょうか…息子の和樹(5歳)も稲作りに興味がある様です。(笑)

そんな訳で、息子の為にミニチュアサイズの圃場を用意して一緒に米作りをしてみようと思いまして。(笑)
ミニチュアサイズの圃場とは言っても案外本格的なんですよ?
採取した圃場に使うの土は、あちこち春耕耘に行くとロータリーに付着してくる土を採取しておき、一定量溜まったところでプラ船に水を張って、スコップを使って春耕耘&代掻き作業を行って田植えの準備をするという通常の圃場とほぼ変わらない作業内容!まあ、圃場のサイズがサイズなのでトラクターや田植機は使えないんですけど、オール手作業で十分ですからね!息子と一緒に農業を楽しむべくプラ舟を使ったミニチュア圃場で稲の生長の観察~お米の収穫~実際に出来たお米を食べてみるまでを体験させてみようという取り組みです。因みに代掻きは5月25日に実施し、その直後に田植えというスケジュールです。

なんとなんと!こんなに小さなサイズであってもカルテック栽培なんですよ?(笑)
立派に育っていくその過程を息子と共に楽しみながらじっくり観察していこうと思います。

こんなバカげた遊び…と思う方もいるかもしれませんが、遊びを通して稲作りを学び、自分で作って自分で食べる事こそ農業の根底であり、一番大切な事じゃないんですかね?そこから興味を持って農業に発展出来たら一番理想的な形だと思うんですけど…。

代掻きが終わりました。
このサイズなら掻き残しも無く、絶対的な水平も出しやすいですしね!(笑)まだ坪何株で植えようか決めていないんですけど、プラ船の縦横を計測して最適な植え付け株数で田植えを行おうと思います。

2019.06.18

田植えから3週間経ちました。

田植えから3週間経ちました。

今年は早い段階から梅雨入りしたようですが、ここ数日は梅雨の中休みかな?といった具合の天候周りです。
この季節になると除草剤の初中期一発剤がしっかり効いてくれたのかそうでないのかがハッキリと表れる時期で、自分の場合は…しっかり効いてくれた圃場はバシッと草を抑えられていますし、そうでなかった圃場は…「マジっすか!」という感じのヒエの発生具合で頭を悩ましておりますが、なぜ効果にばらつきが発生してしまったのか?をしっかりと反省しつつ、除草剤散布前の水位・散布後の天気・散布の仕方・風向き・散布量などをしっかりと分析して来年こそは困る事が無いように気を付けたいものです。
現在若干残っているヒエにはクリンチャーバスorクリンチャーEWのスポット散布で対処する様かな…?

先週散布した起爆肥のお陰もあり、天気周りの割に順調に生長していますね。
慣行栽培で田植えから3週間も経っていれば、濃い葉色と分ゲツも盛んになってきている時期なんですけど、カルテック栽培の場合は分ゲツ肥散布までいましばらく我慢の時ですね。(笑)
カルテック栽培のだいご味は”分ゲツ肥散布”から始まるニョキニョキタイムとその後の生長にありますからね!現在のところ、週間天気予報を見ていると来週の天気も良さそうな雰囲気なのでニョキニョキタイムをたっぷりと堪能できる事でしょう!(笑)

田植えから3週間経ちました。
1週間ずつ定点から写真を撮り続けていると稲ってちゃんと成長しているって感じる事が出来るんですよね!ニョキニョキタイムに向けて浅水管理に切り替えて分ゲツ促進&中間干しを入れながらガス抜きも行いながらその後の様子を観察してみようと思います。

2019.06.17

シカに稲がやられてしまいました!

人生初の経験です…。

鹿による食害という話は聞いてはいたんですけどね…ついにやられました。
田圃の法面に綺麗に生えそろった芝のセンチピートグラスに悪影響を及ぼすクローバー・スギナ・その他広葉系雑草を駆除すべく、現在の法面の様子を見に行った際に田面に見慣れぬ足跡…?足跡の先に目を向けてみると…稲の頭が無い!分ゲツ真っ盛りの稲が鎌で切られたかのように頭の部分が無くなっているではありませんか!

しかし頭に来ますよね!この時期柔らかい草なんて他にいくらでも生えているし、わざわざ田んぼに侵入してきて食べる必要ないと思いませんか?ただでさえ今年は頼んでいた苗は最悪の状態で、田植え時に発生する振動程度で苗が崩れる様な根張最悪のダメ苗だったお陰で欠株多発というグズグズの状況に加えて鹿の食害って…。泣きっ面に蜂とはこの事でしょうね…。猟友会の方の人数の減少がこんな形で表れてくるんですね…。

電柵張るのも大変ですが、電柵を張ったら張ったで草刈りが凄~く面倒になるしな…困ったなぁ~。

まあ…鹿対策はまた後で考える事にして、法面から生えてくる草に対しても対処しなければ…という事で、この時期の定番!100倍希釈のMCPPを法面に散布して”綺麗な法面”で維持するためのお金と労力もしっかり突っ込んでいますが、綺麗に維持する事って本当に大変ですね。(-_-;)

鹿による食害を受けた稲の様子。
鹿による食害ってそのままにしておけばいいのかな?まあ…補植する苗も何もないのでどうする事も出来ないんですけどね(汗)

MCPPを散布する支度の様子
毎分1.5L程度散布できる4頭口ノズルを使って散布!ワンタンク12分程度なので適度な休憩がはさめるので結構頑張れます(笑)

2019.06.10

田植えから2週間経ちました。

田植えから2週間経ちました。

ここ3年くらい梅雨らしい梅雨がなかったような…ですが今年は平年並み?のこの季節に梅雨入りしたようで、連日雨が降っているので田圃の水見は楽な時期になりましたね。(笑)
5月の連休に田植えをされた方ですと既に2回目の除草剤を散布し終わった頃でもあり、そろそろ中干の季節に入ろうかというタイミングではなかろうか?と思いますが、5月18~24日に田植えを行った私はまだまだ植えた苗が小さく、分ゲツも申し訳ない程度の本数しか出てきていないので、中干はまだまだ先のお話になりそうです。(-_-;)

しかしあれですね…今年は明らか去年とは全く違う気候に振り回されています。
例年なら5月ってそんな派手な雨が降るような季節でもないですし、過去に比べると暑い日が増えたな~って思うんですけど…今年はどうでしょう?平均気温明らかに低くありませんか?
流石にこたつの電源を入れる事はありませんが、こたつ布団を未だに片づけられずにいるのは我が家だけでしょうか?こたつ布団の有無で全然違いますからね…例年なら綺麗に洗って収納も終わっている時期ですよ。

5月18日に田植えを行ったある地区は、田植え直後の5月20日に大雨が降ったじゃないですか!(天気予報ではあんな大雨が降るなんて全然予測されていなかったから田植え同時で除草剤の散布をしたんですけど見事に騙されました)あれのお陰で除草剤が流れてしまったと思うんですけど…とにかく今年は除草剤の効きが悪い!ヒエがあちこちから元気よく発芽して本当に困っています。まさに金をドブに捨てたとはこの事でしょうね…。

稲作りにおいて田面の雑草との闘いって言わば宿命でもある訳ですが、天気予報を見ながら除草剤の散布時期を選びたいんですけど、中々良い具合の天気って続かないですよね!天気周りの良い時期に雑草が生えていなければ除草剤を散布する意味も無いですし、そろそろ雑草が出てきたからと除草剤散布しても大雨で流されてしまうとそれはそれでアウトなわけですし、雨が降らなかったとしても気温が低かったり、晴天に恵まれないとこれまた効かない訳でして…。田面に発生する雑草は生長を止めて除草剤の有効葉齢時期を待っていてくれるわけでもない。
あ~ホントに頭が痛いです…。

田植えから2週間経ちました。
ここ数日の雨のお陰で田面にはたっぷりと水がチャージされ、稲の生長具合は確認しずらいんですけど順調に生長しています。6月8日に生長の起爆スイッチを入れるべく硫安を10a/3kg程散布してみましたが、この天気なので生長速度は遅く、葉色はまだ変化ありませんが今年は少しだけ昨年とは違う肥料体系にして様子を見てみようと思います。

2019.06.05

田植えから1週間経ちました。

田植えから1週間が経過しました。
カルテック栽培ですからね…苗にこれといった変化は無いのは毎年の恒例ですね(-_-;)
写真から見る変化とすれば、圃場への乗り入れ口の草が伸びたって位ですかね?(笑)

しかし、今年の陽気は例年とは違うな~と感じる今日この頃ですが、皆様は何か具体的な”今年の陽気に対する対応”みたいな事はやられていますか?先週の稲生育記でも触れた話題なんですけど、今年は何でも”60年に一度の冷夏”と言われている年ですからね…。
自分の場合は、平均気温が低めに推移した場合に分ゲツ不良をおこすかも…という事で、植え付け本数を昨年よりも増やし、株間そのものも22cmから18cmへ変更するなどあれこれ変化させてみました。また、冷夏=低温なのか多雨になるのかは分からないので、蒸れていもち病にならぬよう60株より狭い株間では植えないという判断の元この様な選択となりました。

また、今年は除草剤も変えてみたのでそれがどのような結果を出すかも注目しながら観察してみます。

田植えから一週間経ちました。
当たり前の話ですけど、植えて1週間ではこれといった変化は全然起きてはいませんね…。(;´・ω・)
田植え同時散布した除草剤がきちんと効いてくれていればいいのですが…。

2019.05.31

田植えから2日経ちました。

今年の田植最終日は5月24日の”次世代農業&代掻き技術指導研修会”の時に無事終了しました。
さあ!今年は初の試み!坪60株植え!「…はぁ?」と思う方も多いかと思うんですけど…経費&労力削減のためにひたすら疎植栽培をやってきたんですけど、今年は60年に一度の冷夏になるとの情報をキャッチしておりましたので、”分ゲツ不良から発生する有効茎数の確保未達成”を防ぐために株間18cm/坪60株植えにしてみました。また、今年はオール密苗でのチャレンジという事で”そもそも苗箱使用数が少ない=既に経費&労力削減が達成できている”という事もあって今年は疎植栽培そのものを行わないという選択をしました。

冒険する事と、無茶をする事は似ている様で全然違いますからね!
疎植栽培は通常栽培と違って分ゲツ期間を長く設定しなければなりません。考えてみれば当たり前の話なんですけど…坪50株植えの場合、目標有効茎数を24本に設定するわけですが、元々1株当たり2本前後植えを行って24本まで増やすのには時間がかかる訳ですが、坪60株植えの場合、目標有効茎数を20本に設定するので分ゲツ期間は50株植よりも60株植えの方が短い訳ですね。
当然ですが、何もない所からは何も発生しない訳で、親芽から分ゲツしたものが子分ゲツで、そこからまた増えたものが孫分ゲツとなる訳ですから、親芽の数が多い程早く目標分ゲツ数に達するわけですが、無暗やたらと親芽の数を増やすと1株あたりの分ゲツを邪魔しあうので結果細い茎となって倒伏しやすくなるという問題も起こる為、何事もちょうど良い塩梅で行うのが大切ですね。

今年はオール60株植え&1株3~4本植えの予定(1株当たりの親芽の数をもっと増やしたかった)だったんですけど…苗を頼んでいた仕入れ先が「種もみが無くなっちゃったから注文予定数用意できない」との連絡があり、オール60株植え&2本前後植えに修正して挑戦してみようと思います。

また、今年はネオ・カルテック栽培に挑戦(大袈裟かな?)という事もあり、去年とはまた違った肥料散布量・肥料散布回数等を調整しながら気候の変化に合わせた栽培技術向上を目的とした変化を楽しんでみようかと思います。カルテック栽培の基本部分から大きくズレなければ大コケする事は無いでしょう!(笑)

田植えから2日経ちました。
当たり前の話ですけど、植えて2日ではこれといった変化は全然起きてはいませんね…。(;´・ω・)
坪当たりの植え付け株数が増えた分去年よりはにぎやかです(笑)
例年ですと、普通苗と密苗の生長比較という事で写真が2枚横並びでその成長の違いについて追いかけていたんですけど、今年はオール60株植での挑戦なので写真は1枚で良いので少しさっぱりしましたね(-_-;)

2019.05.31

大忙しの中、田植え作業が終わりました~♪

農作業請負・修理・販売と大忙しの中、自分で作付けする圃場の春耕耘も中々出来ずにいる中、5月24日のイベントも迫ってくるといった感じで、寝ても覚めても仕事に追われる中、やっと田植え作業の全てが終わりました。

スケジュールに追われているからといい加減な仕事をする訳にもいきませんしね…(;´Д`)
例年なら春耕耘の様子だったり、代掻きの様子なんかもこのブログで紹介しながらあれこれ持論を書き込んだりしながらのんびりとした感じで進んでいくんですけど、今年は例年とは全く違うスケジューリングで作業日程を組んだので、いつもとは違う勝手で進んだので大忙しでした。

スケジューリングが変わったきっかけは、先日の農業イベントの”正しい土引きと代の掻き方”の実演指導を務めていただいた松尾氏と話す事があったからなんですけど、裏付けの取れた確かな生きた情報と、正しい耕耘理論など2時間ぶっ続けで聞いた結果、今まで信じ込んでいた情報は全然ダメな情報だったことを知り、ダメな物はすぐに排除が自分のモットーですから早速それを実行してみたという訳です。

良いと言われたことをせず、今までのやり方で…こんな事をしていたら発展も無いですし、良い物も作れないだけでなく、良い情報も入ってこなくなってしまいますから早速試してみた結果から言いますと…アリです!今までなぜやってこなかったんだろう?と思う位アリです。

何をしたかといいますと…代掻きをした翌日に田植えをする!
おいおい…そんな事をしたら土が寄ってせっかく植えた苗がつぶれちゃうよ…と思った方多いかと。
定石として、代掻き後は2~3日土を落ち着かせてから田植えをするという有名過ぎるルールがあります。
が!そもそも”代掻きをゆっくり丁寧にしすぎる”事で土がトロトロになるから”土を落ち着かせる時間”が必要になるとの事…という事は、土がトロトロになる程代掻きをしなければいい訳ですし、水を少なめで掻けば…となり、先日の日記(5月20日更新の記事)で触れたような代掻きをすればいいという結論に至ったわけです。

何かを変えると何かが変わる訳でして。
凄いですね~浮藁全然無いし、綺麗に植えられるし、土も全然寄らないじゃないですか!
勿論!田植機側の油圧感度調整は”柔らかい圃場”設定にしてやるのは必須条件ですが、たったこれだけで浮苗発生率も下がるし、田植機のタイヤで持ち上げる泥の量も少ない少ない!今までって一体…。(;´Д`)
変化を恐れちゃだめですよ!自分が変化しなくても環境は変化しますし、周囲も変化するわけです。
周囲に置いていかれたら…浦島太郎になっちゃうかもですよ?(笑)

今年の田植はヤンマーのYR6D密苗仕様で植えました!
ここ2年、普通苗と密苗での比較実験(2017・2018)を行いましたが、収量・食味共にこれといった差が無い事は確認済みなので、今年はオール密苗でレッツチャレンジ!

2019.05.28

次世代農業&代掻き技術指導研修会は大成功でした!その2

先日行われた5月24日の”次世代農業&代掻き技術指導研修会”は大盛況で終わりました。

さてさて、前回は次世代農業機械の実演・試乗会の様子をお伝えしましたが、今回はもう一つの目玉企画!題して”正しい土引きと正しい代掻きのやり方”の様子をお伝えしようと思います。このイベントに参加された多くのお客様は”正しい土引きと正しい代掻きのやり方”を見たくて来た方も多い模様です。(笑)
それもそのはず!正しい代掻きの仕方を知っている方が殆ど居らっしゃらないのが現実!1枚10aの圃場で2時間かかっても「平らが出ない~平が出ない~」と悪戦苦闘している光景をあちこちで見かけますし、水が多い状態での代掻きをしている方もいれば、少ない水で代を掻いている方もいたり、ロータリーは上げない方が良いと作業機を下げっぱなしで作業される方もいたり、複雑なコースで代掻きする方もいたりで何が正しいやり方なのか情報が錯綜しているわけです。
今回のイベントは何よりも自分自身が”正しい土引きと正しい代掻きのやり方”を知りたかったから開催したというオチなわけですが、代掻きで困っている多くの農家様を助けるにはこれしかない!という訳で、作業機メーカーのコバシ工業にご協力いただき、コバシ最強の実演部隊の神様である松尾氏に来ていただいたという訳です。

何度もトラクターから降りて分かり易く解説する松尾氏
1往復するたびにトラクターから降りて皆様へ”何をすると圃場が平らになるか”を分かり易く解説し、それを食い入るように見る来場された方々の様子。写真に納まりきれない多くの方も真剣に聞いていました!真剣に聞く=知らなかったことだからちゃんと聞く 全員がしっかり聞いていたという事はそういう事ですよね?

来場されていた方々も「魔法のような代掻きだ!」と大興奮でその作業の一部始終を見て聞いて驚いていました。
松尾氏が発した代掻きで注意する事は要約するとこんな感じです。

1:掻き過ぎてはならない
2:ゆっくり作業してはいけない
3:水が多いと上手く代が掻けない


…真逆の事をしている人結構多いんじゃないですか?

1:ドロドロになるまでしっかり丁寧に掻く
2:速く作業すると作業機から泥が漏れるからゆっくり作業する
3:たっぷりの水で掻くと田んぼが平らになる

多くの皆様が行っている代掻きのやり方のその殆どが間違っているという現実を知って、来場された多くの農家様がビックリされていました。実際のところ、イベント日当日の実演圃場を見て「これ水少なすぎるんじゃない?」と多くの農家様から指摘を受けましたが、松尾氏曰く「これでもまだ水が多いですよ」と言われて驚いた農家様がその殆どでした。私自身は4月に松尾氏から代掻きの極意を聞いて実践していた&前日の田植イベント用圃場の仕込み代掻きでその全てを見ていたので、イベント当日の圃場状態を見て「思ったより水が抜けなかったな~」と反省するばかりでした。(-_-;)
先日の記事、自社生産の圃場の代掻きがスタートしましたで掲載した「正にカタログのような代の掻き具合」というコメントを載せたあの写真の圃場は松尾氏のアドバイスを忠実に守った圃場だったんですね~♪
さて…これを見ている皆様は下の写真の水の具合を見て多いと思いますか?それとも少ないと思いますか?

代掻きに大切なことを説明する松尾氏
「代掻きは植える苗を移植するための準備ですよ!居心地の良い環境を整えてあげましょう」と優しく、分かり易く説明していました。

一往復終わって大切なポイントを説明する松尾氏
一気に仕上げて一気に言われても中々実感が湧かないのをよくご存じですね!だから一往復事説明されていたんだと思います。

圃場の均平をする際にヤンマーのトラクターにだけ付いている機能の”チョイ上げ・チョイ下げ”がいかに素晴らしい機能なのかを説明していただきました。最新型のYT3シリーズ以上のトラクターには標準装備されている機能なんですけど、実はEG3シリーズにはオプションで”チョイ上げ・チョイ下げ”ボタンに変更するする事が可能で、自分のトラクターにはこの”チョイ上げ・チョイ下げ”機能を付けてあったにもかかわらず、実際のところどう使ったらよいのかよく分かっていなかったんですよ。(笑)松尾氏の説明でたっぷり理解しました!

松尾氏「このチョイ上げ・チョイ下げを正しく使う事で荒代作業をしながら田んぼの均平がとれるんですよ。」
有言実行!時速4kmの高速荒代作業をしながらどんどん圃場は平らになるじゃないですか…本当に凄すぎます!
松尾氏「このチョイ上げ・チョイ下げ機能が無いトラクターの場合は、ポジションレバーと深さ自動調整機能をうまく併用(ミックスコントロール)する事で可能なんですよ。」とのアドバイスもあり、古いトラクターであってもこの作業は可能であることも説明していただきました。

また、深さ自動調整の便利な一面とどうにもならない部分もある説明も受けられました。
1:深さ自動調整は所詮後出しじゃんけんです。
2:現状の耕耘深さを維持する便利な機能だけど万能ではない。

トラクター及び作業機の姿勢変化を感知して耕耘深さを自動調整する機能なので、圃場の耕盤がボコボコだとその影響をもろに受けてしまうのがトラクターに付いている深さ自動調整機能なんです。だから、「正しい耕耘が行われていな圃場の場合、この深さ自動調整機能が上手く機能しない事があるんですよ」と代掻き作業の前に行われている秋起こし・春起こしの重要性も併せて説明を受けました。

耕耘なだけに深いですね~(笑)
秋耕耘→春耕耘→代掻き…全ては繋がった一連の作業であるという事実。
用事があったため、途中で帰られた方はその全貌を聞くことが無いまま帰宅されたお客様!もし次回が有ったらぜひ最後まで聞いていってくださいね!代掻きが上手く行くもいかないもナント!秋起こしの時点から始まっている真実を。代掻きは一期一会だと思っていた自分が恥ずかしいです。(-_-;)

荒代工程の最終段階の様子
作業幅3.5Mを最大限に発揮すると、この32a圃場の作業が僅か20分少々で終わっちゃうんですよ!しかも均平作業をしながらですよ?(笑)

代掻きが終わった圃場で仮移植をする松尾氏
正しい植え代はどんな感じになっているかを直接苗を使って説明されていました。「掻き過ぎた圃場は苗が倒れるますが、丁度良ければ苗は立つんです。」

今回の研修で使用されたトラクターと代掻きハローは私が所有している機械で、特別な加工がされたものではありません。自分の機械が目の前の圃場を走り回り、圃場の高低差が整わず困っていた圃場が、あの高速作業で嘘のように整っていく様を見て正直に感じたこと。「あれ…俺の機械だよ…ね…?」オペレーターの技量が違うとここまで結果が違うのかと驚きもしましたし、自分の無力さも知りましたし、自分のトラクターの性能の10%も引き出せていなかったんだ…と正直思うと同時に恥ずかしくなりました。
次に松尾氏に出会うその日までに今回学んだことをしっかり反省し、自分の作業はどうであったかをしっかり理解し、それを活かして良い作業が出来るように精進したいと思います。「おっ!五味さん上手になりましたね!」この言葉を言ってもらうという大きな目標が出来た1日でした。

如何だったでしょうか…?
松尾氏が発した”代掻きの極意”の10%も掲載出来ていなんですけどこの文字数ですよ。
先日の記事で、とてもじゃないけど全てを書く事は不可能といった意味がご理解いただけたでしょうか?

名前を出すとまずいので伏字になりますが、あるお客様にイベント日前日(5月23日)にこのイベントの話をし、「このイベントに参加しなければ一生後悔しますよ!」と私から無茶振りなお誘いをし、本来仕事だったにもかかわらず急遽仕事を休まれてご参加いただいた○○様は最終最後の時間(なんと午後5時過ぎ)まで残って真剣に見て聞いて、その知識と技術を少しでも自分に取り込もうと貪欲に見入っておられました。
私が見たくない光景の一つである”耕作放棄地だらけで荒れ果てた圃場”にさせない圃場の救世主であり、長く農業をやっていくんだという強い意志を感じました。こういった意識レベルの高い方がいる限り、この様なイベントを開催したいなって思います。

また、普段は冷静沈着でどっしりと構えている小山町からいらした○○○様も、やはり最終最後の時間まで残ってその作業と説明の一部始終を見て行かれました。「先ずはフロントウエイトだな」トラクターの重量バランスの部分や、その大切さを理解したからこそ出てくる発言かと思います。お越しいただきありがとうございました。

なんと遠く離れた南伊豆町からも4名のお客様がいらっしゃいました。
この方々も最終最後の時間まで残って必死に疑問点をぶつけて松尾氏から回答をもらっていました。この姿勢が明日の農業を変え、明日の自分の作業が変わっていく方々なんだと思います。若い方の参加&質問攻めは松尾氏も嬉しかったようですよ♪遠路はるばるお越しいただき本当にありがとうございました。

御殿場・仁杉の○○様。
午前も午後も参加していただきありがとうございました!このお客様には公私ともに大変お世話になっている方で、5月24日のワイズボートの実演圃場として元気よく育っている圃場を気持ちよく貸して頂けました。見た事も無い機械が大切に育てた稲の植わった圃場を激走する…田んぼが荒れてしまうかもしれないのにそれでも気持ちよく場所を提供していただけました。本当にありがとうございます!大きくなってきた稲の圃場でも使える事を皆様に周知出来た事は○○様のお陰です!心より感謝いたします!

本来であれば来場されたお客様一人ずつ伏字(個人情報の観点から)になってしまいますが、お礼のメッセージをここに書き込みたいのですが、明日の朝までかかってしまうので省略させていただきますが、ご来場いただいたお客様本当にありがとうございました。ここで得た事を来年の代掻きに活かせることを願っております!

そして、このイベントを支えてくださったヤンマーのスタッフの皆様、コバシ工業のスタッフの皆様に心より感謝いたします。メーカー様もこのイベントの為にスケジュールの調整や機械を用意し、機械の運送費・人件費・その他経費等をご負担いただき本当に心苦しく思えます。しかしながら、多くのお客様に参加していただき、驚きと感動をお届けできたことが何よりの成果だったと思います。

メーカー様にはまたご迷惑をおかけしますが何卒こういったイベントの際にはお力添えの程よろしくお願いいたします。私一人ではとてもできない規模のイベントが無事成功できたのも、メーカー様のご協力と、参加していただいたお客様のお陰だと思います。本当にありがとうございました!

最後にイベント日当日の代掻き直後に田植えを行った圃場の様子を写真にて掲載いたします。(5月26日撮影)

松尾氏による高速荒代掻き→仕上げ代掻き→直後の田植を行った圃場の様子
今までの常識で考えたら代掻き後、中2~3日置いてから田植えをしないと土が寄ってせっかく植えた苗が倒れてしまう…今までその言葉を信じて作業日程を組んでこられた方如何ですか?写真をクリックすると大きく表示されますよ。苗…抜けていますか?土が寄って圃場が荒れていますか?真直ぐ綺麗に植えられた苗は田植え後の入水でも全く抜ける事は無く、無事にその移植された位置に留まっています。

田植翌日(5月25日)にちょろ水で入水を開始し、現在水深1~2cmで所々地面が出ている程度で本当に綺麗な代が掻けた証拠ですね!松尾氏が参加された皆様に伝えたメッセージとその実演の結果がこれです!素晴らしい実演ありがとうございました。

また、不織布を使った超軽量(株元の重量不足により苗が立ちにくい)&密苗を使ったにもかかわらず綺麗に植えてしまう所が流石はヤンマーの田植機ですね!

2019.05.26

次世代農業&代掻き技術指導研修会は大成功でした!その1

先日行われた5月24日の”次世代農業&代掻き技術指導研修会”は大盛況で終わりました。
今話題の省力化田植えの密苗田植機・液剤・粒剤が散布できる農業用ドローン・フロアブル剤が散布できるラジコンボートといった”省力化”を主軸とした研修会だったんですけど、それとは別の”技術を身に付ける事で出来る省力化”という伏線のテーマを形にしたのが”正しい土引きと代の掻き方研修”を同時に行わせてもらったんですけど、これがまた大盛況で、来場されたお客様は本当に満足していました。

代掻きの常識って”春起こしの終わった圃場に水を入れて土をドロドロにしながら田んぼを平らにする作業”って印象ありませんか?まあ…その通りと言えばその通りなんですけど…。でも!正しい代掻きのやり方って実際のところどうやったらいいんだろう?ってのが本音だと思います。それを解説付きで教えてもらえる技術指導実演だったら…来る価値ありますよね?(笑)

見に来られた方は「いや~本当に勉強になったよ!!」と大変満足しておられましたよ~♪
来なかった方!来られなかった方!残念でした!こんなチャンスもうないかもしれませんよ?(笑)

代掻きの実技指導の話はまた後日に掲載させていただくとして…。

研修会前半が終わって取った集合写真♪
仕事を抜けてこられた方や、午後からの用事があったりで途中退席された方も結構いらっしゃいましたが、前半戦が終わって撮った記念写真の様子ですが…皆さん笑顔ですよね!主催者としては本当に嬉しい限りです!

ヤンマーさんも頑張ってくれましたよ!
ヤンマー自慢の超省力化田植機・YR8D密苗仕様+自動操舵のGPS付き田植機!
ナント…この田植機は来年発売の試作モデルなんですよ?ベース田植機は現在発売されているYR8D密苗仕様なのでお披露目が出来たんですけど、普通は試作モデルなんてまず見られるものではありませんからね~♪
田植え実演中にも知っていればこその嬉しいこそっと話の声が…「苗あれだけじゃ戻ってくるまでに苗が無くなっちゃうんじゃないの?」いえいえ大丈夫!ヤンマーの密苗は通常の1/2~1/3の苗箱使用数で植えちゃうから大丈夫なんですよ~ってね。余裕で片道100M圃場も帰ってこられるんです。ヤンマーの密苗田植機の凄さを感じ取ってもらえたのではないでしょうか?

また、ヤンマーのGPS田植機は最大15基のGPSを使って自動運転してくれるのでその精度が違う!
ハンドル操作はGPSと後輪の車軸の回転差等を計算しながらの複合修正を行う機構だそうで、本当に真直ぐ綺麗に植えてくれるんですよ!しかも自動操舵と速度固定機能を同時作動させることで”オペレーターが田植えをしながら苗補給までできてしまう”という究極のコスト削減・省力化が可能です。しかも…密苗ですからその苗補給ですら少しで済んでしまう訳ですから、田植えをしながらオペレーターは運転席で休むことまでできちゃうわけですよ!

凄い時代ですね~自分も田植えのオペレーターやるからわかるんですけど、まっすぐ植えるために全神経を研ぎ澄まして作業に集中するので本当に疲れる作業なんですよね。ところがこの田植機はA点・B点を決めてしまえば直線作業は全て田植機任せで作業が可能。ターンする時だけ人が操作するだけなので、本当にただ人が乗っていればいい訳です。直進時はお茶を飲もうが苗補給しようが何をしようと自由です。ただし!お昼寝はダメですよ?(笑)A点・B点を超えて自動運転を解除しないと強制エンジンストップにより自動停止してしまいますのでお昼寝だけはダメです。しかし、万が一の事態に備えた安全機構もばっちり考えられていますね。

試乗の準備が終わったYR8Dの様子
畦際に合わせてA点B点の設定が終わり、1往復終わったところで試乗の準備完了!どなたが乗るのか楽しみですね!

実際にYR8Dに試乗された靖雄君
「ホント真直ぐに植わるし、この田植機凄く良いですね!」と大満足のご様子♪しかし綺麗に植えてありますね…。1時間前に代掻き終わったばかりですよ?

ヤンマーのこだわりの逸品第二段はワイズボート!
簡単なスペックを説明させてもらうと、機体重量は13kgで軽トラにも楽々搭載できるサイズで、薬液は最大で10L搭載可能なので、最大2町歩の圃場にフロアブル剤が散布可能です。また、ラジコンボートには運転操縦資格というものが存在しないため、買ったその日から誰でも楽しくワイズボートを走らせることが可能です。
10a当たりの作業能率ですが…僅か2~3分で散布が完了するという優れモノ!水深3~5cm推奨なんですけど、1~2cmの水深でも作業できちゃうから凄い!
お勧めの使い方としますと、草の生えていない田植えの時は除草剤の同時散布はせずにそのまま田植を行って、田植え後1週間位で初中期一発剤(フロアブル剤)を散布し、約1か月後に散布する中後期剤(フロアブル剤)を散布するといった使い方が理想です。また、稲の背丈が結構大きくなっても使えるので、いもち病の薬剤なんかもこれで散布が可能ですからその使用用途は意外と多いんです。

ナントこのワイズボートは”ラジコンヘリの世界大会で優勝した日本人”の方が設計しているそうで、全くの素人でも大変扱いやすく作られており、農作業を主に行う高齢者の方でも簡単に持ち上げられるサイズと重量に設計されているのも大きなポイントで、簡単な操作感と直進安定化機構など優れた機構が満載で、子供から高齢者まで誰でも楽しく作業が出来るという大変優れたマシーンです。

自分の正直な感想ですが…もう楽しいのなんのって!農薬撒かなくても無駄に田んぼでワイズボートを走らせたくなる!それっくらい楽しいんですよ!!農業を通して遊ぶとか楽しむってキーワードは自分の求める農業の主軸のテーマなので、これ買っちゃおうかな…(笑) 
使い方によっては…圃場の表層剥離した個所をこのワイズボートで激走したら浮いた表層剥離も沈むんじゃないかな?薬も使わず、水位もいじらず、浮いた表層剥離を遊びながら潰せたら…これメッチャ良くありませんか?ヤバッ本気で欲しくなってきたぞ…結構このブログを書きながら発見する事も多いんですよね…(笑)

フロアブル剤散布用ラジコンボート ワイズボート
直進安定化機能も搭載しているので、風が吹いている日でも安心して精密な散布が可能です。ってかなによりもこれを動かすのが面白い!

圃場内を気持ちよく激走するワイズボート
稲や圃場に全く悪影響の出ない”牛乳”を模擬散布資材として圃場に散布してみました。液剤(牛乳)の広がる様子を確認しました。

ヤンマーのこだわりの品第三弾は農薬散布用ドローン MG-1
次世代農業研修会当日のドローンオペレーターはヤンマーの天沼氏!(もちろんドローン資格保有者)
ドローンを飛ばす頃になったら結構強めの風が吹いてきたんですけどね、そんな風をものともしない正確・精密な操作で来場されていたお客様を驚かすと同時にドローンが持つ潜在能力の高さや、ヤンマーのこだわりが詰まった優れた性能を遺憾無く発揮されていました!

ドローンは液剤(フロアブル剤)も粒剤も散布できる大変優れた機構で、大規模圃場~小規模圃場や変形田など様々な圃場に対応できるのも嬉しい。操作も簡単そう?(自分はまだ資格未保有なので)でプロポ(操作機)にアンドロイド端末(スマホとかですね)をセットして空中から地上の様子も分かる様ですよ?マニュアル操作→マニュアル薬剤散布や、マニュアル操作→位置決め→自動運転→自動薬剤散布といった形で資格を取ってしまえばだれでも思い通りの作業が可能です。

農業用ドローンMG-1の本体価格は税別115万円!(安くなりましたね~)
バッテリーは1個で税別14万円!約10分程度の飛行が可能で、複数個所有しなければなりませんが、重たい動力散布機を背負っての作業は激減しますし、精密散布により除草剤の効きも間違いなく上がるはずです。
その他にも専用バッテリー充電器税別20万円・トランシーバー(プロポ)税別12.5万円等お金は少々かかりますが、その恩恵はすさまじいはずです。

自分も近い将来ドローンの操作資格を取得しようかと思っております。
これからの日本の農業は大きく変化しそうですね!

農薬散布用ドローン MG-1
アームを折りたたむとこんな感じでコンパクトになるので、軽トラにも簡単に積み下ろしが出来ますね!カーボン部品が多くカッコいい!

農薬散布用ドローン MG-1
当日は来場された方が被爆しない様に純水を使っての模擬散布でしたが、空中散布の様子に皆様驚かれていました。

今回はヤンマーさんが持ってきてくれた機械をメインで紹介しましたが、如何でしたでしょうか?
メーカーは素晴らしい商品を開発しますが、実際の商品を目にする事は意外と少なくカタログでしか見る事が無いのが殆どかと思います。販売店がこんな事を言ってはいけないんですけど…正直な話、カタログって良い事しか書いてないんですよね…「コスト削減のためにこの部分は弱いですよ」なんて書くはずもありませんし、「この部分は正直使いにくい」なんて事を書く事は絶対にありませんが、実演会ってその商品に直接触れる事が出来るとても貴重な時間だと思います。(使いやすい・使いにくいは本人の感じ方次第なので)
機械に直接触れる事で「この部分良いな~」というカタログに書いてない事を発見できるかもしれませんし、ヤンマーのワイズボートはなぜ良いのか?という開発エピソードに触れる事で実際に動かしてみたら、凄く操作しやすかったという部分もラジコンヘリの世界チャンピオンが設計したからなんだな~って。会場に来て、見て、聞いて、触れてみなければわからない事がいっぱいあります。

ラジコンボートを使ってフロアブル剤を散布する

ただこの目的はどのメーカーも変わりませんが、どうせなら使いやすい機械の方が楽だし、次もまた使いたくなるって思いませんか?当店主催の実演会は売りつける事が無いので是非安心して遊びに来てくださいね!

次回は正しい土引き&代掻きの仕方研修会の模様をお伝えしたいと思いますが、正直言って講師の松尾氏の技術・知識量が半端ではなく、その全てをお伝えするのは不可能!会場に来られた方が松尾氏から発せられるそのメッセージをキャッチできたかと思います。やはりこういったイベントって会場に来ないと伝わらないものが本当に多いと思います。

5月24日 次世代農業研修会を行います!(告知2回目)

5月21日の大雨のお陰で圃場にもしっかり水が入りました!
事前にちゃんと春起こしも終わっておりますので準備はほぼ問題無し!
研修開始後、一発目の田植実演圃場は5月23日に代掻きしておきますので”代掻き直後の田植”も観られます。

この研修に参加された方は多くの発見と、今までの常識って一体何だったの?
という衝撃に襲われる事間違いなし!ぜひ皆様のご参加お待ちしております!

令和元年(平成31年)5月24日に御殿場カントリーエレベーター上の圃場にて次世代農業研修会を行います!
次世代農業と言えば”無人・省力化・ICT技術の導入”など、今までの常識を覆す新しい農業の時代が到来!

研修会当日の日程

1:商品説明
2:YR8D密苗仕様+GPS付き田植機を使っての田植え実演
3:農業用ドローンを使っての空中模擬散布
4:土引き&代掻き実演
5:代掻き後の圃場にてワイズボートの実演
6:代掻き直後の圃場での田植え実演

日時:令和元年(平成31年)5月24日 AM10:00~PM2:00頃迄
場所:御殿場カントリーエレベーター上の圃場(ヤンマーののぼりが目印)
参加費:無料
持ち物:しっかり学びたい方はお弁当持参


ヤンマーからは話題の4機種の展示・実演を行いますよ~♪
乗用田植機/
YR8D/密苗&GPS仕様
乗用田植機/
YR6D/密苗仕様
農薬散布用ドローン/
MG-1
ラジコンボートの除草剤散布機/
ワイズボート

作業機メーカーでおなじみコバシ工業からも4機種の展示・実演を行います♪
サイバーハロー/
TXF350
オート畦塗り機/
XRS751(ガイア)
コバシローター/
KJM180
ツーウェイローター/
FTF181T(予定)

ヤンマーからの実演機は話題の田植機”YR8D/密苗/GPS仕様”と”YR6D/密苗仕様”がやって来る!
今年は8条植えの密苗仕様+簡単操作で”直進時の自動操舵”をアシストしてくれるGPS田植機を用意しました。
苗箱使用数・育苗培土の数・苗箱を運ぶ数・苗箱を洗う数のその全てが1/2~1/3という超省力&大幅なコスト削減が出来る夢のような田植機です。周辺機器は既存の物がそのまま使える(苗箱・播種機・培土・種もみ)ので田植機を変える以外は特別な出費は全くありませんのでご安心を!
(当社も近年購入予定ですが、6条にしようか8条にしようか悩んでます)

重作業&農薬精密散布の救世主!ヤンマーが誇る農薬散布用ドローン/MG-1
今年一番の注目株?農薬散布用ドローン/MG-1による実際の空中散布を実演予定!圃場の大型化に伴い、田圃内に侵入しての動力散布機での作業から解放されるのは本当に大きなメリットですよね!
(実は自分もこれが一番楽しみだったりします♪)

資格不要!ラジコンボートを使ってフロアブル除草剤が撒けるワイズボート
資格取得や、保険の心配が一切ないラジコンボート除草剤散布機/ワイズボートによる圃場実演も予定!
(機械本体は見たことがあるものの…実際に圃場で動くのを見るのは自分も初めてですよ!)

作業機メーカーからはコバシ工業が応援に来てくれます!

作業機を知り尽くしたコバシ工業の技術スタッフが”正しい圃場の土寄せと代の掻き方”を実演&技術指導してくれます!使用するトラクターは私の愛車”EG334/N-spec2”に”コバシサイバーハローTXF350”を装着しての実演作業となります。(この日ばかりは私もしっかりその作業を見て勉強します)

最新の農業を見て聞いてそして技術も身に付けられる来て損は一切ない内容となっております!
注意:昼食の用意はしておりませんのでお弁当持参にてご参加ください。

2019.05.20

自社生産の圃場の代掻きスタート!

春起こしも一段落し、ホッと一息つく間もなく今度は代掻きがスタート!
GW中は恐ろしく静かだったのは一体何?という位ここ最近は修理依頼の仕事がバシバシ来ます(笑)

春起こし直後に圃場へ水を入れると、土の吸水力が凄く良いんですよね。
春起こし→代掻き→田植え というごく当たり前のスケジュールなんですけど、例えば”春起こし後1ヶ月経過してから代掻きして、代掻き後2~3日経ってから田植え”というスケジュールってよくあると思うんですけど、春起こしから時間が経つと圃場の吸水力落ちていませんか?雨が降って土が水を含んで…その水が抜けて土が締まってを繰り返すと段々土が固くなって終いには中々水を含まない土へと変化した頃、水をしっかり張って代掻きへ…みたいな感じ思い当たりませんか?

中々見た目ではわかりにくい”土の硬さ”によって吸水力が全然違うんですよね。
その結果、代掻き前の数日水を入れておいたからもう大丈夫だろうと代掻きを開始してみたら土がガンガン水を吸って、代を掻いてるのにボソボソの土になったなんてよくありませんか?んで、水が入るのを暫く待って無駄に時間がかかる。かと言って代掻き前にず~っと水を張っておくと「何時になったら代掻きするんだ?水は貴重なんだぞ!」って言われかねませんしね…。

という訳で、今年はスケジューリングを変えてみました。
春起こしを遅らせて代掻きの数日前に春起こしを完了させ、春起こし直後に圃場へ入水。
代掻きの前日に入水をストップさせ、自然と土に水がなじみつつ水位が下がるのを他の仕事をしながら待つ。
いざ圃場に行ってみると…いい感じのヒタヒタ水で代掻き準備バッチリOK!という具合に。

しかも!代掻き時って”土にさえしっかり水を含んでいれば余計な水は要らない”という事を発見しました!
代掻き時に水が多いと藁が浮いちゃうし、均平がとれたかどうか全然分からなくなっちゃうんですよね。
その結果、田植え前後の浮藁除去が必要になるのか否か!凹凸ハッキリで除草剤の効きも悪いという良い事何も無し!というわけで、代掻き時には余計な水が無い状態で行うのが吉ですよ~♪

というわけで、下記の写真はそもそも春起こしを遅らせて春起こし直後に入水し、前日に水を入れるのをやめて水が引いた頃代掻きを行ったという条件で行った圃場ですが如何ですか?
代掻きハローのカタログのような代が掻けたんじゃないですかね?(笑)
こんな水加減でも低い所には水が溜るので土引きもどこに移動したら…が意外と分かり易いんですよね。

外周1回目の代掻き
正にカタログの様な抜群の代の掻き具合!

代掻きが終わった圃場
結構良い感じに掻けたんじゃないですかね?

代掻き前のヒタヒタ水の圃場
レベルの低い位置に水がある程度の水加減

代掻きが終わった圃場
浮藁無し!均平ほぼほぼOK!

2019.05.16

やっと春耕耘が終わりました!

GW中は静かだったものの…GW明けから一気に忙しくなってきた今日この頃。(笑)
「今日はお客さん来なさそうだな…今の内に耕耘に行ってこよ~っと」という感じでちょくちょく自社作付けの圃場の耕耘に行ったり、請負田植作業の定日から逆算して代掻き作業に出かけたりと頻繁に耕耘用ロータリーと、代掻きロータリーを組み替えながら今時期に至るのですが、トラクターのクイックヒッチって今更ながら本当にありがたい代物だな~って(笑)作業機の組み換え1~2分で終わっちゃうわけですから本当に助かりますよ。

さてさて…そんなこんなでやっと春耕耘作業が終わりました!
って周りの圃場を見ると代掻きも終わり、綺麗に苗が植えられているではありませんか!(笑)
この出遅れた感は毎年の事ながら「ありゃ~」て思いますよ。(笑)

今月の24日に行う農業研修会の会場となる圃場の耕耘が無事終わりました!
コバシから来る最強の技術主任!松尾氏による”土引き&代掻き実演”を行う圃場の春起こしが終わったわけですが、事前の打ち合わせで「軽く土引きとかして下準備しておきますか?」と聞いたところ、「いや、春起こししたままの状態に土にしっかり水を含ませてあればいいですよ」と強気な回答が。(笑)

1枚30aの圃場が2枚ある訳ですが、内1枚は私が前日の内に土引き&代掻きを行っておくので”すぐに田植機の実演が出来るように準備をしておきますが、もう一枚は”春起こしが終わって土に水を含ませただけ”の状態にしておきます。仕込みがあったら面白くありませんし、この研修会に来られる方は”目の肥えた玄人”ばかりですからね!

そんな圃場の春耕耘が終わりました~&自社作付け圃場の春耕耘が終わりましたという報告でした。
当然ですが、ちゃんと理想耕耘理論で耕耘しておきましたよ~♪

代掻き実演を行う圃場
中々綺麗に耕耘できているんじゃないですかね?御覧の通り本当にただ起こしただけです(笑)

先に田植を行う圃場は写真奥の圃場
奥側の圃場は23日に代掻きを行う予定の圃場で、奥側は自分が代掻きしますので笑わないでくださいね(笑)

2019.05.14

理想耕耘速度で耕耘してみました。

先日アップした”理想的な耕耘速度とPTO回転数”で他の圃場も耕耘作業を行ってみたんですけどやっぱり違いますな!下の写真は掛け値無しの”草ボーボー圃場”を理想耕耘で普通に耕耘してみた様子なんですけど、土塊の大きさなんかから”実は2度耕耘したんですよ~”なんてオチが無いのはご理解いただけるかと思います。
参考データとして降雨後4日空けての耕耘という事ぐらいで特筆すべき事は何もありません。

使用トラクター/ヤンマーEG334(N-spec2) 使用作業機/コバシKJM180(4SYDX)
車速/2.5km/h PTO/2速/540rpm エンジン回転数/1950rpm 耕耘回数/1回 耕耘深さ/12cm

圃場の硬い個所ではロードモニターが一時的に80%付近まで上昇するものの…普段は50%付近で安定。
流行りの低燃費耕耘でも特に問題無しで理想耕耘が可能という事が証明されました。

上記の数字はあくまでも”参考数値”として発表しているものです。
私が使っているトラクターと作業機の組み合わせとしての数値なのでどのトラクターでもこれが当てはまるかと言うとそうではありません。トラクターのメーカーが変われば”エンジン特性”(ヤンマーのエンジンはトルクフルな特性)も違いますし、同じ型式のトラクターであっても馬力が違えば当然上記の数値は変化しますし、使用する作業機や装着されている爪によってもまた変化するものなので、鵜呑みにはしないでくださいね!

私が愛して止まないトラクターの”ヤンマーEG334”はI-HMTという無段変速トランスミッションが標準装備されているので、エンジンは規定回転まで回さずとも車速の上限設定を3.5kmに設定した状態で、無段階車速調整ボリュームで車速2.5kmに合わせる事で簡単に理想耕耘速度が選べるという訳です。
メーターパネルに表示される最高速設定はあくまでもエンジン全開での数値表示なので、規定回転数以下しか回さない(1950rpm)場合、トラクター側の最高速設定は3.5kmで、無段階調整ボリュームを100%にした場合に出る車速は2.5kmという具合になる訳です。

ヤンマーの機械って結構マニアックな作りをしているんですよね…(笑)
機構を理解すれば物凄く使いやすく、思った作業が意のままに行えるという理想的な機械が多い気がします。
しかし!他メーカーとは明らかに違う構造故、とっつきにくさもあるかもしれませんね…でも自分は好きですが。

農業経営という観点から見れば”低燃費”という事は凄く重要ですし、儲けるためにはまずコスト削減です。
コスト削減に一役買ってくれるのが”低燃費耕耘”なわけですが、良い耕耘無くして良い作物も減ったくれもありません。目先のコスト削減という餌に食らいついた結果、良い耕耘が出来なかったなんて話にならぬようご注意ください。削るべきコストと削ってはいけないコストをよく考えてくださいね!

草がいっぱい生えた圃場
圃場全体に草がびっしり!どれだけ綺麗に反転できるか比較するには非常に分かり易い圃場ですね!

理想耕耘で耕耘してみました。
凄いですね~ロータリーの性能差もあるかと思うんですけど、一発でここまで綺麗に鋤き込めましたよ!

2019.05.13

代掻き前の土引きはこのタイミングで!

その年の田んぼの生育を決めるといっても過言ではない大事な作業の一つ”代掻き”
自分で米作りする前って「どうせ田植機で荒らしちゃうのに農家さんは何であんなに頑張って圃場を均平にするんだろう?」と思っておりましたが、水稲の勉強をするほどに代掻きの重要性を知りました。稲の生育のバラツキ・除草剤の効きの良し悪し・田んぼを干したい時に渇くか否か?といった具合に圃場内の管理がしやすくなるだけでなく、人の手で出来る稲への思いやりの作業でもあるんですよね。

さてさて…代掻き前に行う土引きによる均平作業ですが皆さんはどのタイミングで行っていますか?
春起こし直後の乾いた状態?荒代掻き後のタイミングで?植え代掻き前のタイミングで?
やり方は様々あるかと思うんですけど、実は”春起こし後の入水時に行う”が正しい土引きのタイミングなんです。

春耕耘 → 圃場に入水 → 代掻きハローに組み替え → 代掻きハローで土引き → 均平作業 → 代掻き

「別に荒代掻きした後でも良いんじゃないの?」と思われる方も多いかと思うんですけど、きちんと春起こしされた状態って”圃場の凹凸が一番ハッキリと表れる状態”なんです。この状態の圃場に水を入れると土の高い部分は露出しますし、低い部分は水没します。土に水を含ませないと思ったように動いてくれないので圃場全体が水没する様にたっぷりと水を入れて圃場全体の土に水を含ませます。
水が自然と引いて来るのを待ち(数日?)、田圃の8割程度土が露出した時が土引きのタイミングです。

当たり前の話ですが、水はどんな時でも”水平”を保とうとします。
水没している箇所はレベルが低く、土が露出している箇所はレベルが高いのです。
水が多すぎるとどこが高くてどこが低いのか全く分からなくなってしまうので水は少なめが理想です。
先ずは田圃全体の見取り図を紙に書き、どこが高くてどこが低いのかをメモしておくと良いと思います。

土引き均平作業をするときの一番大切なことは、”比重の重たい土を動かす”事が重要です。
水を入れた状態で1掻き~2掻きしてしまうと”花泥が浮いてきます”(俗に言うトロトロの泥です)
この花泥をレベルの低い場所に動かしても水が引くと案外土は沈んでしまうので結果的に均平がとれません。

下記の写真は春起こし後、少し時間がたった状態へ水を入れながら均平作業を行ってみ間様子です。
代掻きハローのリヤカバーレーキを”土引き状態”にして前進・後進を繰り返しながら高い所から低い所へせっせと土引きを行った後、リヤカバーレーキを代掻き作業に変更した後タイヤ痕を消しつつ1掻き始めた様子ですが如何ですか?タイヤ痕でボコボコだった圃場が一撃でここまで綺麗に平らになります。
土引きしている時って水が入った圃場の中をトラクターが走り回る事でそれだけでも代掻きと同じ効果が得られるんですよね(笑) 代掻き作業=土を練る事 無駄にゆっくり代掻き作業する必要も無いんです。

写真をよく見ると圃場内を縦横無尽に走り回ったタイヤ痕と線のような凹凸が見えると思います。
この線のような凹凸はリヤカバーを土引きにして引っ張りまわすと圃場に残る跡です。
1掻きしてしまうと、土が柔らかくなりすぎてリヤカバーロック(土引き)状態で土引き作業をすると、一度に土を持って行き過ぎてしまうので逆に土引きが難しくなっちゃうんです。

騙されたと思って入水後に”1掻きする前に土引き”してみてください。
高い所の土って案外動きにくいので調整がしやすく、安心してリヤカバーロックで土引きが出来ますよ。

土引き作業が終わったら後は”掻き過ぎにならない程度”に代を掻いて終了です。

この圃場は春起こし後ある程度時間が経過しており、何度も雨が降って水が溜っては引いてを繰り替えた圃場だったようで、土が固くなってきている状態だったためリヤカバーロックで土引きをするも中々土が動かず苦労しましたが、逆に土を動かし過ぎてしまう事は無かったため、レベル調整はかなりしやすかった圃場でした。

ヤンマーYT222・コバシPLR221土引き&代掻き作業
少なめの水量で圃場全体の凹凸を確認した後、リヤカバーロックで土引き作業を行った後、1回目の代掻き作業に移った様子です。トラクター通過直後なのにゴソゴソしている箇所は土に十分な水が含まれていなかったのでこの様になっていますが、2回目(仕上げ掻き)に同じ個所を通ると綺麗に凹凸も消えます。土に空気を含んで盛り上がっているだけなので水と一緒に練り込むことで消えるのでご安心を。

2019.05.06

正しい耕耘速度ってご存知ですか?

圃場での畦クリーン試運転を終え、大満足な結果にご満悦な気分で春耕耘作業を続行。
この時、小雨の降る中の午後6時を過ぎ周囲も暗くなってきましたが、ヘッドライトと作業灯を55WのHIDに変更してあるEG334/N-spec2は爆光なので何の障害も無く作業を続ける事が出来ます。(車内の液晶モニターの光を感知して周囲が暗く映っていますが、実際は物凄く明るいですよ♪)

さてさて・・・タイトルにあります”正しい耕耘速度ってご存知ですか?”恥ずかしながら…自分もつい先日まで知らなかったんですがね、やっぱりあったんですよ!正しい耕耘速度というものが!
中々こんな部分まで掘り下げてブログで情報発信する方も少ないとは思うんですけど、私は発信しますよ~♪

耕耘理論て言うんですかね…?
ロータリーは爪が回転する事で土を砕きつつ土の上下を反転させる訳ですが、深く考えてみるとですよ?”ロータリーの爪は回転しながら移動している”訳ですよね?じゃあ…理想的な耕耘スピードはあるのかな?という疑問にぶつかる訳です。

”トラクターとロータリー”による耕耘作業を”人と鍬”に置き換えて考えてみましょう。
トラクターの走る速度は人が動く速度に置き換え、ロータリーの回転数は鍬を1分間に何回振り下すのかに置き換えてみます。さらに耕耘深さは鍬を振り下ろす力の量で耕耘深さが決まると思えば実感が湧きやすいのではないでしょうか?(鍬を軽く振り下ろせば土の抵抗(減速エネルギーが鍬に加わる)に鍬が負け、浅い個所で鍬の動きは止まるし、逆に力を込めた量が多ければ、鍬は土のより深くまで突き進めるので深起こしとなります)

鍬を使って耕耘する場合、人は後方に移動しながら作業するわけですが、1分間に5M移動しながら鍬を30回振り下した場合と、1分間に10M移動しながら鍬を30回振り下した場合では1Mあたり鍬で起こした回数は3回なのか?6回なのか?という話になり、鍬による1Mあたりの理想的な耕耘回数は一体何回なのか?という風に考えてみると面白くありませんか?トラクターの場合、車速とPTOを何速にするかで1Mあたりの耕耘回数が変化しますよね?

鍬を使って耕耘する場合、①鍬を振り下ろす→②てこの原理を使って土を起こす→③鍬を振り上げる→④後方に移動する→①に戻る…という具合に移動と停止を繰り返しながら耕耘するわけですが、トラクターによるロータリー耕耘の場合移動と停止は存在しません。”常に動きながら耕耘をしているという点が大きな違いとなります。

「別に…ロータリー耕耘は爪軸が回転しているから関係ないじゃん?」と思ったあなた!
そうじゃないんですよ!爪軸は円運動をしながら前方へ移動しているんです。厳密に言えば耕耘作業とは爪の内側(爪は内側へ曲がっていますよね?)でてこの原理を使って土の反転という仕事をする訳ですが、耕耘速度(トラクターの車速)が早すぎる場合、回転運動しつつも爪の裏側で土を押さえつけてしまうという力が働きます。(両手で耕耘爪の動きを再現しながら歩いてみるとイメージが伝わりやすいかな?もしくは…一切止まることなく前進しながら鍬で耕耘したら鍬の裏側で土を押しますよね?)

逆に耕耘速度が遅すぎる場合、同じ個所を反転反転を繰り返してしまう事で”起こし過ぎてしまう”という現象が発生します。何が言いたいかと言うと…”固くなった土を砕きながら土の上下を反転させたい”というのが耕耘の目的ですが、起こし過ぎるという事は180度反転させるはずが270度反転させてしまったり、360度反転させてしまうと…土は砕いたものの一回転させただけという”反転が上手く行われていない”という本末転倒な事が発生するという事実を知りました。(言われてみると確かにそうだってなりませんか?)

プラウ(トラクターで牽引して使う作業機)耕耘の場合、高速で土を切り裂きながら上下の土を綺麗にひっくり返す作業機なんですけど、草や藁などの鋤き込みはロータリー耕耘のそれとは別次元の綺麗な反転をするので”起こし過ぎ”と言う概念はありません。じゃあコレ(プラウ)さえあればロータリーは要らないのかというとそういう訳では無く、砕土性はロータリーの方が優れていますし、低速から中速までマルチに使えるという面でもロータリーは優れています。プラウ耕は”走りながら作業機を下す”という必須特性から圃場の角等では”残耕が必ず発生する”という面も持ち合わせていますし、”高速牽引必須”(高速牽引しないと土がひっくり返らずにまた元の状態になってしまう)と言う面もあるのでどんなトラクターでも使えるかと言うと答えはNOです。となると…いつでもどこでもという面で万能作業機はロータリーなんですね。

農協さんの肥料袋にも書かれているじゃないですか!良い作物は土作りからって(笑)
肥料っ気が多い少ないってだけの話ではなく、良い耕耘をする事で良い土になっていくのかなって思いまして。

さてさて本題ですが…正しい耕耘スピードって一体何km/hなのかと言いますと…。
車速 2.5km/h 爪軸回転数 PTO/540rpm
爪の裏側で土を極力押さず、理想的な反転が出来る速度と爪の回転数(PTO)だそうです。
嘘だと思うなら別に信じてくれなくても良いです。自分の信じる道(やり方)を貫いてください。(笑)

でもね…トラクターの運転席近くに必ずあるんですよ…適正作業速度早見表ってやつが。

畦塗り・深耕/副変速○速/主変速○速~○速
ロータリー耕耘/副変速○速/主変速○速~○速
代掻き/副変速○速/主変速○速~○速

その機械(トラクターや作業機)を設計・開発・製造しているんですからね…メーカーが公表している適正速度に嘘は無いと思いますよ?トラクターのタコメーター(回転数計)の所には十中八九あると思うんですけど、2500回転付近にPTO1速/540rpmって印が。ここにエンジン回転数を合わせる事が基本中の基本ですよ~って。


最近流行りのエンジン回転数2000rpm耕耘って確かに燃費良いんですけど、PTO回転数きちんと540回転に合わせていますか?車速大丈夫ですか?燃費を重視するあまり本来の目的である
”固くなった土を砕きながら土の上下を反転させたい”という目的からズレてはいませんか?

耕耘理論や理想的な耕耘速度を知る前の自分は…
エンジン回転数2000rpm 車速3.2km PTO1速/400rpmで耕耘しておりました。
上記の法則に当てはめてみますと…車速/速すぎ 爪軸回転/遅すぎ
アチャ~って感じですねこりゃ…。(-_-;)

メーターの表示切替で”ロードモニター”(エンジンに掛かっている負荷メーター)をリアルタイム表示で使っているんですけど、下記の写真の設定(エンジン回転数2000rpm 車速2.5km PTO2速/540rpm)にしてみたところ負荷は60%前後で推移していたのでとりあえず問題無しかな?今年の春耕耘はこの設定でやってみようと思います。

午後6時過ぎの草がいっぱい生えた圃場の耕耘
雨が降る中でしたけどキャビン付きなら外的要因関係無しで作業できるのは嬉しい限りです。

基本に忠実な設定で耕耘してみました。
エンジン回転数2000rpm 車速2.5km PTO2速/540rpm 綺麗に鋤き込みますね…。

2019.05.02

恐らく日本初?KJM180+アゼクリーン試してみました!

先日お伝えした私の耕耘用ロータリー”俺のKJM180/4SYDX””アゼクリーン””リヤーヒッチ”を装着した”俺のKJM180/4SYDX-Ver2”を実際に圃場で試してみたのでその模様をお伝えします。

今年買っていただいたフル電動木製整地板の試運転が終わり、日暮れも迫ってきた午後4時過ぎ、予定していた修理・試運転等の仕事が終わったので自社作付けの圃場の春耕耘作業へ出かける事に。
実際にアゼクリーンを試してみた圃場は当店近くの自分が作付けしている圃場。
5枚ある圃場の内、1枚だけ高くそびえたつコンクリートの擁壁がある圃場で試してみました。

コンクリートの擁壁がある圃場ってホントに気を使いますよね~(;´Д`)
コンクリートの壁と激突したら100%機械が負けちゃいますからね!際まで攻めるとガ~リガリ…戦ってはいけない相手です。トラクター・田植機・コンバインの共通の敵です。

そんな最強の敵”コンクリートの壁際”にはこれまた困った存在の”たくましく育った雑草”が群生しています。
こ奴の処理には農家の皆様本当に難儀しているかと思いますが、自分も今年戦ってみました!

流石にトラクターの全長分を処理できる畦際処理は存在しないので、アゼクリーンが届かないカ所のみ使い慣れない鍬を使って下処理を行いましたが結構疲れますね~田んぼ一周これをやったら…ガクプルですね(-_-;)

圃場の内周耕耘が終わり、いよいよ外周の作業です。
アゼクリーン自体の深さ調整と角度調整を行って、いざ作業開始!

「ん~こりゃ~たまらん!」

たくましく育った雑草がベロベロと剥がれるではありませんか!
しかも!コンクリートの擁壁とロータリーとの接触は一切なし!素晴らしいですね~♪
擁壁際に群生していた雑草を見事に田んぼの内側に反転させることに成功したので、アゼクリーンを収納してもう一度ロータリーで耕耘し雑草共を土の中に鋤き込んでやりました!うっしっし~♪緑肥になってしまうがいい!(笑)

この畦クリーンという商品は、本来サイドディスクで前処理を行ったうえでそれでも残るコンクリート畦畔際を処理するために作られた品なので、畦クリーン単品で使った場合、反転しきれなくなってしまう場合があるのでご注意ください。(社外作業機のKJMには”反転板付きディスク(オート)”が存在しないので、深さ自動も効かせた状態でコンクリート畦畔処理をする場合にはアゼクリーン単品で使うしかありません)

とは言っても、これだけ畦際を綺麗に反転できれば文句なしですよ。因みに…サイドディスク+アゼクリーンを使うともっと綺麗に仕上がるんですけどね(笑)お金をかけた価値ありました!

畦際処理をする俺のKJM180/4SYDX-Ver2
気持ちいい位たくましく育った雑草の群れをベロベロと剥がしていきます!

ミラーを見ると思わずニヤッとしてしまいます♪
気軽に畦際の草と戦える仕様にパワーアップしました~♪(しかし凄い草の量です)

5月24日 次世代農業研修会を行います!

前代未聞の10連休GW始まりましたね!(現在4月27日)

令和元年(平成31年)5月24日に御殿場カントリーエレベーター上の圃場にて次世代農業研修会を行います!
次世代農業と言えば”無人・省力化・ICT技術の導入”など、今までの常識を覆す新しい農業の時代が到来!

今年もやりますよ~!

日時:令和元年(平成31年)5月24日 AM10:00~PM2:00頃迄
場所:御殿場カントリーエレベーター上の圃場(ヤンマーののぼりが目印)
参加費:無料
持ち物:しっかり学びたい方はお弁当持参


ヤンマーからは話題の4機種の展示・実演を行いますよ~♪
乗用田植機/
YR8D/密苗&GPS仕様
乗用田植機/
YR6D/密苗仕様
農薬散布用ドローン/
MG-1
ラジコンボートの除草剤散布機/
ワイズボート

作業機メーカーでおなじみコバシ工業からも4機種の展示・実演を行います♪
サイバーハロー/
TXF350
オート畦塗り機/
XRS751(ガイア)
コバシローター/
KJM180
ツーウェイローター/
FTF181T(予定)

ヤンマーからの実演機は話題の田植機”YR8D/密苗/GPS仕様”と”YR6D/密苗仕様”がやって来る!
今年は8条植えの密苗仕様+簡単操作で”直進時の自動操舵”をアシストしてくれるGPS田植機を用意しました。
苗箱使用数・育苗培土の数・苗箱を運ぶ数・苗箱を洗う数のその全てが1/2~1/3という超省力&大幅なコスト削減が出来る夢のような田植機です。周辺機器は既存の物がそのまま使える(苗箱・播種機・培土・種もみ)ので田植機を変える以外は特別な出費は全くありませんのでご安心を!
(当社も近年購入予定ですが、6条にしようか8条にしようか悩んでます)

重作業&農薬精密散布の救世主!ヤンマーが誇る農薬散布用ドローン/MG-1
今年一番の注目株?農薬散布用ドローン/MG-1による実際の空中散布を実演予定!圃場の大型化に伴い、田圃内に侵入しての動力散布機での作業から解放されるのは本当に大きなメリットですよね!
(実は自分もこれが一番楽しみだったりします♪)

資格不要!ラジコンボートを使ってフロアブル除草剤が撒けるワイズボート
資格取得や、保険の心配が一切ないラジコンボート除草剤散布機/ワイズボートによる圃場実演も予定!
(機械本体は見たことがあるものの…実際に圃場で動くのを見るのは自分も初めてですよ!)

作業機メーカーからはコバシ工業が応援に来てくれます!

作業機を知り尽くしたコバシ工業の技術スタッフが”正しい圃場の土寄せと代の掻き方”を実演&技術指導してくれます!使用するトラクターは私の愛車”EG334/N-spec2”に”コバシサイバーハローTXF350”を装着しての実演作業となります。(この日ばかりは私もしっかりその作業を見て勉強します)
田植時期ですので実演・技術指導は代掻き作業のみとなります。

最新の農業を見て聞いてそして技術も身に付けられる来て損は一切ない内容となっております!
注意:昼食の用意はしておりませんのでお弁当持参にてご参加ください。

2019.04.25

今年の畦塗り無事に終わりました。

タイトルを見て「今頃畦塗りが終わったの?」と思われた方も多いかと…。(笑)
農業機械屋さんをやりながら、請負農業&自社作付け農業もやるとなるとこんな感じになります。(;´Д`)

やはり機械屋さんなので修理・販売を最優先で動いています。
それと同時進行で天気予報を見ながら大まかな予定を組んで、周囲の田圃の水分状態などを確認しながら「○○さんの圃場の畦塗りは水持ちが良いから2日後に予定を入れて…」みたいな感じで予定を組んだり、「この位の水分なら春起こしには問題ないかな?」といった感じで急遽、耕耘用ロータリーに付け替えをして作業をして…ってな感じで請負作業をこなしていると、自分が作付けする圃場は一番後回しになっちゃうわけですね~(笑)

今日は畦塗りに適した水分だな~作業に行ってこようかな?と思っていたら、そんな日に限って商談のお客様や、修理依頼のお客様がたくさんいらっしゃって作業に行けなかったり、ここ最近ず~~~っと雨が降らなかったので、中々自分の作付けする圃場の畦塗りに行こうにも土中の水分量が少なすぎて畦塗りに行けなかったんですよ。

畦塗り理論ってある意味簡単と言えば簡単です。

「畦は寄せた土で出来ている」
「畦の硬さは作業速度で決まる」
「人の手で握って固まらない土は固まらない」

たったこの3つなんですけどね~これが結構難しい(笑)
硬くて高い畦を作りたければそれ相応の土の量が必要なわけですよ。
しっかり寄せた土(これは畦塗り機の設定次第)を畦塗り機でバシバシ叩いて固く強く締めるから出来る訳ですが、作業速度が速ければ当然!叩く回数が少ないので強い畦にはなりませんよね?
でも!土中の水分があまりにも少ないと土を寄せて叩きはしたけれど、結局固まらないという具合に。

しかも!同じ田圃であっても場所によって水分量が結構違うんですよね~(;´Д`)
水分が多い場所を0.5km/hで作業すると練りすぎて上手く塗れなかったり、水分が少な過ぎればどんなにゆっくり走っても全然いい畦にはなりませんし。単純な作業ではあるんですけど”ドストライクな条件”が揃う事って中々無いんですよね(-_-;)

今年の畦塗り作業を終えて反省すること。
新規で塗る畦ってどうしても寄せている土量が少ないので、畦強度が低いので崩れやすい印象です。
そんな訳で、昨年稲刈り終了後の未耕状態の圃場で秋の内に畦塗りを実施してみたんですよ。

稲刈り → 畦塗り → 土作り資材散布 → 秋耕耘 → 畦塗り → 春起こし →代掻き 

流石に昨年の秋に塗った畦は強度も下がってきているし、崩れてきている所は崩れて来たなって感じです。
畦塗りの条件として大切な”畦は寄せた土で出来ている”という理論から言うと、稲刈り後の未耕状態から秋畦塗りをしたことで、サイドディスクで削ったように畦際の土が無くなってしまいます。
この状態のまま翌年畦を塗ろうとすると”無い土は寄せられない”という事で秋起こしを行って土が減った個所に土を補充しておいたわけですが、畦塗り作業における大切な前提条件がある事をつい先日知りました。

畦塗りをする場合は未耕状態が良い

なんとなんと!未耕状態の方が土中の水分変化が少なく畦塗りに適した水分を維持しやすいとのこと。
新規畦作成という理由はあったものの秋畦塗り→秋起こし→春畦塗りというスケジュールには無理があった模様。

昨年の秋に畦塗りをした弱った畦の様子
注目のポイントは芝の生えた元畦と、秋畦塗り機で塗った畦の高さが揃っていること。こんな感じで高さが揃った畦が常に塗れたらいいんですけどね…。草刈りも楽ですし、見た目もキレイ。
また、稲刈り後の切り藁が寄ってしまう前に畦を塗ったので、強い畦の必須アイテムである藁の含有量が多いのも見てとれると思います。

秋畦塗りをした個所を改めて春畦塗りした様子
注目すべきは昨年秋に塗った畦の高さが低くなってしまっていること。
土が締まって低くなったのなら仕方が無いんですけど…秋起こしをしたことで田面の強度が低下している状況下での畦塗りであったため、トラクター及び畦塗り機自体が潜っている証拠。
未耕状態での畦塗りが良いとされる所以はこれか?

新たに塗った畦塗りが”低畦”になってしまった事には思い当たる節があるんですよ。
ここ最近あまりにも雨が降らず、土中の水分が低下してしまった事で”畦塗りが出来ない状態”になっていまして。(4月21日現在)
天気予報によると4月23~24日にかけてまとまった雨が降る予報で、この雨が降った後の畦塗りとなると中3~4日空けて畦塗りとなると…4月28~29日頃となり、農家の皆さんが一気に代掻き&田植えを行われている頃かと。
いや~流石にこんな時期に畦塗りは出来ないですよ…畦塗りしてて修理に行けないなんて言えません。(笑)
そんな訳で仕方なく4月21日(日)の日中に田んぼに水を入れて土中の水分補給を行った訳です。
勿論!水を入れる量も程々で、水分過多にならない程度の水を入れて2日寝かせて圃場全体の水分を落ち着かせてからの畦塗りを行った訳ですが、やはり昨年秋起こしを行った事で”田面の地耐力が低下し保水力が向上した”事が原因とみられる”機械の沈み込みによる畦の高さの低下”を招いたかと思われます。

天気と共存しなければならない農業の難しさをまた一つ学びました。
田面の地耐力(硬さです)が低下した状態ではトラクターも畦塗り機も沈み込むわけで、沈み込んだ高さを基準に畦を塗っていくので、高い畦を塗ろうとしてもそれは不可能という話です。(水分が多ければなおの事)
ポジションレバーで作業機を中釣り状態にすれば見た目は高くなっても重さが掛かっていない為強度は無い。
耕耘をして柔らかくなった土は水分を貯め込める容量が増えるって事ですね。

来春畦を塗る場合、田圃の外周は”未耕状態をキープ”する事で天候に左右されにくい畦塗り作業が出来る。
塗り終わった畦の高さは”未耕状態”による”地耐力”がものを言うので非常に大切なポイント。

~ まとめ ~
1:田圃の外周は未耕状態で秋起こしを終了する
2:畦の硬さは作業速度と作業機の重さに依存する
3:人の手で握って固まる程度の水分量が望ましい

2019.04.22

えへへ♪耕耘用ロータリーを改造しましたよ~♪

請負畦塗り作業も一段落したところで、時間を見つけては自分が作付けする圃場の畦塗りも進行している今日この頃、春作業第二段階の作業はやっぱりコレ!”春耕耘”じゃないですか。
耕耘作業の請負も少しずつ増えて来たんですけど、ロータリーの天敵!コンクリート畦畔が結構多くて、限界まで寄って耕耘したらロータリーのチェーンケースが結構ダメージを受けちゃったんですよ。( ノД`)シクシク…

前々から考えていたんですけどね、愛車EG334/N-spec2にマッチングさせている耕耘用ロータリーのコバシ/KJM180に畦際処理を付けようと思っていたんですがね、メーカー(コバシ)に聞いたところ…畦際処理の”サイドディスク”の設定はあるものの、コンクリート畦畔用の畦際処理できる物は無い”との返答…マイッタネコリャ。
「そのような物はありませんよ」と言われて引き下がってやるものかよ!(笑)という事で、何とかならないものかとあれこれ考えてみたわけですよ。

まあ…文章で説明するのは難しいんですけど、コバシ純正指定のサイドディスクキットは”ディスク取り付けブラケットが長く、サイドディスクをロータリーの前にも後ろにも取り付けが出来るロングタイプの物”が採用されているけど、一般的なサイドディスクと違って”ワンタッチ反転機構が無いサイドディスク”しかないわけですよ。(使う時はピンを外して使用位置に合わせてからピンを入れて固定して、使い終わったらピンを抜いて逆向きにセットしてまた固定する)これが結構ネックでして…まあ一言で言えばセット・収納が面倒くさいんですよ。(笑)

んで!コバシ仕様のサイドディスク取り付けブラケットを使用する案は却下!
じゃあ…どうする?サイドディスクの大御所!ジョーニシさんに直接聞いてみたところ、「コバシ/KJM用の取り付けブラケットと反転板付きディスクはありますよ」との回答が!しか~し!「残念ながらオート用の反転板付きディスクはありません」これまたズッコケなオチがありまして。(笑)

反転板付きディスクを注文する時気を付けてくださいね!単なる反転板付きディスクはアームが短い分、整地板の横の延長レベラー部分を外して使うか、整地板全体を持ち上げた状態(深さ自動が使えない状態)で使用するしかないので、深さ自動を使いながら畦際処理をしたい場合には”オート用反転板付きディスク”を注文してください。

下の写真(KJM180)を見ますと、ロータリーのリヤカバー(整地板)の両脇にある延長リヤカバー部の着脱が出来ない仕様なんですよ。(純正ロータリーはネジで着脱可能)となると…リヤカバーを上げた状態での作業しかできないので、深さ自動を使っての畦際処理が出来ないだけでなく、四隅の耕耘開始時に圃場の外に泥をばら撒く事になっちゃうわけです。(後処理を考えたらやらない方が良いかなと)(;´Д`)

改造前・俺のKJM180/4SYDX(後ろから)
リヤカバーがカーボン仕様の世界に唯一の俺仕様です!カッコいいでしょ?(笑)

改造前・俺のKJM180/4SYDX(横向き)
この角度から見ると…自慢のカーボン仕様は全く見えませんね…(;´Д`)

まあ…そんな訳で話が少し脱線してしまいましたが、本当は何をしたかったかというと!
標準3P仕様の特権!ロータリの右前側にサイドディスクを装着(純正ロータリーにはできない)し、その後ろにコンクリート畦畔に対応できるジョーニシのアゼクリーン(反転機構付き)を装着したかった
わけですがね、前ディスク仕様はセット・収納が面倒なのでやりたくない!だからと言って後ろディスク+アゼクリーン仕様だとオート(深さ自動)が使えなくなってしまうという事で…やってやりましたよ!
KJM用ジョーニシ仕様のディスクブラケット+アゼクリーンキットを組み合わせて反転機構付きのコンクリート畦際処理できる特殊ロータリーが完成しました!うひ~こりゃたまらん!(恐らく日本初?)実はこの仕様、注文セットコードも存在しないので普通には注文できない組み合わせなんですよ?

サイドディスクを付けたくなったら…まあまた考えるとしよう!(笑)

純正ロータリーってリヤーヒッチ(培土器付けたりする鳥居みたいなアレ)が純正で付いているじゃないですか。
KJM180/4SYDXってゲージホイル(前尾輪)が純正で付いているんですけど、リヤーヒッチが無いんですよね。
何と言うか…有るべき物が無いと何か寂しいし、なんか弱そう…?的な感じするじゃないですか!(笑)

はい!そんな訳で見た目強化も含めてリヤーヒッチ付けちゃいました!税別65000円!うひ~Σ(・□・;)
値段は張りますが、やっぱりリヤーヒッチが付くとずいぶんたくましくなった様に見えませんか?(笑)
農業は見た目も重要ですよ?カッコいい機械って乗っててワクワクするし、楽しいじゃないですか♪

このリヤーヒッチにある物を付ける事が本当の目的なんですけど、それはまた次回という事で♪
今日の所は”俺のKJM180/4SYDX/Ver‐2"完成という事で♪
さあ!パワーアップした相棒でガンガン耕耘するぞ~♪

改造後・俺のKJM180/4SYDX(後ろから)
リヤーヒッチが装着され見た目も機能もパワーアップ!反転機構付きのアゼクリーンでセット・収納も楽ちんです♪カーボン仕様が引き立ちますな!(笑)

改造後・俺のKJM180/4SYDX(横向き)
リヤーヒッチ装着のお陰で物足りなかったサイドアングルも良い感じに♪アゼクリーンは使用状態にするとこんな感じで、後方への張り出しも少なめで良い感じにまとまりました!

2019.04.12

春作業の一発目はやっぱりこれ!畦塗りです!

春作業の一発目はやはり畦塗りです。

畦塗りはやっぱり春起こし前が良いです。
秋起こしから時間も経って土も落ち着いてきていますからね…トラクターの姿勢変化が少なく綺麗に塗れますね。

1年前を思い返してみますと…3月・4月は本当によく雨が降ったんですよ。
依頼を受けていた畦塗り作業は、田圃の水分が多すぎて中々畦塗りに行けなかった事を覚えています。
今年はそのような事にならない様にと、3月後半の雨があまり降らなかった時期を狙って依頼分の畦塗り作業は一気に終わらせてしまいましたが、畦塗り作業って天気を気にしながら行う作業なので本当に気を使います。
田圃の水分が多すぎればグデグデの即壊れてしまうような畦しか塗れませんし、乾き過ぎていてもやはり上手に塗れないんですよね…。乾き気味の場合、側面は比較的綺麗に塗れても天場はどうしてもモフモフになってしまうので”畦としての機能はしている”けど見た目が…という具合になってしまいます。

さてさて、下の写真は依頼分の畦塗りが終わって一息ついたところで自分が作付けする圃場の畦塗りの様子ですが、実は…昨年の秋起こし前に一度畦塗りしておいたんですよ。
自分が考える畦塗り理論はズバリ!”無い土は寄せられない!”まあ…当たり前と言えば当たり前なんですけどね、ワンシーズン通して1回しか塗らない畦ってどうしても翌年にはものの見事に崩壊していませんか?(笑)
ならば、秋起こし前に一度塗ってしっかり土を寄せた状態から翌年の春にもう一度塗ってあげれば丈夫な畦が出来るのではないか?という事で実験的に昨年の秋塗っておいた畦をもう一度塗り固めてみたわけです。
まあ…決して崩れない畦なんかある訳ないんですけどね?すぐに崩れる畦ってのもなんか寂しいじゃないですか。そんな訳で去年から仕込んでおいた実験を今年試してみたわけですが、どの程度持つ畦になるか楽しみです。
因みに自分が行う畦塗り作業の設定値は以下のような感じです。
エンジン回転数/2000rpm PTO/1速(400rpm) 車速/0.5km前後

田圃の水分状態(少し多めでしたが)もまずまずで、中々上々な仕上がりじゃないですか?
畦を塗ると真新しい気持ちで”さあ!今年も稲作り頑張るぞ~!”って感じで気合が乗りますね!

今年は1~3月が暖かかったせいか圃場内には草の存在が目立ちますね。
田圃の草だって桜と一緒で積算温度で芽を出すわけですから当然と言えば当然ですね。
この後に控えている春耕耘作業でしっかりと大地に鋤き込んで”緑肥”にしてやりますよ!(笑)

昨年秋に塗っておいた畦をもう一度塗る!
やはり雨の少ない季節は畦の崩壊も少ないですね~実験のために塗らなくても良さそうな畦をガッツリ塗りました!

畦塗りしながら後方をパシャリ♪
いや~いつもこれ位綺麗に塗れたら言う事無いんですけどね~。毎年少しずつ田圃の形を修正してます。

2019.04.10

4月です!そろそろ田植えの準備が始まりますね!

今年の冬は暖かかったですね…。
冬と言えば…趣味のスキー!非圧雪エリアを滑るのが大好きという私ですが、スキー場も深刻な雪不足。
1月に友人と一緒に長野県の白馬に行ったのですが、厳冬期の1月だというのにゲレンデ下のエリアは雪が少なく、地面の土が露出している箇所があったり、岩が飛び出している箇所もあったりする始末で、如何に雪が降らなかったかを物語っています。毎年の恒例となっている1月末頃に行く、北海道のニセコ遠征以外ではパウダースノーを満喫できないままスキーシーズンが終わってしまいました。( ノД`)シクシク…

年間降水量はある程度一定しているので、1・2月に降らなかった分の雨が3月の声を聞き始めたころから一気に雨が降り出しましたし、4月に入ってから雪が降ったりと今年はどのような陽気になるんですかね…?
5月の連休に田植えをされる方ですと今が籾撒きの時期になる訳ですが、この季節外れの雪のお陰でビニールハウス内でストーブを焚いたりと苦労された方も多くいらっしゃるのではないかと…。

雨もある程度の間隔で降っている分には全く問題ないのですが、集中して一気に降るような陽気は決して歓迎できません。今時期ですと畦塗り機を持っている方はそろそろ畦を塗りたくなる時期なんですけど、田圃が水浸しでは綺麗な畦も塗れませんしね…困ったものです。

昨年の内に畦塗りはしておいたので今年無理に塗らなくても良いのですが、やはり気持ちよく米作りするためにはキッチリ畦も塗って新鮮な気持ちで挑みたいものです。(笑)
畦塗りが終わると、春起こし→代掻き→田植え→日々の水見と稲の観察が始まる訳ですが、また今年もこの時期がやって来るんですね…今年はどのような発見があるのか楽しみです。

昨年はヒエ用の除草剤のクリンチャーの使い方を失敗しまして。
ヒエに良く効く除草剤なんですけど、同じイネ科の稲にも効いてしまうので今年は反省を活かしたいと思います。

2019.03.13

長野県・野辺山にジョンディアトラクターを見に行ってきました。

ちょっと前のネタなんですけど…お正月休みに家族揃って群馬県・草津温泉に行った帰り道、トラクターが好きで好きでしょうがない息子の為?(笑)に帰り道の進路を少し変えまして…長野県経由で自宅に向かう途中にあるヤンマーアグリジャパン㈱ 関東甲信越支社 野辺山支店さんに立ち寄らせてもらいました。

以前、ヤンマーの青年部の勉強会でこの野辺山支店さんにお邪魔させてもらった訳ですが、流石は畑作地帯という事もあり、田植機・コンバインの販売実績無しという驚きのお話を伺ったり、畑には生産調整と言われる”作物を出荷せずに捨てる”という事がなぜ必要なのか?というお話を伺ったり、周囲の農家さんが協力し合って”連作障害”を出さぬよう畑を交換し合いながら別の作物を作っているというお話を伺いました。(レタスを作った後キャベツを作る等)

このエリアで使用されるトラクターは大型の100馬力オーバーor小型の20馬力以下という両極端なトラクターが使用されている様で、100馬力オーバーのトラクターは耕耘・消毒・野菜の出荷といった使われた方をし、20馬力以下のトラクターはマルチ張り等に使用される様です。

自分もそうなのですが…息子もジョンディア社のトラクターが大好きでして。(笑)
デザイン・存在感・色合い・耐久性その全てが好きなんですよ!という事で、ヤンマーアグリジャパン㈱ 関東甲信越支社 野辺山支店さんに行けば”生ジョンディアトラクター”が拝めるという事で、お邪魔させてもらった訳です。

しかし生で見るジョンディアは本当にカッコいいです!
店舗のすぐ脇には新車のJD6130Rが展示されていましてね、童心に帰って写真を撮りまくりました。
いつかは本物のジョンディアを買って農業をするのが自分の夢なんですよ?(笑)

トラクター置き場には十数台のジョンディアがありましたが、凄いスケールですね~♪
スタッフの方が「運転席座ってみますか?」と思ってもみなかった嬉しいお声がけが…(>w<)
自分が真っ先に乗りたいのを我慢して、先ずは息子を運転席に座らせてもらうと…それはそれは嬉しそうで、大はしゃぎしている息子を見る自分も嬉しくなってしまいまして。(笑)

本物のJD6130R!
130馬力で価格は何と2100万円だそうですよ?
家一軒分の価格ですよ!?凄いですね~(-_-;)
いつかはこれに乗って仕事をしてみたいですが…米を何俵売ったらこれを買えるかな…う~ん…中々遠い目標になりそうです(笑)

本物のYT5113!
ヤンマーのホイールトラクターの最大サイズのトラクターもありました!ジョンディアと比べると少し小さいのですが、やっぱり大きいですね(-_-;)
ジョンディアが大人気のエリアだけあってフロントウェイトもジョンディア純正のウェイトが組まれていましたが、一体何kgウェイト背負っているんだろう?(笑)

2019.02.26

ハーフクローラーの意外な使い方を発見!

実はですね~ハーフクローラーの裏ワザを発見してしまったんですよ(笑)

最近の9月の天候って雨が多いと思いませんか?その結果、コンバインで刈ってはみたものの…圃場がグチャグチャでクローラーによる轍だらけにしてしまって、秋耕耘が大変だったなんて話ありませんか?(笑)

なんと!ハーフクローラーの構造的な副産物のお陰で轍が結構消えちゃうんですよ!
前輪でタイヤ痕を作ってしまうのはホイールトラクターも一緒なんですけど、後輪部分の構造の違いから、ハーフクローラーは前輪が作った轍をクローラーが踏みながらある程度綺麗に均してしまう事を発見したんですよ!
これは凄い発見です!ハーフクローラーすげって感じですよ!その様子を下の写真で!

自分が作る田んぼの中で最も水捌けの悪い圃場に突撃する前のワンシーン。
トラクターから覇気の様なものを感じませんか?「さあこのグズグズの圃場をどう料理してやろうか?」って感じで(笑)
機械とよくお話をしながら作業をする自分ですが、トラクターの本気を垣間見た瞬間ですよ。(笑)

愛車のコンバインAG467&EG334が有機資材散布で走り回った結果、目も当てられない程荒らしてしまった圃場をハーフクローラーで耕耘してみた様子です。
流石に一撃では綺麗な耕耘状態にはなりませんが、一発でここまで綺麗に耕耘してしまうのがハーフクローラーの凄さなんですよ!ホイールなら…こうはなりませんよね?

これだけ綺麗に起こせてあれば春耕耘で相当綺麗になっちゃうかと思います。
その後に続く代掻きへの布石でもありますからね~秋起こしで轍をある程度消せるって結構重要なんですよね。

そしてもう一つの報告が…。
これはハーフクローラーだから出来るって話ではないんですけど。(笑)
右下の写真にご注目!何か違和感を感じませんか?
そうなんです…四隅に必ず残るはずのタイヤ痕が全くないの分かりました?
外側の耕耘を後回しにしようが、先に外側の耕耘をしようが必ず残るタイヤ痕が無いんです。

うっしっし~♪この理想的な耕耘ラインが気になる方!お店に遊びに来てください。
もちろん無料で教えますよ。四隅に残るタイヤ痕以前から気になっていたんですよね(笑)

今年最後の秋起こしをしている圃場
この大きな圃場を時速2.4kmでのんびり耕耘していいますが、自分が起こしてきた様子を見ながらその仕上がりにご満悦です。

車内から記念にパシャリ♪
夢の四隅タイヤ痕ゼロを達成した記念に車内からパシャリ♪このライン取りをマスターすればどなたでも簡単にこんな感じの仕上がりが出来ますよ。

2019.02.19

ハーフクローラートラクターの凄さと、メンテナンスをしてみました。

先日はハーフクローラトラクターのメリットとデメリットについて触れてみました。

今日のテーマはハーフクローラーの凄さと、使用後のメンテナンスをしたことについて触れてみたいと思います。
ハーフクローラーの凄さという点ではとにかく!轍に対してハンドルが取られにくいという圧倒的な直進安定性。
直進安定性がどれだけ凄いか!そのイメージが伝わりやすいように写真多めでお伝えしていきたいと思います。

下の写真4枚は、同じ圃場のある一部分を撮影したものになります。
圃場には先日有機資材を散布する際に走ったトラクターのタイヤ痕がくっきり!さらに一雨降って轍には水まで溜まって”グチャグチャ”の圃場を耕耘するという一番ハンドルが取られて作業しにくい個所での検証です。

圃場にはタイヤ痕がくっきり残って、ハンドルが取られまくる本当に嫌な条件の圃場を直進しながら耕耘している様子です。
このまま進むと右前方に見えるタイヤ痕にハンドルを取られそうです!右に寄ってしまったら残耕が出来て残念な結果になってしまいます!

ところがどっこい!右前輪にご注目!轍にハンドルを取られる事無く真直ぐ進む事が出来ました~♪ホイールトラクターなら…ハンドルを取られて残耕が出来てしまっても不思議ではないワンシーンですね。
予定通りに真直ぐ耕耘が出来るって本当に有難い!ハーフクローラーの威力を垣間見た瞬間です。

クルッとターンして…隣接耕耘ですが、注目ポイントは2つ!先程起こし終わった隣の列が綺麗に耕耘されていますよね?真直ぐ進めた証拠です。
左前輪には先程よりも強烈なタイヤ痕が…ホイールトラクターならドリフト確定の轍があるのですがハーフクローラーならどうなるんでしょうか!?

轍の存在なんてなかったのではないか?という位あっさりと抜け出せました。凄いですね~ハーフクローラー!
あれだけの轍を無視して狙ったラインを真直ぐ進めるトラクターってハーフクローラー&フルクローラートラクター位ではないでしょうか?
思ったラインでキッチリ仕事がこなせる…それがハーフクローラーの大きなメリットです。

上記の4枚の写真から優れた直進安定性の様子…伝わったでしょうか?(笑)

構造改田された圃場は作土も浅く、基盤がしっかりしているので潜って困るような圃場は少ないんですけど、透排水性が悪くいつまでもグチャグチャした”乾かない圃場が多い”のも現実かと思います。(写真の圃場も透排水性激悪の圃場です)ハーフクローラーは条件を限定して使うには本当に素晴らしい機械だと思います。

さあメンテナンスの時間だ!

さてさて…あれだけ水が溜った悪条件下での秋起こしを行った訳ですが、心配なのはハーフクローラーの泣き所である後輪部分の小さな車輪たちの存在です。
車輪の軸受け部分はボールベアリングとオイルシールで構成されていますが、泥や水が入る可能性は十分ありますので、お客様から借りてきた大切なトラクターですから、足回りの泥をしっかり洗ってからグリスアップしてご返却~という事で先ずは洗車から。

洗車のやり易さに関しては圧倒的にホイールトラクターですね…。(-_-;)
コンバインの足回りの洗車ほどではないにしろ、やはりそこはクローラーですね…綺麗になったつもりでもあちこちに泥がこびりついて中々綺麗になりません!ホールトラクターの3倍近く時間をかけて洗ってようやく納得の仕上がりになったのですが、正直言って綺麗好きには「あ~もう!!」って思うと思います。(笑)

頑張って仕事をしたトラクターの泥汚れもスッキリしたところで、作業場に入れてグリスアップの時間です。
車軸の袋ナットを外し隠れたグリスニップルから、グリスガンを使ってグリスを圧入していくと…泥水が車軸からグジュグジュと出てくるではありませんか!こんな状態で使っていたら車軸のオイルシール&ボールベアリングは壊れてしまいますからね…。車軸から噴き出してくるモノがグリスだけになったらほぼ完璧にグリスで充満したという印です。

この様に”ハーフクローラーは使った後毎回グリスアップ”が必須のトラクターと思われます。
「面倒だなぁ~」と思われるのでしたらグリスアップしなくてもいいですよ?機械屋さんの餌食になりますが。
車軸の修理って結構大変なんですよ?車体をジャッキアップして、クローラーのテンションを緩めてからクローラーを外し、車輪をばらして、車輪内部を洗浄してから中身の車軸・ボールベアリング・オイルシールを交換して、組付けが終わってからグリスアップして…後は逆手順で完成するわけです。
しかも!クローラー部分が地面に接地していると少しのガタ位では診断できないんですよね…。
むき出しの車輪ですから案外交換は簡単そうに思えるかもしれないんですけど結構大変なんですよ?(笑)

そんな訳でハーフクローラーに実際に乗ってみての感想から、メンテナンスまで触れてみたのですが、これをお読みになった方!次に買うならハーフが良いか?ホイールが良いか?判断の足しになれば幸いかと思います。
流行りというだけで買ってしまうには、値段も高く、メンテナンスの必要性も高く、ランニングコストも高い機械ですから、よ~~~く考えたうえで買うようにしてください。

私にはEG334/N-spec2というホイールトラクターがあるので、2台目に買うならハーフを買おうかな?と思いますが、何時でもハーフを使おうかと思うかというと答えはノーです。時と場合に応じて使い分ける感じで使いたいですね。(だってハーフばかり使うとランニングコストでまいっちゃいますから)

2019.02.06

ハーフクローラートラクター乗ってみました!

田圃でしっかりハーフクローラートラクターを体験!

写真にもありますように中々田んぼが乾く時が無い昨年の秋。
カルテック土作りでは湿り気はあった方が良いので、完全に乾いた状態よりも水分はあった方が良い訳ですが、自分のトラクター+コンポキャスターを使って”鶏糞+ラクトバチルス+硫安+田畑の大将”を撒いたわけですが、地盤の固まっていない圃場を走り回ったおかげで、圃場内はタイヤ痕とそこに溜まる水がたっぷりある中での秋耕耘となりました。

トラクターに乗る誰しもが思う事!
乾いた圃場は起こしやすい!柔らかい圃場は起こしにくい!タイヤ痕やクローラー痕の有る圃場はもっと起こしにくい!さらに水が溜った状態なら…もういや~!って感じではないでしょうか?(笑)
柔らかい圃場って真直ぐ走る事すらままならず、耕耘の為に走ったタイヤ痕すら消えにくいですしね~(;´Д`)

そんな訳で、過酷な条件下での耕耘が決まっている状態なので、悪条件下に強いと噂のハーフクローラートラクターで耕耘してみたい!という事で、当店のお客様に交渉してハーフクローラートラクターを借りてきた訳です。
このハーフクローラートラクターは良い面と悪い面を併せ持つ諸刃の剣であることは間違いないのですが、どの程度まで悪条件下でも仕事が出来るのか?じっくり乗ってその性能を検証してみたいと思います。

圃場はコンバインとトラクターで荒らした凸凹の圃場。
2日前にしっかり雨が降って、クローラー&タイヤ痕にはしっかりと水が溜っているという状況です。

ハーフクローラートラクターに乗ってみての第一印象。
圃場内の直進安定性の良さはホイールトラクター(普通のトラクターですね)と比べて段違いに良いです。
乗り心地も、後輪の安定感&イコライザー機構の働きにより上下運動が少なく、荒れた圃場をスムーズに走破!
ただし…直進したら、いつかは旋回しなければならないのが世の常ですよね?
旋回性は…う~ん…圧倒的にホイールトラクターに軍配が上がります。(全然小回りが利かない)

ハーフクローラーの構造的問題なんですけど”接地面が広い”事で接地圧が低く、潜りにくい特性から”悪条件・湿田に強い”という大きなメリットもあるけれど、牽引力が強いという特性は、言い換えると機体を前へ前へと押し出す力が強いうという事でもあります。その結果!ハンドルを命いっぱい切って前輪倍速がガンガン働かせても中々曲がらないという厄介な面もある訳なんですね。(もちろんフロントウェイトは80kg装着済み)

しかしあれですね、ハーフクローラーに慣れてくるとこの機械ならではの”ターンのやり方”ってものが理解できてきて、ホイルトラクターに比べて1工程多くはなるけれど結構小回りが利く乗り方を発見しました。
ターンにかかる時間と行程数が多くなるのはデメリットですが、悪条件下の圃場の耕耘にはかなり良いのも事実。
コンバインや、肥料散布の為に走ったトラクターのタイヤ痕をモノともせず走破できるのは本当にありがたい。

耕耘精度に関しては、後輪の上下運動が少ない分ハーフクローラーの方が凹凸の少ない耕耘が可能。
通常の耕耘もそうですが、代掻きや畦塗りには特にこの安定性が威力を発揮するんじゃないかな…?
面白い発見はこれだけじゃないんですよ?前輪が通った後にバッチリとタイヤ痕が付くわけですが…その後ろを走る後輪であるクローラーが通過すると、前輪で掘った穴をある程度埋めちゃうじゃないですか(笑)
これは凄い!当然、タイヤ痕が小さくなった後をロータリーで耕耘するわけですからタイヤ痕は綺麗に消えちゃうわけです。コレにはたまげましたね(笑)

耕耘の仕上がりを重視する方にはハーフクローラーという選択肢はアリだと思います。

ただ…良い面もあれば悪い面もあるのが世の常というもの。
一見、全てにおいてホイールトラクターより勝っているハーフクローラーですが、デメリットもあるんですよ?
まずは機体重量ですね…足回りの構造が違うので、どうしても機体総重量は重くなる。
これに加えて”押し出す力が強い”という特性から、フロントウェイトは必須になり、前輪の重さはホイールトラクター以上となる為、前輪が与える圃場へのダメージは確実に増えるかと思います。
また、小回りが利かないという面からハンドルを切っている時間が長い=前輪倍速が働いている時間も長いので、前輪のタイヤの摩耗も確実に増えるのも間違いないかと。その結果、前輪の車軸シールへのダメージも大きくなり、修理頻度も上がるかと思われます。

後輪に関しても小さな車輪がクルクル回って足回りを支えているので、トラックローラー&アイドラは結構壊れるんじゃないかな?(ホイールトラクターの後輪は大きいため、1回転で進める距離が長いが、ハーフクローラーの場合、小さな車輪で進める距離は極僅かなため、車軸にかかる負担が大きく破損しやすいという意味)車軸の故障は車輪の直径は大きい程起こりにくく、小さい程頻繁に発生する。

なんかアレコレ悪い部分が目立ってしまうハーフクローラーですが、直進安定性・走破力・耕耘仕上がり精度の良さは確実にホイールトラクターのそれを凌駕する。
う~ん…悩みますな!贅沢な話ですが、ホイールトラクターを持っている状態で、2台目に買うトラクターという条件なら確実にハーフクローラーを買うべきかと。(ただし!メインとして使うトラクターはホイールトラクターで、悪条件or代掻きor畦塗りといった特定条件下のみハーフクローラーを使うやり方が一番ベストではあります)

構造故に値段が高い・壊れやすいという特性から1台で何でも行うトラクターとしてメイン機種にするのは少し不安がありますね…。(;´Д`)小規模で使うのならあまりこの問題は浮き彫りにならないかと思うんですけど…。

ハーフクローラーはダメという話ではないですよ?
大きなメリットと、大きなデメリットを併せ持つトラクターであることを十分考えたうえで選んでください。
普通のホイールトラクターで困る事が無いのであれば、ハーフクローラーは選ぶ必要は無いかと思います。
正直な話、自分も”トラクターを買い増しする”なら次はハーフクローラー買いますけどね(笑)

次回はこのハーフクローラーの凄さと、メンテを行った様子をお伝えします。

圃場に突撃する前の雄姿!
この荒れたグチャグチャの圃場をどう料理してくれるか楽しみです。

車内から記念にパシャリ♪
荒れた圃場もなんのその♪小回りはあれですが、走破力と耕耘精度は流石です。

2019.02.06

まずはこのネタから!

作業を行ったこと自体は昨年の12月の話なんですけど、今年のネタにしちゃいます(笑)

さてさて…1枚目の写真(左側)にあります秋耕耘が終わった何の変哲もない田んぼの写真です。
2枚目の写真(右側)を見ると……怪しげなバケツと一緒に写る田んぼの様子が写っているかと思います。
覚えていらっしゃいますか?台風や大雨によって浮いた藁が風下側に寄って…ってあのネタです。

この田んぼも良く見てみると写真手前側に結構藁が寄っているんですよね。
せっかく他の圃場の様子を見て、その対応策について触れていながら自分がやらないのでは本末転倒!

勿論!秋起こし前に動散を使って”ラクトバチルス+硫安+田畑の大将”のカルテック土作り資材は田圃前面に散布してある訳ですが、特に藁寄りの凄い部分には予め”ラクトバチルス&硫安”の混合資材を別途手撒きで散布してから耕耘するという対処を行ってみました。

藁が多い→微生物が分解する相手(藁)が多い→微生物とお弁当を多めに投入→田圃全体での分解速度を調整

という理論に基づいて対処を行ってみましたという写真。
極端な話ですが藁の無い所に微生物資材を撒いてもこれといった効果は期待できないのは分かりますよね?微生物は有機物を分解してくれるわけですが、この有機物がそもそも存在しないのであれば分解する相手が居ないので働きようもない訳でして…。
カルテック土作り資材はミネラルや水溶性カルシウム資材も含まれた混合資材を撒くため、圃場全体に撒く必要がありますが、特に藁が多い部分には別途”ラクトバチルス+硫安”の有機物分解部隊を多めに投入してやった方が分解は促進される訳です。

耳にタコができるかもしれませんが、良い作物は良い土からって言うじゃないですか(笑)
自分はこんな方法で翌年に対する対応策を練って対処しております。

秋耕耘が終わった田んぼの様子
手前側には結構な寄り藁がありますね…。

そんな場所にはこれだ!
藁の多い場所には別途手撒きで”ラクト+硫安”を散布して対処しましょう!(耕耘前がお勧め)

2019.02.06

遅くなりましたが…。

新年明けましておめでとうございます。

ってもう2月ですよね…。
昨年の年末は整備・修理の仕事が多く、何とか都合をつけて秋耕耘作業(もう季節は冬ですが…)に出かけたり、年末という事もあってお店の大掃除をしたりとやる事てんこ盛りで大忙しな月末でした。

この機械屋さんのお米育成日記に載せるはずの写真やネタも用意してあったのですが、中々その時間が取れず…1月はお店の通常業務と、出張等々ありましてこれまたホームページの更新をせずに今時期まで来てしまいました。
やっと落ち着きを取り戻した2月になって、ようやくホームページの更新再開です!(お待ち動様でした。)

しかし早いものですね~お米作りを始めて今年で5年目の春を迎えようとしています。
4年前の今頃ですよ?当店でお取引していただいているお客様が脳梗塞により急遽農業が出来なくなってしまった事が切っ掛けで、私がその農地を借り受け、農業の分野に進出する事となったわけです。

今思い返しても笑ってしまうくらい何にも知らずに農業を始めたんだよな~って。(笑)
機械屋さんなので機械の使い方は知ってはいるものの…肝心な米作りに関する知識はほぼゼロという状態からのスタート!(笑)代掻きの重要性も知らず、田植え後の水管理なんてさっぱり分かりませんでしたし、除草剤の使い方なんて完全無知の状態!(笑)その結果ヒエだらけにもしちゃいましたし…。(;´Д`)
中干のタイミング…というよりも、中干する意味も全然知りませんでしたし、出穂(しゅっすい)という言葉も意味も知らず、出穂前後の水管理なんて全く知る由もありませんでしたし、当然!刈り取り的期って何だ?という位だったわけですよ。(爆笑)

まあ…本当に何も分からず農業デビューしたわけですよ。(笑)

何せ”分からない事が分からない”というどうにも手が付けられないような無知だった私ですが、米作りを4年もやってみるとあれこれ色々な事が見えてきましてね、”何が分からないのかが分かってきた”だけでも十分成長しているんだな~って思います。

さあ!今年も分からない事を少しでもなくすために、あれこれチャレンジしながら精進してまいりたいと思います。
聞くは一時の恥!知らぬは一生の恥ですからね!

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