diary

機械屋さんのお米育成日記

五味機械産業では、土作りから美味しいお米を作る自然農法である「カルテック栽培米作り法」で作る、御殿場産コシヒカリの育成記録をブログ形式で更新していきますので、お米作りをされている農家様は是非ご覧ください。

また、生粋のカルテック栽培法とそこから派生する栽培方法の確立として、カルテック栽培法+独自理論を融合させた”ネオ・カルテック栽培法”を研究してみるといった事にもチャレンジしていきます。
それ以外にも、新しい機械の導入に関する”使用者としてのコメント”や、機械・機器のオリジナルカスタム作製秘話?や、この機械”こんな使い方をしたら上手くいった”等の裏ワザ特集など盛りだくさんの内容でやっていけたらと思います。

不定期更新です

バックナンバーはこちらから♪

2020.11.11

11月7日に秋耕耘研修会を実施しました。その2

高い基本性能のYT357と、素晴らしいすき込み性能を披露したFTF181
YT3シリーズ以上に標準装備されたチョイ上げ・チョイ下げ機能は大変素晴らしい機構です。
高性能作業機と組み合わせることでより精細な耕耘作業を行う事が出来る。

研修会の時間の都合もあり、鶏糞や田畑の大将といった別散布物は研修会前日にコンポキャスターを使って散布作業は済ませておりました。(本来であればお見せするところなのですが、鶏糞を散布する際に大量の埃が発生するので、風向きにより研修会に来られた方を鶏糞まみれにする恐れがあった為、事前に仕込ませていただきました)

土作り資材を散布した後は秋耕耘研修の基本知識からお勉強です。
何故秋耕耘を行うのか?稲藁や稲株を土中にすき込んで翌年育てる稲の為のたい肥化を促すためですよね?
じゃあ○○cmで耕耘したらいいの?最近の流行は10~12cm耕耘だけど?これに関しては会場に来た方は知る事が出来ましたね?何故秋耕耘に○○cmで起こす事が良いのかを知ったうえで、耕耘速度は○km/h~○km/hで行うと良いという部分も知る事が出来ましたね?
では何で○km/h~○km/hで耕耘しなければならないのか?それは耕耘爪の特性と働き方を知ることで、その理由も理解できたかと思います。速過ぎてもダメだし、遅くてもダメな理由も理解できたかと思います。
秋耕耘をやって良いタイミングと、やってはいけないタイミングも知る事が出来たと思います。
圃場条件によりこの場所は起こしても良いけど、この場所は起こさない方が良いといった知識。
秋耕耘は何回耕耘するのが良いのか?どういった土の状態にしたら良いかもわかりましたね?
乾かない圃場はなぜ乾かないのかも知る事が出来たのではないでしょうか?
トラクターのオート装置はどの様な働きで、何処を支点に動いているかも理解できましたね?
オート装置の使い方って凄く奥が深い事も知る事が出来たのではないでしょうか?

耕耘の理論を頭で理解しながら、松尾さんが運転する実際の作業を見ると「あ~なるほど!」ってなります。
普通の実演会ではここまで理論を話してはくれません。

研修会終了後に圃場全体を耕耘している時の様子
YT357に乗りたくて乗りたくてウズウズしていた息子と一緒に楽しく耕耘しました♪
しかし…耕耘一回でここまで綺麗にすき込めるアースローターのFTFシリーズって本当に凄いですね!

この研修を通して何が伝えたかったかと言いますと。
「耕耘が変われば、土が変わる」→「土が変われば、生育が変わる」→「生育が変われば、収穫物が変わる」

学生時代を振り返ってみたらあることに気が付きました。「勉強が出来る人って何で勉強が出来るんだろう?」
「…ああそうか…勉強が出来る人って、理解できているから授業が楽しいんだな…だから成績も良いんだ。」

農業も同じことが言えませんか?
土の作り方や、整え方のコツを知っていれば当然良い作物が収穫できます。
良い作物が出来たら楽しいし、売れる作物であれば儲かりもしますよね?
肥料設計も大事ですけど、土って植物の根幹である根を張る場所なんですよね。
根が伸びやすい環境に整えてあげられるのは人の手ですが、その方法が間違っていたら…?

農業が楽しかったら辞めようって思いますか?次の世代に農業の楽しさを伝えていますか?
良い作物の作り方をちゃんと伝えられていますか?感覚ではなく理論で話せる知識を持っていますか?

偉そうな事を言っていますが、自分もまだまだ未熟で勉強途中の身です。(-_-;)
もちろん良い作物を作りたいですし、もっと上手に機械の操作が出来るようになりたい。
その為には勉強しなければその現実はやってきませんが、正しい知識の元作業をしたら、「ああ~トラクター乗るのってすごく面白いじゃん!」ってなれたら自然と良い土になりますし、土作りにも興味が湧いてきて、結果!美味しい作物が収穫出来たら凄く嬉しいし、やり甲斐も感じられるし、結果農業も楽しくなります。

自分がもっと知りたいと思うからこそこの研修会を開催する運びとなったわけでして…。(笑)

機械屋さんだから出来る事と、農家だから出来る事って違います。
認定農業者だからと言って講師の松尾さんを呼べるわけでもないですし、ヤンマーからトラクターを借りる事も出来ません。でも自分は機械屋さんでありながら農家でもあるので、農業にすごく興味があってもっと知りたい欲にまみれています。(笑)機械屋さんは農作物作りませんからね。

今回の研修会開催にあたっても多くの方々が協力してくれたからこそ実現できた研修会です。
農業機械メーカーからはトラクターを手配してくれたヤンマー様、作業機と講師を手配してくれた小橋工業様。
広報活動を行っていただいた御殿場市農政課のスタッフの皆様、日刊静岡様、岳麓新聞様。
陰ながらこのイベントを支えてくれた私の家族と、スタッフの安木さん。本当にありがとうございました。

今回の研修の模様は後日新聞にも掲載されるそうですよ?
もっと農業を面白くしたい!という取り組みが周囲を巻き込んで大きな形になりました。
自分がどれだけ願ったところで、研修に参加される方が少なかったらやっぱり寂しい研修会になってしまいます。
研修会に来られた多くの皆様のお陰で大変賑やかな研修会となりました。(*^▽^*)

参加された皆様本当にありがとうございました!
一緒に農業をもっと楽しいものにしていきましょう!

FTF181で耕耘した圃場
土塊の大きさ、藁のすき込み性能の違い…凄いですね…耕耘に特化した作業機はこうなります。

普通の作業機で耕耘した圃場
藁のすき込みに明らかな差が出ていますね…汎用性が高い作業機はどうしてもこうなってしまいます。

2020.11.09

11月7日に秋耕耘研修会を実施しました。その1

今回使用したトラクターはこの2台!愛車EG334 N-specⅡとYT357
ヤンマーはこの研修会の為になんと新車のYT357を投入してくれました!小橋工業からはアースローターFTF181

予定通り11月7日に認定農業者:五味伸章としての秋耕耘研修会を実施いたしました。
一般的な”実演会”というものは”商品説明と性能の良さ”を実感していただくためのイベントですが、今回実施した”秋耕耘研修会”は全く趣旨が違います。秋耕耘に関する正しい知識を得ていただく”本格的な勉強会”でした。

1:秋耕耘とはなぜ行うのか?
2:土作りって何なの?
3:耕耘深さは○○cmで行うのが良いのか?
4:耕耘作業を行う時の正しい速度って○kmなの?
5:最近流行の浅起こし耕耘ってどうなの?
6:秋耕耘は具体的に何に気を付けて作業しなければいけないのか?
7:耕耘爪の仕事と重要性
8:耕耘に特化した作業機での耕耘性能の違い
9:トラクターのオート装置について

意外と知っている様で知らないネタについてご来場いただいた皆様にお勉強していただきました。
秋耕耘研修会の講師として作業機メーカーの小橋工業㈱エリアサービスチーフ 松尾泰樹さんに来て頂きました。
講師として来られた松尾さんは全国を渡り歩く超実力派のオペレーターなので、知識も豊富で、地域による土質の違いに合わせた耕耘方法等を教えてくれる実演のスペシャリストなのでトークも面白く説得力も凄い。

私が土作り資材を調合している時のワンショット(ラクトバチルス+硫安)
当初の予想を上回る参加人数で、遅れてこられた方も含めると…なんと!40名もいらっしゃいました。

研修会用に用意した圃場は14aの比較的形の良い圃場。
耕耘中に万が一…作業機に巻き込まれてという事故が起こらないように、17aの一段上の圃場を観覧席に。

秋耕耘研修会の開会にあたり、簡単な挨拶をさせていただいた後、私自身が使用している土作り資材の一つである”ラクトバチルス”(条件付き嫌気性菌の乳酸菌資材)をブルーシートの上で硫安と混合させてから、動散を使って圃場に散布する事から研修はスタートしました。

このラクトバチルスは通常10a/400gという少量を散布するのですが、「400gなんていう少量どうやって撒くの?」という質問が多かったため、皆さんの目の前でブルーシートを使ってラクトバチルスと硫安を混合してから散布すると使いやすいですよという部分も併せて実演させていただきました。(混合は2人で行うと具合が良い)

この微生物資材(ラクトバチルス)を散布するその理由や、何故硫安と混ぜ合わせるのかといった理由も説明させていただきました。単純に微生物(ラクトバチルス)は有機物(ワラ等)を攻撃する兵隊であり、仕事をするにはお腹が減るので硫安は兵隊のお弁当であるという理論。

この複合した資材を動散を使って、来場された皆さんの目の前で散布する様子を見ていただきました。
圃場全体に散布する事は当然の事ですが、分解したい相手(ワラ等の有機物)が多い場所には多くの兵隊を送り込むことで効率よく分解できますよね?そういった部分も含めて調整しながら散布する事も大事な要素です。

ただ全体に散布すれば良いという物ではないのが微生物資材の面白いところ。
最後に物を言うのは”人の手による調整”が必要であるという部分が伝わっていると良いのですが。

耕耘の様子は秋耕耘研修会その2で紹介します。

令和2年11月7日!秋耕耘研修を行います!

場所はここ!写真をクリックすると地図が拡大します。

稲刈りも終わり、ホッと一息ついている方も多くいらっしゃると思います…が!
来年の米作りに向けての土作りは秋から始まるんですよ!正しい知識で武装して来年の米作りに備えましょう!

さあ!正しい秋耕耘のやり方を学ぼう!

日時  令和2年11月7日(土) 午前9時~12時頃まで
場所  JA御殿場カントリーエレベーター上(農道の富士山側)の圃場
     地図で赤丸をしてある場所で行います。
内容  ①秋耕耘とは何のために行う耕耘なのか?
    ②耕耘理論について学ぼう!
    ③秋耕耘における正しい知識と技術を身につけよう!
    ④作業機別の耕耘の仕上がりの違いを知ろう!
講師  小橋工業㈱ エリアサービスチーフ・松尾 泰樹 氏
持物  筆記用具等・飛沫対策品(マスク・フェイスガード等)・飲み物等・雨具
参加費 無料
雨天時 雨天決行です!
主催  認定農業者:五味伸章


正しい耕耘て何?正しい耕耘深さって○○cm?耕耘速度は○○km/h?PTO回転数は○○○rpm?
耕耘って何度もやった方が良いの?秋耕耘って浅いほど良いって言うけどホントなの?
意外と知られていない耕耘のアレコレ…答えを知りたくありませんか?

イメージしてみてください。
1分間に20回鍬を振り下ろして耕耘するとします。
この時に鍬に力を多く加えると鍬は深く地面に刺さり深く耕耘されます。
上記の条件で鍬による耕耘をする場合、1分間に2M進む耕耘なら砕土性重視の耕耘になりますし、3M進む耕耘ならば反転性重視の耕耘に。当然ですが仕上がり・砕土性・作業効率も全然変わってきますよね?

では植物や微生物が喜ぶ耕耘って何でしょうか?
必ずしも見た目の綺麗な耕耘が良いわけではないという現実。
肥料とは植物の栄養剤のようなもの。植物が元気でなくてはその効果も半減します。
正しい耕耘について勉強してみませんか?

この研修会は物を売るための実演・研修会ではなく、良い作物を作るための”土作り勉強会”です。

2020.10.07

予定を早めてキヌムスメの稲刈りです。

稲刈り最終日もやっぱり息子のお手伝いは必須です♪
早いもので、今シーズンの稲刈りもキヌムスメの圃場2枚刈れば終了となりました。
もちろん!稲刈り最終日も保育園はお休みして、稲刈りを手伝っていただきます♪

当初キヌムスメは246上のエリアで作ると例年の気候で推移した場合、10月20日頃に稲刈り日になるとの情報をキャッチしていたんですが…。8月の猛暑の影響もあり、稲の色の具合から急遽、安木さんに依頼して10月5日に手動水分計を持ち出してキヌムスメの水分測定を行ってもらったわけですよ。

田圃全体から無作為に5~6か所サンプル米を採取して現地で直接水分測定。
もちろんネコみみ立てた!散布圃場と、未散布圃場の両方で同じように水分測定をしたらですね・・・両方とも既に20%前後にまで乾いているではありませんか!仁杉・カントリー上エリアの稲刈りが終わり次第、早々にキヌムスメの稲刈りをせねば!という事で10月12日頃を予定していた稲刈りを急遽10月7日に変更した次第です。

ネコみみ立てた!を散布した圃場
すっかり色も褪めて、稲刈りされるのを今か今かと待っている様な状態です。

ネコみみ立てた!を散布した圃場(アップ)
中々良い感じじゃないですか?そういえばアップで写真載せるのは初めてですね。

完全個別データの採取という事もあり、乾燥機は事前に掃除済み。
1粒たりとも混ざる事が無い様にコンバインも完全に掃除を済ませた状態で挑み、ネコみみ立てた!を散布した圃場と、散布していない圃場とでコンバインまで分けて刈るという徹底ぶり!(ここまでやるとただの馬鹿野郎です)

ネコみみ立てた!を散布していない圃場はGC328で稲刈りをし、ネコみみ立てたを散布した圃場はAG467で稲刈りをすることで”完全な別品種稲刈り”体制にて臨んだ稲刈りをしたところ驚きの結果が…。

この結果についてはまた後日発表させてもらうのですが、稲刈りしていると良く採れたかどうかってコンバインのタンクへの溜まり方で分かりますし、運転席から見ていても収量が良いか悪いかって結構分かるじゃないですか。
何だか…あれれ?な雰囲気なんですよね…両者とも。
中々コンバインのタンクがいっぱいにならない…やらかしました!秋落ちです!窒素不足ですねこりゃ。
これでも一応穂肥散布したんですよ?葉色も青々とする7月の中頃に迷った挙句、尿素を10a/4kg(遅効性窒素1.6kg)ほど散布したんですけどね~それでも全然窒素分が足りなかったようです。(-_-;)
キヌムスメって結構肥料っ食いなんですね…初めて作ったので全然わかりませんでした。( ノД`)シクシク…

ん~今年の7月の気候から攻めの窒素肥料投入に踏み切れなかった意気地なしです…はい。
来年はこの辺りも考慮した肥料投入量をもう一度計算して臨んでみたいと思います。

両者とも元肥無しで作るカルテック栽培法での生育だったため、田植え後の葉色の濃さ(5月~7月まで)や、分げつの良さは明らかに地力窒素をしっかり吸っていた事が伺えますし、土作りをきちんとやっていた事による影響であることは間違いないと思います。土作りをきちんとやっていなかったら前半の勢いは全然なかったと推測できますからね。ただ、地力窒素はしっかり吸えていたものの…7月の長雨により”体に溜め込んだ窒素分”を消化しきれなかったため、長い期間比較的高い葉色で推移したのではないか?という仮説。
穂肥散布時の葉色の高さはここから説明ができるし、葉色から判断する穂肥散布量を誤ったのもこれが原因。

まあ…つまりは自分の経験不足と判断ミスという事ですね。

ネコみみ立てた!を散布した圃場の方が早くから葉色が褪め始めたのは、間違いなく投げ込み式のリン・カリの追肥が効いていたことは間違いない(窒素消化が早くなる)が、散布していない圃場との差が最終的になくなってしまったそもそもの原因は、稲が必要としていた窒素肥料が足りていなかった事が原因で、途中で失速してしまったという結論になる。

攻めの窒素肥料投入が出来ていたら全然違う結果が待っていたことは間違いないだろう。

ネコみみ立てた!を散布していない圃場
すっかり色も褪めてほとんど色の変化はないですね…やはり窒素不足だったかな?

ネコみみ立てた!を散布していない圃場(アップ)
う~ん…違いが全然分からないぞ…。(-_-;)

2020.10.07

待ちに待った和樹の箱庭圃場も稲刈りです。

立派に成長しました!
半年間楽しませてくれた和樹の箱庭圃場もいよいよ稲刈りです。

今年で2年目となる和樹の箱庭圃場ですが、圃場って毎年繋がっているんだなって思います。
繋がっているって何が?って思う方も居ると思うので、少し解説したいと思います。

繋がっているとは”土”の事。
昨年は耕耘時にトラクターのロータリーの裏に付着してきた土を採取してカルテック栽培法で稲作りをしました。
何処で付着してきた土かもわかりませんし、特にこれといった土作りをしたわけでもなくいきなり栽培してみた。
その結果、稲は出来たけど…思ったような良い稲が出来る事は当然なく、ただとりあえず稲は出来たという結果。

こんな小さな箱庭圃場に本気の土作りをしたらどのような結果が表れるの気になってやってみた。
有機質をしっかり入れて、ラクトバチルスに硫安に田畑の大将…水抜き穴が無い箱で土作りをしたら硫化水素が発生したんですよ!そりゃそうですよね…稲が水を吸う以外、この小さな圃場内にたまった水が消費されることが無いのですから、土中はいつまで経っても水分過多で嫌気状態にあるわけですから、いい匂いがするわけがない。

今シーズンで2回目となる和樹の箱庭圃場の”箱”を変えようと思った理由は2つ!

①稲と土の生活環境を改善したい
  土が呼吸できない為、土の状態が良くならない!当然稲にも同じことが言える。

②収量アップを目指したい
  箱の大きさが水張り面積!箱を大きくして収量アップを狙う

という2つの理由から箱替え&箱の穴あけ加工を施すことで健全に育つ稲作りに挑戦したわけです。

楽しい手刈りでの稲刈りだ!
稲刈りする日を楽しみにしていたもんね!今年は去年より美味しく出来たかな?

手刈りも上手になりました♪
去年は危なっかしさもあったけど…今年は危なげなく稲刈りが出来たね!

もちろん!稲作りは面白いからこそこの様な”和樹の箱庭圃場”という名前を付けて息子と一緒に楽しんでいるんですけど、それと同時に仮説の検証を兼ねてこの小さな小さな圃場にもしっかり力を注いで研究を重ねている訳です。その取り組み自体の副産物というのかな…?6歳の息子にとって”農業は楽しいもの!”とか”お米作りは楽しい!”という言葉が自然と発せられます。

もちろん出来ないところは手伝ってあげます。
”粗さを残した耕耘”なんて言っても出来るわけもありませんし、土を細かくしちゃったら元も子もありませんし。
自分が追い求める研究テーマの一番大切な部分(土塊を残す春耕耘・仕上げ代掻き)は自分の手で行い、それ以外の息子に任せても問題の無い部分(指導しながらの荒代掻き・田植え)は息子に任せるという形の分業制とし、一緒に作業することが一番大事と考えています。(参加することが最も大切ですからね)

保育園へ登園前の朝の内にサクッと稲刈りをします。
写真には写っていませんが、親父・お袋・妻・自分・安木さんが見守る中、親父から手ほどきを受けながら楽しく稲刈りをしましたが…2分程度でサクッと終了…何せ10株しかありませんからね。(笑)

手刈りの後は、大体同じくらいの2株に分けて麻紐で縛って天日干しの準備に移ります。
本来であれば木の櫓を組んで、竹竿を渡した所に刈り取られた稲をズラ~~~っと並べて干して”壮観な景色”を作り上げたいんですけどね~干す稲がまとめて2株分しかないので、我が家の物干し台の一角に吊るして干します。
せめてもの抵抗で、風情を出すために麻紐で縛って雰囲気は出たんじゃないかな?(笑)

10日も干せば十分でしょう!

後半まで水をかけたので葉の色も良いですね!
散々手をかけて収穫できた稲はたったこれだけ。(笑)でもこれが良いんすよ!

物干し台の一角で天日干し♪
自宅の物干し台の隅に刈り取られた稲が干してあるってなんだか笑えますね。

2020.10.05

永塚エリア&カントリー上エリアの密苗カルテック栽培の圃場も稲刈りだ!

AG467のオペレーターはもちろん俺だ!
隅刈り&籾輸送に2名の補助を付けて作業開始!さあバンバン稲刈るぞ~♪

9月30日に茱萸沢エリアのコシヒカリの稲刈りが始まって、翌日の10月1日は別の茱萸沢エリアの密苗カルテック栽培のコシヒカリの稲刈りを終え、出来すぎて倒伏してしまった仁杉・水口エリアは1日で130aの稲刈りを終え、やっと乾燥機も空いたので10月5日に仁杉・カントリー上エリアの稲刈りスタート!

このエリアは倒伏皆無!最高のデザートを食べるかの如くサクサク稲刈りが進みます(笑)
先日の仁杉・水口エリアの稲刈りを思えば本当に楽ちんです♪圃場の形も良いので最高ですよ。
ただ、このエリアは生育途中であれこれありましてね…分げつ不良してみたり、ウンカにやられた個所もあったりで収量はそれほど期待できそうもないエリアなんですけど、籾の大きさは結構あるので千粒重は結構期待できるんじゃないかな?食味の方も気になるところですし…どのような結果になるんですかね?

午前中に3枚・74aの稲刈りを終え、お昼い休みを挟んで残り2枚・28aの稲刈りが終わったら今度は場所を移して、今年から借りた圃場の永塚エリアの3枚・42aの稲刈りをするという2エリア・142aという稲刈りノルマで動きましたが、オール土畔・倒伏無し・圃場の格好良しというのは本当に効率よく作業が出来ます。

一方…永塚エリアはほぼ畦畔ブロック・部分倒伏・変形田という全く異なる条件下での稲刈りでした。
午前中に最高のデザート稲刈りを味わってしまうと、永塚エリアは結構大変に感じてしまいます。(笑)
とはいえ…先日の仁杉・水口エリアの稲刈りに比べたら苦にもならないレベルですけどね。(笑)

仁杉エリアに比べて永塚エリアの方が収量も良く、品質も結構期待できるんじゃないかな?
10月5日の時点で4日間で3.6haのコシヒカリの稲刈りが終わって、残るは茱萸沢エリアのキヌムスメの稲刈りで今シーズンの稲刈りは全て終了となります。サブ機のGC328が一番活躍してほしい時に故障による出撃不可は予想外でしたが、AG467の作業能率の高さとそれを支えてくれるスタッフのお陰でここまで無事に稲刈りが出来ました。

正直な話、AG467がどれだけ性能が良くても…一人で稲刈り→一人で籾輸送→一人で張り込みをしていたら1日40a~50aの稲刈りが限界じゃないですかね?支えてくれるスタッフの方々に本当に感謝感謝です。

因みに…今日の安木さんは、ライスセンターで待機しながら籾摺りをしながら次々とやってくる籾の受け入れで大活躍していてくれました!安心して任せられるスタッフがいるって本当に幸せな事ですね。

刈遅れ確定のコシヒカリ!
案の定…乾燥機に入れた水分値は17.8%

いつもとは違う角度から♪
こうやって見ていると凄く良い感じの生育をしたな~って思うんですけど、ちょいと分げつ不良。

2020.10.02

今日は仁杉・水口エリアの稲刈りだ!

ここから見ると倒伏それほどでもなさそうだけど…?
今年はこんな陽気だったんですけど物凄く出来が良かったです!

今年の稲刈りで最も苦労したのがこの仁杉・水口エリア。

写真の圃場は倒伏具合が一番マシな圃場だったんですけど、場所によっては根元からベッタリ倒れました。
今日のノルマは部分倒伏&完全倒伏の圃場7枚で130aという超過酷な稲刈りを実施します。
本来であれば、OKデバイダーが付いたサブ機のGC328を投入して稲刈りをしたいところなんですけど…田面超グチャグチャの圃場条件のお客様のコンバインが壊れて、サブ機のGC328を貸したところ…かなり無茶をした様で刈取駆動の動力を伝えるワンウェイクラッチが破損してしまい、刈取中に突然刈取部全体が止まってしまうというトラブルが頻発したため、刈り取り部を外してワンウェイクラッチ交換修理中で出撃できないという最悪の状況。

とはいえ、AG467はGC328に比べて約2倍の作業能率のコンバインでもあり、GC328には無い全面刈りという特性を使って縦横無尽に突っ込んでいける部分は、特に倒伏している圃場にとっては凄い武器でもある。

今日も稲刈り作業を進めるにあたって補助スタッフ2名に来ていただき、午前9時から作業開始。
ある意味この圃場が一番デザートだったかな…倒伏が少なく刈りやすいという意味ですよ(笑)
驚いたのがこの圃場1枚で30aあるんですけど、1300Lのスタンドバック満タンで3.5杯分もあったんですよ!推定で30俵位の収穫量じゃないかなって。請負乾燥で収量が良かった人は皆無だった現実を見てきただけに本当に驚きです。ただ徒長して倒れただけじゃなかったとまずは一安心。

このエリアは9月中一切水を入れなかったため、地耐力は申し分ないほど固まっていたのでほっと一安心。
ただ、かなり酷い倒伏をしていたため、刈り高さ調整やライン取りなどは本当に神経を使うので凄く疲れますね。

お昼休憩はとれたもののほぼ動きっぱなしで稲刈りを続行し、稲刈りが終了したのは午後7時前でした。
特に最後の2枚は7割以上の倒伏で、90度倒伏の圃場もあった為補助に来ていただいたスタッフの方もフル稼働で本当に大変な作業だったと思うのですが、スタッフの方の協力もあり無事に設定したノルマの稲刈りを終える事が出来ました。しかし、倒伏すると本当に作業がしずらいですね…。(;'∀')

因みに稲刈りを行った10月2日は当社スタッフの安木さんはスーパーGTのメカニックとして富士スピードウェイに行かなくてはならないという主力を欠いた状態で挑んだ過酷を極めた稲刈りでしたが、レース開催地がすぐ近所だったため午前中いっぱいの時間の許す限り、倒伏した稲を縛ったヵ所等の紐切作業などで頑張ってくれました!この辺りが流石は安木さんという感じですね♪

頑張ってくれ!俺のAG467!
ちょこんと運転席に息子が載っているのわかりました?(笑)稲刈りの為に今日は保育園はお休みです♪

ちょっと高いところから撮影すると…
奥の方はかなり厄介な倒伏をしていますが、これでもこのエリアの中ではマシな圃場でした。

2020.10.01

カルテック栽培(密苗)の田植えから20週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから20週間経った様子です。

まず間違いなく刈取適期から後ろにズレ込んじゃっていますね。(-_-;)
恐らく平均水分は21%を切っているんじゃないかなって感じの姿いで立ちですね。
まあ…乾燥機が請け負い乾燥の予約でいっぱいだったのでこればかりはしょうがないです。

早いところ稲刈りしてしまいたいんですけど…仁杉・水口エリアの稲が出来すぎちゃってバタバタと倒伏しているので、まずはそちらから先に稲刈りを済ませてしまわないといけないので、カントリー上のエリアは10月4~5日あたりに稲刈りすることになりそうです。

カルテック栽培(密苗)
ちょっと刈取適期を過ぎているかな?早く稲刈りしてしまいたいです。

2020.10.01

キヌムスメの田植えから22週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から22週間が経過しました。

何だかもう稲刈りしても良いんじゃないかなって色をしています。
8月の猛暑の影響もあるかと思うんですけど、まず間違いなく窒素不足な感じのキヌムスメ。
窒素不足もあって早く登熟しちゃった感じですかね…?ここまで来てしまうとネコみみ立てた!を散布した圃場と散布していない圃場との差が殆ど無くなってしまいました。(-_-;)

7月の長雨もあり、穂肥を与える量を完全にしくじった感じですね。(;'∀')
8月も結構いい感じの葉色だったんだけどな~完全に自分の知識不足と穂肥調整失敗ですねこりゃ。

ネコみみ立てた!散布した圃場
今すぐにでも刈れそうな感じですが?

ネコみみ立てた!を散布しなかった圃場
こちらも刈れそうですね…。

2020.09.30

さあ!稲刈り開始だ!

オペレーターは安木さんで、稲刈り補助には七郎さん
請負案件の稲刈りには写真の2名で作業に行っていただきました。
既に2人の呼吸もピッタリで、安心して稲刈り作業を任せられる名コンビ!

ようやっと…自分で作付けした圃場の稲刈りがスタート出来ます。(笑)

9月前半は雨ばかりで稲刈りが出来る状況ではありませんでしたし、9月中旬以降もちょこちょこ雨が降ったお陰で、乾燥予約を入れていたお客さんも急遽キャンセル→後日に変更になったり、御殿場は雨が降っていなかったが、稲刈りをするお客さんの地域は雨が降っていたらしく…無言でキャンセルだったりと…まあアレコレあって今シーズンは、ズルズル後ろにずれ込むパターンが凄く多かったなぁ~と思います。(-_-;)

当初、9月中旬なんてず~~~っと雨の予報になっていたので、天気予報が外れてくれてよかったんですけど、その分!乾燥予約の変更が凄すぎて大混乱!1日に5件6件予約が変わるなんてザラでしたからね。(-_-;)

大混乱の9月の乾燥予約もやっと終了し、やっと…やっと!自分の稲の稲刈りが開始されました。
この日も、板妻へ2件の稲刈り→乾燥・調整案件のお客さんの仕事を終え、その足で保土沢で稲刈り→乾燥・調整案件のお客さんの仕事を終え、最後に自社作付け圃場であるぐみ沢エリアの稲刈りへ行っていただきました。

この圃場はハイブリットカルテックなる特殊な肥料体系で栽培したコシヒカリ。
ただ、この圃場は凄く変な格好をしているので、耕耘・代掻き・田植え・稲刈りの全ての作業でどの様な作業ルートを通るか毎回困るくらい変な格好をしています。(;'∀')コンバインで普通に周囲から刈っていくと、中央に進むにつれて物凄く変な格好に稲が残るので、途中で前進バックを繰り返しながら形の修正をしなければ、急なターンを連発する事となり、クローラーで掘りまくって田面を荒らして耕耘も物凄くやり難くなるという厄介な圃場。

板妻2件・保土沢1件の籾の受け入れ→乾燥機への張り込み&既に乾燥が終わっていた籾の籾摺り作業を俺がやっていたわけですが、茱萸沢のこの圃場に関しては”刈り方と形修正のレクチャー”を安木さんに伝えるために、圃場に出向いて説明をしつつ、自社作付けの稲刈りスタートの写真も撮りたかったので圃場に出向きました。(笑)

前進・バックを繰り返す刈り方って一見凄く無駄がありそうに見えるんですけど、最終的に中央に残る稲は真四角or長方形になる様に修正しながら稲刈りするようにしております。三角形に稲が残ると旋回時にどうしてもターンがきつくなるので田面を荒らしてしまいますし、当然ですがボコボコになった圃場は耕耘もしにくいですし、耕盤の均平性も損なわれがちとなってしまいますので、出来る限り稲刈り時に調整するようにしています。

さて…稲刈りが終わって、収穫した籾を乾燥機に張り込んでみると…水分のバラツキが凄いですね~。
今年はこんな水分分布の籾が多かったんですよ?水分の山がどこにあるのかは収穫時期によって様々でしたが、とにかく水分分布の幅が広いわけですよ。これを綺麗にまとめるのって本当に難しいんですよ?(-_-;)
普通に乾燥をしちゃうと18%前後にある大きな山は過乾燥になるくせに、25%付近にある山は甘乾きのまま乾燥が終わってしまうが、平均水分は14.5%みたいな結果になってしまいます。

乾燥機に入れた状態で平均水分は18.8%にいましたが、25%↑の籾もチラホラ存在するので乾燥せずにそのまま水分移行させるのも気が引けるし…となると低温じっくり乾燥で一時乾燥終了水分値は16%に設定して軽く乾燥させた後、1日乾燥器内で放置して水分移行させてから追い乾燥で仕上げるといった感じで作業をしました。

泣きたくなるほど変形田!
本当にたちが悪い恰好をしていますし、土手ばかり大きくて本当に困っている圃場ですが、収量は10a/8俵で、食味値81点でした。

乾燥機投入時の水分分布
18%付近に大きな山があって、そこから29%付近までまんべんなく水分がバラついている困った水分分布!これを綺麗にまとめるのは大変です。

2020.09.24

カルテック栽培(密苗)の田植えから19週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから19週間経った様子です。

この時期まで来たら特にやることはもう何もありません。
適度なタイミングで雨も降ってくれるので、走水を…的な事もする必要もなさそうですが、そもそも水路に水が来ていないので走水をしようにも出来ないんですけどね。(笑)
水路の大元で水を止められてしまっているのでこればかりは仕方が無いですね。

恐らく…今位が一番の刈取適期じゃないかな?
か!もしくはあと2~3日置いてから稲刈りする位が一番良いように感じるんですけど…。
まだ乾燥の予約がガンガンに入っているため、自分の稲を入れる乾燥機の予約が取れないんですよ。(笑)
乾燥機7台も持っているのにですよ?(笑)やはり来年はもう少し田植えを遅らせて、収穫時期そのものを遅らせないと刈取適期に稲刈りが出来ないという何とも悲しい結果になってしまいそうなので。

今年は米の収量が少ないという話しか聞きませんね…。
当社のライスセンターは完全に籾摺り機の中の米も出し切るので、最後に必ず端数が出る(15.2kgとか8.4kg等)わけですが、それでも今年は10a/1~2俵くらい収量が少ないようです。
さて自分のこれから収穫する稲の収量はどの程度何でしょうか?
期待と不安が入り乱れたザワついた秋ですね。

カルテック栽培(密苗)
やはり今位が刈取適期とは思うのですが、乾燥の予約が取れません!だから稲刈りできません!

2020.09.24

キヌムスメの田植えから21週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から21週間が経過しました。

ようやく乾燥・調整の請け負い&請負稲刈りの終わりが見えてきました。
今年の稲はとにかく青米が全然少ないですね!8月の猛暑が影響しての事と思いますが、何がどうなったら青米が少なくなるかのメカニズムに関しては全く分かっていないのでコメントする事は出来ませんが、米選計量器から出てくるくず米はビックリするほど青米が無い。

また、今年の籾は乾燥機での表示水分と手動水分計の数値が本当に合わない年ですね。
過乾燥になったり、乾燥不足になったりという訳では無く、ただ単純に乾燥機の表示水分よりも実水分の方が高く出る確率が凄く高いので、万が一に備えて(過乾燥にならないように)乾燥機は終了水分値を15%終了に設定しておいて、サンプル米をミニダップで籾摺りをして手動水分計で計測して実水分を把握してから、タイマー乾燥で軽く一追いしてからもう一度玄米水分を測定してから籾摺り作業に移るという作業を心掛けたので、ここまで過乾燥になった作業もなかったし、乾燥が甘くて冷や汗をかくようなこともありませんでした。

乾燥機に表示される水分値なんて所詮は目安でしかありませんから過信は禁物です。
来年は来年でまた全然違う感じになると思うので、乾燥機の補正値も全て0修正しておかなければ。

さてさて、キヌムスメの様子の方はと言いますと…あれれ?
当初10月20日位の稲刈りになるかと予想していたこの中生の品種ですが、なんだか妙に色が褪めているような?
肥料が足りなかったかな…?ネコみみ立てた!を散布した圃場なんてもうすぐにでも稲刈りしていいんじゃないか?って色してますし、散布していない圃場も急激に色が褪めてきた気がするんですけど。

生育途中の葉色の感じからしてまだまだ窒素が効いてるな~って思っていたんですけど、明らかにコシヒカリとは違う感じですね。(;'∀')これはもしかしてもしかすると…秋落ちというズッコケな結末になるのでは?(笑)

稲は刈取をして、乾燥して、籾摺りをするまで結果は分かりませんからね!
最後の最後まで気は抜けませんが…今から肥料も打てませんし…。(-_-;)

ネコみみ立てた!散布した圃場
予想稲刈り日まで1ヵ月弱あるのにこの葉色はちょっと褪め過ぎじゃないかな?

ネコみみ立てた!を散布しなかった圃場
急激に葉色が褪めてきたけど、こちらもなんだか窒素不足な雰囲気が。

2020.09.24

和樹の箱庭圃場の田植えから18週間経ちました。

和樹の箱庭圃場は田植から18週間経ちました。 

いや~終始上手く行きましたね~♪
糞真面目に土作りをし、理想的な耕耘&代掻きをこの圃場でもキッチリと行い、真面目に米作りをしたらちゃんと立派なお米になりましたよ!こちらの圃場は最終的に息子と一緒に稲刈り→天日干し乾燥→手で脱穀→ミニダップで籾摺りというイベントを控えているので失敗は許されません。(笑)
この圃場の生育は観察が目的であることと、最終的には食べることが目的であり、息子が農業の楽しさを知るための大切な圃場なので、無茶な実験をする目的ではないため、キッチリ真面目に米作りをしたわけです。(笑)

来週あたりには稲刈りが出来るかな?
穂長もまずまずですし、下葉の枯れ具合もさほど悪くないように思いますが如何でしょうか?
与えた水分は天から降ってくる雨と水道水のみという超贅沢な水で育った稲ですから、水に関しては何の問題もなく最高の環境だったかな?と思います。土だって実験2年目とはいえ、真面目に土作りをした土ですから去年とは明らかに初期生育が違ったのもこの目で見届けました。土作り大事ですね。

強いて言えばもう少し分げつをとっても良かったかな?
7月の雨の期間、機械を洗う屋根付きの場所に退避させていたのであの連日の雨の中ちゃんと中干も出来ました。(笑)これは流石に移動台車に乗った箱庭圃場だからこそ出来たことは重々承知です。(;'∀')

現在は間断潅水で水分を与えながら稲刈りのその日までじっくり登熟中です。

和樹の箱庭圃場
素晴らしい稲姿になりました!美味しいお米になったかな?稲刈りが楽しみです♪

2020.09.24

バケツ苗実験のその後

はい!こちらはバケツ苗実験の様子です。

田植から約18週間経過しました。
VIPバケツ苗は…やはり予想通り倒伏しました。(笑)
べったり倒伏なんですけど、紐で縛ってとりあえず立ってはいるものの…完全にアウトですね(笑)
穂長も凄かったですし分げつ量もすさまじく、とても弱々しい苗を一本だけ植えたとは思えないほどの姿いで立ちをしておりましたが…頭の重さと伸び過ぎた草丈により撃沈!べったり倒れていた数日間に鳥の餌食となり、見るも無残な姿となってしまいました。やはり肥料過多は駄目ですね。(笑)

さてさて、途中から良い感じで生育した庶民バケツ苗の方はと言いますと…。
これまた大失敗!7月中頃に穂肥として尿素を散布したんですけど、天候の影響もあり中々葉色が上がってこず、「穂肥間違いなく撒いたよね?」と疑問に思う程変化が無かったので、追加で尿素を打ってやったんですよ。
いや~やらかしました!(笑)
8月の陽気で一気に窒素の消化に移行したまでは良かったんですけど…食べるべき養分が多過ぎました。
いつまで経っても一向に葉色は褪めることなく、養分がいっぱいの大地に根を張った稲は全く危機感が無い!9月も終わりが見えてきたというのに子孫を残そうとする気配がまるでない。

植物は正直ですね~(-_-;)
肥料が切れれば生育から生殖に推移して、子孫を残そうと花を咲かせ次世代へ種を残そうとします。
しかし、一度生殖に移行したものの…実をつけ始めたら、予想外の養分がいっぱいやって来たので危機感は薄れ、ただ無駄飯を食らいながら無駄に生きながらえるという体たらく!全然子孫を残すための行動が止まってしまったんですよ!これは凄い発見です!遅すぎる実肥えは収穫そのものすらできなくなる可能性がある!

相手は植物ですからね~「がんばれ!何をしているんだ!」と檄を飛ばしても何も反応しません。(笑)
正しいタイミングでご飯を食べてスクスクと成長し、危機感を覚えると子孫を残そうとする。
なんだか昔過ごした学生時代の夏休みを思い出しました…。
まだ日があるとダラダラと過ごし、夏休みの終わりが間近に迫ると危機感を持って宿題をする。(笑)

ちょっと違うかもしれませんが、人間も植物も一緒なんですね~(笑)

さてどうだったでしょうか?
オイル缶に水抜き穴を空けて、田圃の土VS育苗用培土のバケツ苗成長比較実験は?
半年間毎日その成長を追い続けた結果は大失敗という面白おかしい結果で終了しました。(笑)
結果から見たらただ失敗したように見えますよね?まともに収穫すら出来ずに実験終了ですよ。(笑)
でも、VIPバケツ苗VS庶民バケツ苗という馬鹿げた実験から多くの事が学べました。
過ぎたるは及ばざるがごとし!適時以外の肥料はただの毒!水加減で分げつ量にも大きな変化が現れる。

リアル圃場でこんな無茶な実験は出来ないですし、失敗したときのダメージは大きい。
でも、実験したのはバケツ苗でのことなので現実痛くもかゆくも何ともないんです。(笑)
観察した日々の面白さは鮮明に記憶に残り、何をしたらダメなのかはっきりとこのバケツ苗は教えてくれました。
田圃の土手に伏せて捨てるだけの苗から多くの事が学べました。

さて来年はどんなテーマで遊んでみようかな?(笑)

VIPバケツ苗の圃場
はい!やっぱり倒伏しました!

庶民バケツ苗の圃場
後から養分が来たらこの様です(笑)

2020.09.14

カルテック栽培(密苗)の田植えから17週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから17週間経った様子です。

いや~機械屋さんと農家の両立は大変です。(-_-;)
先日もですね…「もう稲刈っても良いかな~」と連日電話がかかってきます。(;'∀')
稲刈り→乾燥・調整を請け負わせてもらっているお客さんなんですけど、田圃の様子をこの目で見てもいない状態で判断を問われても何とも言いようがないのが正直でして…。刈れと言われれば8月末でもなんでも稲刈りしますが、今が稲刈りの頃合いだと判断するのはお客様自身のご判断ですし、わざわざ刈頃適期かどうか確認に行っている時間もないのが実情の中、忙しい最中に毎日電話がかかってくると正直困ります。

「田圃は柔らかいけど、日に日に稲が傾いできて気が気じゃない」と稲刈り催促のお電話が。(-_-;)
7月も雨ばかりで「全く中干が出来なかった」と言われますが、こればかりは仕方がない事ですが…。
特に今年の9月は前半に連日の雨模様で、稲刈りする圃場の地耐力は大丈夫なんですかね?

催促された結果、先日稲刈りに行ってきたのですが…隅刈り全くされておらず、圃場はグチャグチャ。
田の四隅の手刈りは施主さんの義務なんですけど…。催促するなら準備くらいきちんとやっておいて欲しいです。

部分倒伏&田面グチャグチャで通常の2倍の時間がかかって稲刈りは終了しましたが、コンバインの足回り&刈取部も泥だらけで、機械の洗浄に更に2時間かけて洗いました。結局、急を要するような倒伏状態でもありませんでしたし、乾燥機に入れた平均水分値は29%オーバーの”刈るにはまだ早い”という稲でした。

焦る気持ちは分かりますが、色々含めて後の事も考えていただきたいです。
地耐力の無い圃場は機械にかかる負担も半端ではありませんし、あらゆるトラブルの原因になります。
田面が固まっていれば倒伏してても大した事は無いんですけどね…湿田+倒伏は一番厄介です。

さて、自分の稲の様子は…あと3週間もしない内に稲刈りできるんじゃないかな?
この6年間の中で最も早い田植えを行った(5月16日)今年ですが、当然!稲刈り日も例年より早くやってくるわけでして。今年は7月の長雨により生育がかなり遅れたのですが、一転8月の猛暑の影響により平年通りか逆に進んだともいわれ?一体いつ頃が稲刈り適期なのか正直よくわからない年になっております。(-_-;)

皆様の稲刈りが終わらないと自分の稲も刈れません。
乾燥機はたくさんあるんですけど、籾の受け入れ・乾燥・籾摺りをしている最中に、自分が作付けする圃場の稲刈りに飛び出していくわけにもいきませんしね(笑)来年はもう少し遅くに植えるようにしようかな。

カルテック栽培(密苗)
9月25日頃が刈頃適期かな?8月13日頃が出穂日でしたし。その頃はまだ請負の乾燥が大忙しの時期です(-_-;)

2020.09.14

キヌムスメの田植えから19週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から19週間が経過しました。

農業機械屋さんとしての仕事が大忙しの時期に突入し、田圃の面倒を見てあげられる時間が一切ない今日この頃ですが、以前とは違って機械そのものの修理は大幅に減りましたね~。(-_-;)
コンバインに稲や籾が詰まったとか、詰まりが原因で「Vベルトが切れちゃったから急いで修理に来てくれ~!」といった出張修理が減ったのも、ここ最近の機械は性能もよくなりましたし、事前整備であったり…皆様の使い方が良くなったからかな?

じゃあ何に大忙し化というと…はい。
個人向け完全個別乾燥のライスセンターを運営しているので、ライスセンターの受け入れた籾の乾燥状態の確認(あと〇時間放置で水分移行させたら追い乾燥をタイマーで2時間程度追い乾燥したら籾摺りして~的な調整を7台同時で行っております。)作業を毎日行っているからなんです。

今年の籾は中々手ごわくてですね・・・時間をかけて丁寧に乾燥し、水分のばらつきも極めて少ない状態に調整し、表示水分は14.5%で終了しているにもかかわらず、籾摺り前に検査米をミニダップを使って籾摺りをして、青米を丁寧に排除してから手動水分計で計測すると…玄米での実水分は15.7%という数字をたたき出す籾が多い事!

もちろん!新品の電池に毎年変えていますし、カントリーエレベーターに手動水分計を持って行って”お上の水分計との水分誤差”もきちんと調査しているものを使っているにもかかわらず、乾燥機の表示水分と玄米にした時の実質水分が全然合わないんですよ。

毎年、一回目に受け入れる籾は3日かけてじっくり乾燥するんです。
勿論9月早々の籾は高水分&水分分布も広いものが多いのでサクッと仕上がる訳はないのですが、乾燥機に張り込んだ籾の量に対して同じ値になる様に穀物量設定を調整する(穀物量が5の窓まで入ったら穀物量ボリュームを5にする)ところを、穀物量確認窓は5まで入っても穀物量ボリュームは3とかにして循環速度と温度を下げてゆっくりじっくり乾燥します。一発仕上げもせず、一回目の乾燥終了水分値を16%付近に設定してかなり甘めに乾燥を終わらせ、ここから1日完全放置でテンパーリング(水分移行)させて籾同士の水分のばらつきをほぼ皆無の状態まで調整し、水分のバラつきがなくなった籾を追い乾燥で14.5%まで乾燥させて乾燥は終了。

ここまでの準備を行ったうえで…乾燥機を循環通風運転にして、乾燥機側の手動水分測定ボタンを押して”乾燥機側の水分測定”を行うと同時に、”全く同じ層の籾をサンプル米として採取”して手持ちの手動水分計は”籾モード”で水分測定を5回行って”乾燥機側の表示水分と手動水分計の数値に誤差が無いか”を確認し、誤差があれば乾燥機側で修正を行うという糞めんどくさい作業を毎年一回目の乾燥時に行っています。

乾燥機7台持っているので各乾燥機を上記の手順で1台づつ行っているわけですよ。(笑)
乾燥機の水分計はある種の”お守り”的なものですが、乾燥機に表示される水分が合っているのか?全然違う値を出すのか?これを知る必要があります。「乾燥が甘くて籾摺りしちゃった…玄米での実水分は16.7%もありました…。」こんな事をやらかしたら勿論供出米は受け入れ拒否ですし、逆に過乾燥にした籾の水分を戻すことは至難の業ですから、乾燥が甘くてもダメだし、過乾燥もいけないので、乾燥機に表示される水分が”ある程度信用できる数値であるのか?”は凄く重要なんですよ。

前置きが長くなってしまいましたが、ここまでの確認・機械の調整をを行っているにもかかわらず、今年の籾は乾燥機の表示水分と手動水分計の”籾水分数値”は合っているが、玄米にすると1%前後高くなるというおかしな年なんです。こういった年は神経をすり減らしますね…受け入れ拒否なんて出たら全量保証しなきゃいけないですから。

連日大忙しなので、田んぼの様子をじっくり観察とはいきませんが…。
ネコみみ立てた!を散布した圃場と、散布していない圃場の違いは葉色が物語っていますね~凄い差です。
散布していない圃場の方はまだまだ青々しているのに対して、散布した方は凄く色が褪めています。

この差がどの様な結果に結びつくのでしょうか?楽しみですね♪

ネコみみ立てた!散布した圃場
良い感じに色が褪めてきました!

ネコみみ立てた!を散布しなかった圃場
明らかに葉色が濃いな…どうなるんだろう?

2020.09.06

カルテック栽培(密苗)の田植えから16週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから16週間経った様子です。

9月に入りました。
7月のおかしな陽気で出穂は大幅に遅れましたが、8月の陽気で一気に持ち直し、生育が進んだので…「コシヒカリもう刈れるんじゃね?」という声があちこちから聞かれるようになってきた今日この頃。
当社のライスセンターの準備がまだ全然できていないんですけど~!ヤバいっす!ヤバいっす!

小型の乾燥機を2台潰して、中型の乾燥機1台に絞って計7台となった当社のライスセンターですが、まだライスセンターとしてお客様の籾を受け入れられる準備が全然できていないっす!9月に入って連日の雨ですからね…この雨のお陰で稲刈りもストップしている内に準備を進めなければ…。(;'∀')<急げ~~

週間天気予報を見ると何かこの後もずっと雨なんですけど…(-_-;)
1-8月の全体的な気候周りは今年と昨年はよく似ているんですけど、昨年の9月は確か3日しか雨が降っていなかったと思うんです…が!今年の9月は一体どうなるんじゃい!9月に入ってから連日の雨で、この後もずっとって…それはそれで凄く困るんですけど~皆さんの稲刈り乾燥が終わらないと、自分の稲刈り乾燥できないし!

そう考えると…今年の様子からしてどちらが良かったんだろう?
早い田植え(5月連休前後)の場合、分げつ期の気候に恵まれたけど、幼穂形成期はグズグズな気象条件だが、登熟期は8月の陽気で思いっきり後押しされた感じと言えばいいのかな?
んで、5月20日近辺の遅めの田植えだった人の場合、分げつ期間中に梅雨入りして分げつ不良になった圃場が多いのかな?んで、幼穂形成期の途中で梅雨が明けて、(8月10日過ぎに出穂)8月の陽気を幼穂形成期と登熟期で使う事が出来た半面…登熟期の中盤以降は雨ばかりになる…のかな?

まあ…確実に言えることは米にとっても野菜にとっても良い気候周りの年ではなかったという事。
写真で見る圃場の様子は、8月末に尻水の瀬木板を外したんですけど、連日の雨でしっかり水が溜まっています。
稲刈り(地耐力)の事も考えると、水を入れるのは必要最小限にして地耐力アップを図りたい時期ですが、天気予報を見る限り「そんな淡い期待は持つんじゃないぞ~」と言われているような気がして、8月にもっと干しておけば良かったと後悔している今日この頃。

順当にいけば…9月末~10月頭頃の稲刈りが良いんじゃないかな?
まあ…それも今後の天気次第ではあるんですけどね。(-_-;)

カルテック栽培(密苗)
徐々に黄ばみ始め、稲刈りまでのカウントダウンが始まりましたね。

2020.09.06

キヌムスメの田植えから18週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から18週間が経過しました。

出穂日はコシヒカリとほぼ同じ頃だったんですけど、明らかにコシヒカリの方が登熟が進んでいますねぇ~。
コシヒカリに比べて晩稲の品種ですから登熟期間が長いというのをしっかり肌で感じる事が出来ましたよ。
んで、ネコみみ立てたを散布した圃場の方が明らかに葉色の褪め具合が良い感じなんですよね!
散布した後、全く違いが見られないので「これ本当に効果があるのかな?」と疑いたくなる程変化が見られませんでしたが、ここまで来ると散布した圃場としていない圃場の差は歴然ですね!

ネコみみ立てたを布した圃場の方が一足早く出穂しましたし、出穂後の葉色の褪め方も良い感じです。
この差はハッキリと収量や食味にも変化をもたらすはずですよ。

体内に吸収した窒素分を効率よく消化出来るか否か!
当然ですが効率よく吸収→消化が出来れば実にもなるし、早く窒素も切れるからたんぱく値も下がる。

収穫は同じ日に行い、遠赤乾燥機(大島のNX24)を使って別々に乾燥はするが、乾燥モード等も全く同じ条件にして丁寧な乾燥を行ってその結果を見てみたいと思います。
そう考えると今後に待っている収穫日も楽しみですし、乾燥調製も楽しみでニヤニヤしちゃいます。(笑)

結果はそのまま受け止めます。当然ですが青米をピンセットで排除するとか糞くだらない小細工もしません。
その年に出た結果を素直に受け止めて、何が悪かったのかを反省するから次があるわけですし。

正直、品評会云々に出品する米の青米等をピンセットで頑張って排除している人って何がしたいんですかね?
目先の勝ち負けってそんなに大事なんですかね?
因みにピンセットによる不正ってすぐバレるってご存じでしたか?

10a/8俵 正粒歩合95% 未熟粒4% 死米0.1% 被害粒0.1% 脂肪酸15 アミロースetc…。

ピンセットによる人間色彩選別をかければ可能でしょうが…こんな数字ハッキリ言って事実上不可能です。
最新型の色彩選別機にかけたって不可能ですよ?(笑)
正粒歩合90%超は可能ですが、まず間違いなく刈遅れにする必要があるんですよ。
刈遅れになると胴割れ粒が増えるし、脂肪酸の数値が20を超える事もザラですからね。
脂肪酸=米が若いかどうか 数値が高いほど老化した米という事です。

さてどうでしょうか?
正粒歩合があり得ないほど高いのに、脂肪酸が低く、被害粒・胴割れ粒も全然ない米なんて作れる訳が無いです。矛盾したものは作れないんですね。(笑)

でも理論値的には可能なのかな…?
暖かい水しか入水しないような環境の圃場で、比較的水持ちの悪い圃場条件が必要。
分げつの為の肥料は少しでいいので元肥はかなり控えめにしておいて、田植時に限界まで1株当たりの本数多く植えて、子分げつが取れた時点で中干をしっかりかけて分げつを止める。(ここまでやれば親茎は刈遅れにならず、子分げつの茎は早刈りにならない)穂肥は控えめで窒素不足のやせた米にして、高食味スコアを狙いつつ圃場内での稲の平均水分値を24%付近で稲刈りをして、ゆっくり丁寧な低温乾燥で仕上げて、網目2mm位の超粗目の選別網にて米選作業を行い、限界まで被害粒・未熟米の類を排除したうえで、限界まで設定値を厳しくした色彩選別機にかければ…ひょっとすると可能かもしれませんね。(笑)

残る米は10a/2俵も残れば御の字じゃないかな…(爆)
1俵5~6万円で売れれば採算に合うかもしれませんが果たして…(笑)

ネコみみ立てた!散布した圃場
確実に色・姿の違いが出てきましたね!

ネコみみ立てた!を散布しなかった圃場
明らかに肥料消化が悪いんでしょうね。

2020.09.04

和樹の箱庭圃場の田植えから15週間経ちました。

和樹の箱庭圃場は田植から15週間経ちました。 

自分が作る圃場で最も調子が良いんじゃないかな~(汗)
稲の様子からして稲刈りは10月2週ぐらいのどこかで稲刈りをするのが良いんじゃないかな?
今年の箱庭圃場は2年目でもあり、圃場?として使っている箱もver2ですから、しっかりと3.5mm径の穴を50個も空けた”漏水田設定”の圃場ですからね~昨年とは全然水管理が違うんですよね。
中干後は中途半端な雨では全然水が溜まるどころか、乾ききったままとなってしまうので、圃場にしっかり水が溜まるまでたっぷり水を入れてあげないといけなくなってしまいましたが、稲の姿を見ると適度に水が抜ける事ってやっぱり大事なんだなって思います。

昨年行った和樹の箱庭圃場ver1は”水抜き穴”というものが無かったため、水は溜まったら溜まりっぱなしであり、稲が吸う以外水が抜けるという概念が無かった。それ故、土中には嫌気性菌しか居ないんじゃないかな?耕耘してみると硫化水素ガスの香りも凄かったから、よっぽど土の中の環境は良くなかったと思います。(-_-;)

今年と去年では陽気も違うけど、何事も適度という事は大切だと感じました。
水持ちの良い圃場は除草剤の利きも良いし、水管理も楽で作っている最中は楽ちんです。
が!中干しようとすると中々乾かず、稲の生長調整をするには意外と苦労するし、稲刈りでも苦労します。
逆に水持ちが悪い圃場の場合、除草剤の利きも悪く頻繁に水を入れるので水管理にはかなり気を遣うし、水口周辺は地温が下がって生長も遅れて減収にもなる…が!中干はサクッと決まるし、根に新鮮な空気と水が行き渡るので意外と良い稲が出来る圃場って”水持ちが悪い圃場”の方が良いんじゃないかと思う。

水持ちが悪い圃場なら余計な養分も抜けてくれますしね。(笑)

箱庭圃場って何も言っては来ないけど、この姿を見てあれこれ勉強しろ~って言っている様に感じます。
馬鹿げた遊びと思う方も居るでしょうが、意外と多くの事が学べますし面白いんですよね。(笑)

和樹の箱庭圃場
良い感じで葉色も褪め始めましたし、良い感じで推移していると思いますよ。

2020.09.04

バケツ苗実験のその後

はい!こちらはバケツ苗実験の様子です。

田植から約18週間経過しました。
両者とも1本だけ植えたとは思えない凄まじい分げつをしました。

VIPバケツ苗の圃場
倒伏確定だろう…な。

庶民バケツ苗の圃場
良い感じですよ~やっぱりカルテック栽培ってすごいなって思いました。

和樹の箱庭圃場
並べてみると草丈の違いはハッキリしていますね!どちらがバランスが良いかと言うまでもなく写真左のカルテック栽培でしょうね。勿論迫力だけで判断すると右のVIPバケツ苗ですが、やはりバランスは大事です。(笑)

2020.08.31

カルテック栽培(密苗)の田植えから15週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから15週間経った様子です。

相変わらず雨全然降りませんね…。
気候があまりにも極端になってきているような気がします。
雨が降るといえば土砂降りor降り続ける雨であったり、暑い夏を迎えれば猛暑+雨が全然降らない的な。
明日から9月!天気予報は連日雨ばかりの予報となっていますが…本当におかしな陽気が続きますね。

同じ御殿場コシヒカリだというのに、毎年安定して10a/9.5俵~10俵収穫するという達人の域にいらっしゃる農家さんに8月の水管理について質問をしてみました。「何をしたらそんな凄い収量をコンスタントに出せるんですか?」気になることはストレートに聞くようにしております。(笑)

「特別な事はしていないけど、8月いっぱいはしっかり水を入れているよ」

ほうほう!これは良い事が聞けたんじゃないかな?
特に稲の花の咲く前後は稲が最も水を欲しがる時期でもありますしね!
出穂前後の時期はたっぷり水を入れておいても、翌日には全然水がなくなってしまう程ですからね!
しっかり水が吸えなかったら、太れる粒も大きくなるための材料である水が無ければ話になりません。
「8月はしっかり水を入れろ」これはとても重要な要素の一つなんだと思います。

しかし!注意点もあるので鵜呑みにしないでくださいね?
今年の様に”中干するべき時期に中干が全く出来なかった”という場合、田面には地割れが発生しておらず、圃場に入れた水が乾きにくい環境にもなっているので、無暗やたらと圃場に水を入れまくってしまうと…秋の収穫時期に地耐力の無さから、コンバインでの収穫に大変苦労してしまう結果が待っております。

水持ちの良い圃場の場合、あえて稲が水を欲しがる時期に間断潅水を施して、地耐力を高めつつ意図的に地割れを発生させるという荒業もありますが…米の事を考えるとしっかり水を入れたいけど、収穫の事も考えると地耐力は重要ですし、地割れが発生すれば土の表面積が増えるので乾きやすくもなりますし…。

さて困りましたねぇ~。
特殊な気候の年ほどこの様な分岐点が発生するわけでして。
しかも今年の夏は灼熱でしたから、例年にも増して稲も水を欲しがるでしょうしね。

カルテック栽培(密苗)
少しづつ黄ばみ始め、収穫まで1か月くらいかな?

2020.08.24

カルテック栽培(密苗)の田植えから14週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから14週間経った様子です。

雨もほとんど降らない灼熱の8月が続いております。
昨年の夏とそっくりじゃないですか?この調子だと9月も雨がほとんど降らないんですかね…?

出穂から10日以上経過し、徐々にですが稲も頭を垂れ始めてきたかなという8月も終盤の24日の様子です。
この時期としては葉色が高いっすね~窒素消化が特に悪い6月・7月の天候をもろに受けましたという葉色ですが、こればかりは勉強不足な自分にはまだ対処不可能な現実がしっかりと現実化したなって思います。

こういった年はカリ肥料を別途散布して、稲の体内に溜め込んだ窒素分を強制的に消化・吸収させなければならなかったわけですが、この手法を知ったのもつい最近の事でして…う~ん勉強不足を実感します。

ザックリと”天気が悪いからいけないんだ~”と天候のせいにしておけば気が楽なのかもしれませんが、天気に責任を擦り付けたとて別に現実が良くなるわけでもありませんから、こういったネガティブ要因をきっかけに勉強して、現実に負けない知識で武装してキチンと対処できれば問題は問題でなくなりますからね。

不幸中の幸いは、8月の陽気に恵まれたという現実もあります。
あのまま7月のような天候がズルズルと続いていたら…歴史に残るような大不作の年になったのではないかと思います。現に7月の雨ばかり続くころに出穂を迎えた圃場は”最悪の出穂期”になるわけですから、雨が上がるのを待ち続けた結果…雨が上がらないまま花の時期を終えてしまうという洒落にならない圃場もあったかと思います。

恐らくですが、今年の秋の収量はあまり見込めないでしょうね…。
こんな気候周りだよ~って分かっていたのであれば、肥料設計・追肥タイミング・田植え時期も全然違うでしょうし、強いては苗の仕込みの時期すら変わってきますからね。言い出したら切がありません。

カルテック栽培(密苗)
さてさてどの様な結果になるのやら…?

2020.08.18

カルテック栽培(密苗)の田植えから13週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから13週間経った様子です。

連日本当に暑いですね~しかも!ほとんど雨が降らない!昨年の夏と本当にそっくりですよ。
御殿場で連日30℃超えなんて過去にはありえなかった気候ですよ。
なにせ御殿場は真夏でも30℃を超えないことがある種の自慢?みたいなものだったのに、今では当たり前。
以前なら一夏で30℃超えが2~3日あれば多い方だったんですけどね~エアコンが普及するわけです。(笑)

さてさて、カルテック栽培(密苗)の稲は今が花盛りですね~♪
花盛りの時期に晴れて強い風が吹かれたら花芽が飛んで全てが台無しになってしまうのですが、今年は大丈夫そうでとりあえず一安心ですが、連日この暑さなので乳白米の心配等もしなければなりませんね…。(;'∀')
この時期は稲が最も水を欲しがる時期でもあるため、夜の内に入れた水が夕方には少なくなっているという程、ごくごく水を飲んでいるんですね~。当然この暑さで蒸発する水の量も凄いとは思うんですけど、それ以上に稲が吸うペースが凄い!暑さから稲を守るという目的でかけ流しにするという方法もあるんですけど、仁杉地区は余計な水なんてありませんから、ちゃんと下の圃場にも水が流れるように配慮しなければならないので、かけ流しなんて言語道断!水があるだけ幸せと思って大事に使わせてもらっています。

出穂期にしては葉色が高いですね…。
やはり7月の低温&超日照不足により窒素肥料は吸ったけど、消化できずに今に至るといった感じでしょうか。
様々な要因が重なって分げつ不良を起こしてしまったこともありますし、中干は皆無という事もあり、穂揃い期の頃から強めの間断潅水で地耐力も高めつつ、稲にもコンバインにも優しい圃場条件に整えていけたら良いな~なんて思いますが、今年の9月はどのような陽気になるのでしょうか?

雨が多かったら間断潅水もへったくれもありませんからね(-_-;)

カルテック栽培(密苗)
出穂期にしては高い葉色!もっと窒素消化の勉強をしなきゃダメそうです。

2020.08.18

キヌムスメの田植えから15週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から13週間が経過しました。

なんと!先週(田植後12週)の写真を撮り忘れるという間抜けな自分。
先週の更新に、キヌムスメの様子がアップされなかったのは”写真の撮り忘れ”が原因なんです。
田圃の様子は見に行っておきながら写真を撮り忘れるなんて全く何やってるんですかね…。(-_-;)

さてさて挫けていても仕方が無いので、稲の生育の話に戻りたいと思います。
”ネコみみ立てた”を散布した圃場の方が出穂が早かったんですよ!写真からも判断できるかと思うんですけど、葉色の落ち方もネコみみ立てたを散布した圃場の方が良い感じで、明らかに穂の垂れ具合が良い感じですよね?
ネコみみ立てたを散布しなかった圃場は今が花盛りといった感じで、3~4日程度ですが散布した圃場の方が早く出穂したんですよ!やっと…やっと散布した違いが表れてくれたという感じです。(笑)

コシヒカリよりも2週間早く田植えをしたわけですが、出穂時期はほぼ一緒という結果にも驚きです。
御殿場の気候にとっては晩稲の品種となるキヌムスメですが、ここからの登熟期間がコシヒカリと違って長い時間を要するんでしょうね。コシヒカリの場合、出穂40~45日(平均気温により変動)と言われているので、8月13~14日がコシヒカリの出穂日だったので、9月28日前後が稲刈り適期になるのかな?

キヌムスメの場合、出穂後55日前後なのかな…?コシよりも早く植えて、コシの稲刈りが終わって一息ついてからキヌの稲刈りするような感じになると思うんですけど、慌ただしく追い回されないのはありがたい話ですね。
コシヒカリよりも倒伏に強く、食味もかなり良いとされる品種なだけに収穫が楽しみです。

ネコみみ立てた!散布した圃場
やっと散布した変化が現れました!ちゃんと実と花に行く栄養があるという証拠かもしれません。

ネコみみ立てた!を散布しなかった圃場
散布した圃場と比べると出穂も遅くなるようです。今後は穂長も調べなければいけませんね。

2020.08.21

和樹の箱庭圃場の田植えから13週間経ちました。

和樹の箱庭圃場は田植から13週間経ちました。 

和樹の箱庭圃場もようやく出穂しましてね、茎も太く順調な生育を見せております。
この時期の水の吸いっぷりは本当に凄いですね!朝ガッツリ入れた水が夕方には無くなってしまいますからね!もちろん下にも水は抜けるわけですが、ガシャ洩れする訳では無くいい塩梅で自然減水する程度なので、2日に1回水を入れる感じから毎日水を入れなければならないわけですから稲の吸う水の量が凄く多いことが見て取れます。

この時期は花水と言われるそうですが、この時期に水を切るのはタブーとされるので、ただただ乳白米防止するために水をかけ流しをするために我田引水で”自分の田んぼさえ良ければ!”をやってしまうと、他の方が困ってしまうのでこの時期こそ”一番水を譲り合うべき時期なんだなって思いました。

この箱庭圃場は水道水で育てている圃場なので、水をたっぷりかけても問題になることはありませんが、リアル圃場は話が変わってくるので思いやりの精神で稲作りが出来たらなって思います。

稲の様子は…元気そのものですね!
続々と出穂し、一気ににぎわってきました。
風の強い日は壁の陰に隠して倒伏防止してあげようかと。(笑)
リアル圃場でもこれが出来たら最高なんですけどね~これからの時期、強い雨風は天敵ですからね。

和樹の箱庭圃場
続々と出穂し、秋の収穫時期までカウントダウンとなりました。

2020.08.21

バケツ苗実験のその後

はい!こちらはバケツ苗実験の様子です。

田植から約13週間経過しました。
元気が無い!元気が無い!と言っていた庶民バケツ苗の威勢が凄い!
庶民バケツ苗単品をバケツの下までしっかり写真に収めようとすると写り切れない位の草丈になってきました!
VIPバケツ苗は別格なので、コレは置いておいて…っと。(笑)
庶民バケツ苗の稲が正直ココまで一気に盛り返してくるとは思いませんでしたよ!

バケツ苗たちも続々と出穂し、一気に稲らしい立派な姿いで立ちに変化し、見る者を楽しませてくれます。
くだらない遊びと思う方も居るかもしれませんが、こんな事から見えることだっていっぱいありますよ。
理想的な稲の姿を想像し、出来る限り理想的な環境下で生育するとどうなるか?先ずはここを知ることで次のステップに進めると思うんですよね。ただ、浅水管理すればいいって訳でもなく、天候による変化もそうですし、耕耘のしかたや、代掻きの具合一つで生育は変化するわけですから、要因が多過ぎて何から整理したらいいかさえ正直よく分かっていないわけですよ(笑)

とは言え、千里の道も一歩から!
出来る限り稲が喜ぶ環境を与える為にもあれこれ学びたいと思います。

VIPバケツ苗の圃場
もう笑いしか出ませんね(笑)凄い分げつです。

庶民バケツ苗の圃場
凄い勢いで生育中!まさかここまで盛り返すとは(笑)

2020.08.11

カルテック栽培(密苗)の田植えから12週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから12週間経った様子です。

梅雨明けしましたね~完全に(笑)
やはり思うことは昨年の気候にかなり似ているような気がするんですよね。
1-3月は超暖冬で、4月は寒い傾向の日が多く、5月は陽気に恵まれ、6-7月は雨が非常に多かった。
昨年はもっと早く梅雨入りしたような気がしますが、何せ7月の日照時間の少なさは過去最低だそうです。
昨年の7月は梅雨の中休みがボチボチあった気がするんですけど、今年は本当に雨ばかりでした。
梅雨が明けたとたんに…ギラギラと照り付ける強い太陽の日差し…本当に昨年とそっくりな気候です。

昨年の8月は梅雨明け後、お盆の頃に来た台風による降雨があるまで2週間以上雨が降らず、田圃周辺の道路わきに生えている草が萎れてきていた事に驚いたことを今でもよく覚えています。あの暑さと雨降らずでしたからね。

稲もこの陽気で体内に溜め込んだ窒素分を一気に消化できることは間違いないと思うんですけど、7月中の低温&超日照不足で”消化するはずだった時期に消化できなかった窒素肥料”がこの後どの様に暴れだすか心配です。

全体的にはたんぱく値が高めに推移するんじゃないかな…?肥料が切れてほしい時期に肥料が残ってしまっているわけですからね。間違いなく今は流行らない”実肥え”を打ったようなもんだと思いますので…(-_-;)

カルテック栽培は元々、草丈が短く推移する傾向にある栽培法なので、この暑さと遅れて効いてくる肥料にも負けず倒伏の心配はあまりないかと思うんですけど、食味に関してはどのような結果が出るのかは収穫してみない事には分かりませんが。

まあ…とにかく今は、天候が回復してくれたことは何よりかなって思います。
あのままの気候で推移したら、いもち病で全滅って事さえ起りえたわけですからね。

カルテック栽培(密苗)
今更ながらググっと葉色が上がってきましたね~肥料を消化できてなかったんだね。

2020.08.12

和樹の箱庭圃場の田植えから12週間経ちました。

和樹の箱庭圃場は田植から12週間経ちました。 

自分で作っている何処の圃場よりも一番安定した良い成長をしているんじゃないかな?
強いて言えばもう少しだけ分げつをとっても良かったかな?という印象は受けるのですが、コレはコレで登熟歩合の高い良いイネになるのかな?なんて思うと一体何が正解なんですかね?(笑)

多めに分げつを取って穂数で勝負するやり方もありますし、分げつは少なめに抑えて登熟歩合を高めて大粒の良質米をで嵩を稼ぐか的な?(笑) 分げつは多い方が田んぼの見た目は間違いなく良いですよね?株も充実しているし、見た目もにぎやかで秋の収穫時の収量の夢も見られますからね~♪逆に分げつ控えめだった場合、見た目は寂しげですし、一見収量に期待が持てなさそうなんですけど、屑米が少なく大粒なので袋詰めして初めて”ああ~収量良かったんだ”的な驚きがあってコレはコレで楽しいですし。

さてさて…収穫時期までは間断潅水でじっくり様子を見るだけの季節となりました。
出穂間近となったこの時期ですが、ある程度出穂タイミングが揃いそうないい雰囲気ですよ。

和樹の箱庭圃場
もう出穂間近!穂長がどの程度の長さになるかも注目ですね。

2020.08.12

バケツ苗実験のその後

はい!こちらはバケツ苗実験の様子です。

田植から約12週間経過しました。
なんかもう…凄い差ですね(笑)
VIPバケツ苗は現実ではありえない最高の代掻きと、土中の素晴らしい団粒構造から抜群の根張りをした結果がコレと言えば当然の結果かもしれませんね!たった一本だけ苗を植えるために苗床用の土を1袋贅沢に使っていますからね~(笑) しかも!上・中・下段にエリア分けしながら分げつ用・穂肥用・実肥え用みたいなイメージで生長に合わせて肥料が吸えるような仕込みまでしたわけですから。(笑)

中干は一切していないので、遅れた分げつもそのまま取り続けましたから穂の出方もそりゃ~凄いですよ。
その代わり、このバケツから収穫できる籾は水分の暴れ方も凄いんじゃないかな?
親から分げつした茎からまた分げつして…これを永遠と繰り返して現在に至りますからね。
お盆の頃から出穂を始めて、2~3週間くらい続々と出穂するんじゃないかな?まとまる訳がない!(笑)

VIPバケツ苗の勢いがあまりにも良すぎちゃって、庶民バケツ苗が全然ダメなように見えるんですけど、意外とそうでもないんですよ?草丈の違いが今後さらにはっきりと表れてくると思うんですけど、カルテック栽培は草丈が低く推移する栽培法であることから、その違いを隣り合って見るのは自分自身も初めての事です。

VIPバケツ苗の圃場
もう凄いです…バケツから稲が爆発してますね(笑)

庶民バケツ苗の圃場
陽気の回復と共に一気に来ましたね!

2020.08.03

カルテック栽培(密苗)の田植えから11週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから11週間経った様子です。

長かった梅雨もようやく明けたようです。
天気予報によってはまだ雨が降るような予報になっていますが…天気.JP‼しっかりしろい!
ウェザーニュースではもう梅雨明けした週間天気になっているぞ!待ちに待った夏本番到来かな?

先週と比べると明らかに稲が元気を取り戻した様子が見て取れますね。
依然葉色は高いままをキープし、強い太陽の光無くしては元気が出なかったんだよ~と稲が言っているようです。
それだけ今年の水管理が稲の望む形とはズレていたという証拠でしょう。

稲って言葉は発しないけど、姿いで立ちであれこれ主張してくるんですよね。
ただ今年は深水による薬害もあり、生育不良を引き起こしてしまった結果、強い日差しという植物にとって最強の活力剤無くしてこの状況を突破できなかったんだと稲に言われているような気がします。

ここからの天候次第でどのような復活劇があるのかそれも見どころになったんだと思います。
天候に甘えているようではまだまだな自分ですが、これも大切な経験と思って来年以降も頑張りたいな。
8月に入って一気に晴れが続きそうな気配ですが、この調子で自分の未熟さをカバーする熱い日差しが欲しい!

周囲の圃場を見ると気の早い?稲がぼちぼちと穂を付け始めています。
例年と比べても1週間以上遅れているかな?カントリー周辺でも天候周りの良い年は7月27日近辺で穂揃っている圃場もあるくらいですからね~そう考えると、今年の気候は稲が望む気候ではなかったというサインでもある。
カレンダー農法はこの気候を無視した栽培方法ですから、やはり稲の様子に合わせた管理が必要ですね。

カルテック栽培(密苗)
8月に入って一気に日差しが強くなりましたね~♪これを待っていました!

2020.08.03

キヌムスメの田植えから13週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から13週間が経過しました。

なんだか昨年の気候にそっくりですね。
1-3月は超暖冬で、4月は低温気味で推移し、5月は陽気に恵まれ平年よりも高い気温で推移し、6-7月は低温で雨ばかり…すると8月は雨の少ない猛暑の夏?昨年とそっくりで推移している今年の天候ですが、大きく違うのは雨の降り方が違う位ですかね?昨年の6-7月はダラダラと雨が降る日が多いという傾向でしたが、今年は雨の降り方が暴力的というか…すさまじい降り方をしましたよね?特に7月前半は5日間台風が居座ったかのような雨風でしたからね。あの降り方が7月後半に来ていたら…青いまま倒伏する圃場もあったかもしれませんね。

さてさて、先日ネコみみ立てた!を開発中の名東ケミカルエンジニアリング様と、製造元となる企業の方との面談があり、肥料の開発・生産にまつわる裏話や、除草剤のアレコレ等かなりマニアックな話が聞けましてね~(笑)
大きく実感したことは、肥料・農薬の専門家の方と話をしていて、その話がかなり理解できる様になっていた事!
コレは大きいですよ~♪専門家と話せるチャンスなんて早々ないと思うんですよ。
んで、その専門家とお話をしたが…全然話について行けないようでは、試験栽培をを依頼する企業側だって残念ですし、自分だってその貴重な時間を活かせていないわけですからね。

余談ですが…現在世に出回っている中後期の除草剤の中では”レブラス”は最強の除草剤だそうですよ?(笑)
アレを散布して効かなかったとすれば…ただ単純に散布時期の問題(適用葉齢・散布後の天候)か、散布に当たっての準備(しっかり深水状態で散布)が整っていなかったしか考えられないほどよく効く除草剤だそうです。
評判が凄く良い除草剤ですからね~♪逆に名前は効きそうだけど”アトトリ”あれは駄目な除草剤でしたね。(笑)

ネコみみ立てた!を散布した圃場と、散布しなかった圃場を視察していただきましたが、稲の様子を多く写真に収められ、順調な生育に大変満足していられたのでまずはここまでは成功かなって♪よかった~( *´艸`)
その他、一発肥料体系の圃場の視察等もしてもらいましたが、専門家から見ても順調な生育をしているようで上手く行っている圃場は順調だし、そうでない圃場はしっかりとその結果が表れているという”何が原因してそうなったのか?”が顕著に表れる結果となりました。

一番困ることは”天気のせい”にしてなぜこうなったのか?の分析が出来ない事じゃないかなって思います。
その地域に住んでいれば天候面ではそんなに極端な差はないはずです。
が!上手く切り抜ける方も居れば、天候の影響をもろに受けてしまう方も居るわけです。
その差は何か?裏付けがある知識と技術で、マイナス要素を打破できるノウハウがあるから突破できる訳です。

今年はそのことが学べただけでも大きな収穫です。
水管理と肥料がもたらす稲への影響…ただ水があればいいってわけじゃないですね。

ネコみみ立てた!散布した圃場
徐々に葉色も褪め始め、やはり穂肥を撃ったのは間違いじゃなかった!

ネコみみ立てた!を散布しなかった圃場
リン・カリが少ない分、若干色は濃い目かな?問題となるような葉色ではありませんが。

2020.07.30

カルテックの圃場に田畑の大将を撒きました。

コシヒカリ(密苗)の圃場は、当初出穂予想日を8月7日と予想して動いてきたのですが、雨ばかりの7月の影響を受け、生育が大幅に遅れてしまったようです。おそらく…8月13~14日頃の出穂日となりそうな雰囲気なので、カルテック栽培最後の散布物である”田畑の大将”を散布することにしました。

出穂日-25日で穂肥の尿素を散布し、出穂日-15日で味の決め手となる田畑の大将を散布するわけです。
しかし、当初8月7日出穂予定で動いていたため、穂肥の尿素は7月13日(出穂予想日-25日)に散布したのですが、実際には5日位出穂日が遅れるため-30日前後での穂肥散布となってしまいました。

まあ~遅れて穂肥を撃つよりも早めの方が収穫時のたんぱく値も低くなりますからね。
また今年のような陽気の場合、少なめの量で撃っておいた穂肥分が今着実に消化しているようにも思えます。
流石に強気の穂肥散布をする年ではありませんが、天気予報を見る限り梅雨明けしたかな?まだかな?という微妙な感じではありますが、日に日に雨が降らない日が出てきていることも踏まえ、穂肥を散布しておいたのはやはり正解だったかな?

さてこの田畑の大将ですが、葉色が高く推移している場合は多めに散布することで窒素食いを促進する効果がありますので、「今年は葉色が高いな~大丈夫かな~?」という年は多めの散布で最終調整が可能です。
今年の夏も梅雨明け後は猛暑が予想されていますので、あまり窒素食いを促進してしまうと夏の暑さに耐える窒素がなくなってしまう為、穂肥は控えめの量で散布しておいて、田畑の大将は通常の量である10a/20kgの散布。

田畑の大将が満載の動散!
総重量は43kg程度でしょうか…凄く重たいです。

安木さんが頑張って散布しました!
葉色が高めのあたりに気持ち多めに散布する感じです

2020.07.28

和樹の箱庭圃場の田植えから10週間経ちました。

和樹の箱庭圃場は田植から10週間経ちました。 

中干も順調に進み、地割れも次第に大きくなってまいりました。
が!ここで少し問題が…写真をよ~く見ると確認できるんですけど、田面の地割れに対して箱と土の境界が大きく口を広げています。当然と言えば当然なんですけど、土同士は粒子で結合しており、水の力を得て粘土のような感じになっているのでガッツリ結合していますが、圃場を形成している箱はプラスチック製なので土と結合しにくい物同士!水分が抜けて土が収縮するほどに箱と土の境界がどんどん開いてしまう!(笑)

中干し過ぎちゃうと稲が弱ってしまうのでそろそろ中干収終了な。

和樹の箱庭圃場
土作りって本当に大事だという事を見せてくれる和樹の箱庭圃場。

2020.07.28

バケツ苗実験のその後

はい!こちらはバケツ苗実験の様子です。

田植から約10週間経過しました。
VIPバケツ苗は肥料をガンガン吸いながら爆進中ですね!もうコヤツの暴走は止められない!
天候なんてお構いなしで生長できているのは、十分な肥料があることと、根を張っている土の中の環境が稲に対して凄く合っているんでしょうね。作土の深度も十分で、元々育苗用培土なので粗粒状だから根の張りも張りやすい環境であることに加え、コシヒカリ専用マップ055を適量追加で加えておりますが、下層・中層・上層にエリア分けしながら仕込みの時点で加えてありますからね…(笑)
言うならば”三段ペースト”ならぬ”三段施肥”という現実世界には無い肥料散布をしてありますからね。(笑)

苗箱6箱前後に使える育苗用培土をたった一本だけ植える苗のために使用し、水抜き穴まで空けたオイル缶に丸ごと1袋突っ込んだんですから土量も十分!稲が好むphに元々調整されている事!根張りの良い粗粒状の土により根も張りやすい環境が整えられており、代掻きは表面だけしかしていないから団粒構造はそのままキープ!余計な水だけ抜けるという稲からしたら天国のような環境かですもん(笑)

VIPバケツ苗と命名した意味が理解できましたでしょうか?(笑)
育苗用培土1袋は1000円弱しますが、こんな使い方をして勿体ないと思うのも自由です。
ですが、肥料代も含めて1000円弱で約3ヵ月弱楽しめていますし、この後2ヵ月弱楽しめると思ったら1000円って高い遊びですかね?月当たり200円の道楽ですからね~悪くないかと思いますが?(笑)

現在も生育進行中に付き本数も数えていませんし、最後稲刈りしたときに本数を数えるくらいでいいかな(笑)
どこまで増えるのか楽しみですし、毎週数えていたら面倒なくらい本数増えてきていますからね。

VIPバケツ苗の圃場
悪天候なんて関係なし!理想環境ってこんなにも凄いんですね。

庶民バケツ苗の圃場
葉色の差がハッキリとしてきましたね~さあがんばれ!意地を見せろ!

2020.07.27

カルテック栽培(密苗)の田植えから10週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから10週間経った様子です。

ここ最近降雨日が減ってきたせいか?徐々に元気を取り戻しつつあるコシヒカリ(密苗)圃場の様子。
先週は薬害について触れましたが、構造改田により大きく形を変えた圃場って作業性は間違いなく良いです。
が!水の偏りによる薬害が発生しやすいなんて当時誰も考えなかっただろうな~(-_-;)

まあ、草丈と相談しながら除草剤を散布するのが最も理想的なんでしょうけど、草の発生はそんな事(稲の都合)お構いなしで出てくるので、適時適量を散布しなければその効果は十分に得られません。
今年気が付いた事なんですけどね、除草剤の効果って薬によって全然違うな~って思ったんですよ。

弱い弱いといわれる初期剤のマーシェット。
代掻き直後の圃場に田植えと同時で散布をすると、ヒエの発生阻害に凄く良く効く気がします。
稲に対する攻撃性も低く、比較的安心して使える除草剤じゃないかな?効果は2週間程度?
しかし、代掻きから時間が経った圃場ほどマーシェットによるヒエの抑制効果は薄れる気がします。
正しく使えば、移植直後の稲への攻撃性も低く、次の除草剤までの良い橋渡し役かなって思います。

初中期一発剤の除草剤。
効果期間は圃場条件や、使用する薬によっても変化しますがおおよそ1ヵ月程度効くようです。
んで、効果効能をよく読んでみると…ノビエ3葉期まで・オモダカ○○cmまで~とあれこれ書いてありますが、当然初期剤よりも強めに設定された初中期一発剤ですが、実際のところ”生えてしまった草に対する効果”って文言より弱いような気がするんですけど気のせいでしょうか?

キヌムスメの試験圃場で試してみたんですけど、ヒエの発生はほぼ無い”ネコみみ立てた!”を散布した圃場での検証の一例なんですけど、”硬い代掻き”を行ったこともあり、例年にも増して水持ちが良くなったこの圃場。
除草剤が最もよく効く素晴らしい水持ちのこの圃場で、田植後約1ヵ月弱まで除草剤無しで稲を生育させ、発生している草・現在の草丈等も適用範囲内に収まる除草剤を使用という条件化の下、尻水の瀬木板を限界まで上げて”がっつり深水状態”にした後、初中期一発剤を散布してみました。
散布したころは天気も良く、散布後も晴天が続きましたし、水をかけ流したなんてこともないという条件です。

結果はどうだったか?
全然草が死ななかったんですよ。
例えばクログワイですが、草の先端から5cm程度の所に除草剤を吸って薬害を受けた後は残っているものの…その後も生長を続け、後から発生してくる雑草も平然と生えてくる始末!全然効果が無いと判断。
ノビエ3葉期まで効くとあるこの初中期一発剤ですが、2葉期のヒエが発生している状態で散布してみたがヒエはその後も生長を続け順調に生育してしまった。勿論ヒエの生長点よりも水が多い状態から徐々に減水すると同時に、ヒエも伸びて水面の除草被膜に触れたにもかかわらず効いていないって何で?

定点で観察をしてみた結果、初中期一発剤って”既に生えてしまっている雑草に対する効果は低い”と判断してみた次第ですが、如何でしょうか?製品名を出してしまうと問題になりそうだから伏せておきますけど、初中期一発剤の使い方って便利な反面結構怖いっすね。初期剤に比べて稲に対する攻撃性も強く、抑制期間と効果は強いものの…既に生えてしまった草に対してはあまり効果が感じられないという微妙な立ち位置の除草剤。

もちろんいい塩梅に効果を発揮する初中期一発剤もあるかとは思うんですけど、自分が使ったあの初中期一発剤はもう使わないと思います。当然ですが、このシリーズの除草剤は2年毎に新型の除草剤に変更し”耐性が出来た田圃で効かない”なんておバカなデータではありませんのであしからず。

稲の方はやっと…元気が出てきたように思えます。
葉色は依然高いままをキープしているので、生長したいけど生長を邪魔する何かに押さえつけられているんでしょうね。今後の天候次第では一気に成長する可能性はあるという事の表れでしょうね。

カルテック栽培(密苗)
さあどこまで持ち直すかは今後の天候次第といったところでしょうか?

2020.07.27

キヌムスメの田植えから12週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から12週間が経過しました。

梅雨…明けるよね…?天気予報を見ていると、今週もず~と雨と曇りの予報なんですけど…(-_-;)
天気予報では確か24~25日頃に梅雨明けしそうだとか何とか言ってましたけどいい加減なものです。
流石にここまで梅雨が長引くと家の中もカビだらけです…特に木の柱とか点々とカビが発生しています。
家中除湿したいけど流石にそんなに除湿器ないっす!

家の中であってもこれだけカビが生えてしまうのですから圃場の方は大丈夫かな?
キヌムスメの試験圃場をあちこち見てみたのですが…こちrはいもち病は発生していない模様。
これだけ生長して込み合ってくると空気の流れも悪くなりますし、これ程晴天率が低いと稲にも良くはない。
周辺でもいもち病が発生していない証拠でもあり、自分も発生源になっていなくてよかった~(;'∀')

曇り空の元、写真撮影をしていると全然葉色が褪めてきていないように見えるんですけど、日に日に葉色も褪め始め、出穂に向けて着実に窒素分を消化している様が見て取れます。このままいけば問題なさそうですね。
当初の予定?では8月20日前後と言われた出穂予定日ですが実際のところどうなんだろう?
明らかにコシヒカリとは生長の仕方が違うな~って思います。
徐々に分げつして、草丈がググ~ンと伸びてくると間もなく出穂するイメージなんですよね。(コシヒカリは)
しかし、キヌムスメってガンガン分げつして、草丈もグングン伸びてしばらく停滞しているような感じで、一体いつになったら出穂するのかな~って。この間もちゃんと茎も太くどっしりしてきているんですけど、早生と言われるコシヒカリとは明らかに違う生育の模様です。

本当に梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、キヌムスメの試験圃場の稲たちは凄く元気です。

ネコみみ立てた!散布した圃場
散布はしたけど全く変化なし。窒素が入っていない肥料ってこんな感じなんですかね?

ネコみみ立てた!を散布しなかった圃場
相変わらず元気に生育中で、特に報告するような変化はありませんね(;'∀')

2020.07.21

和樹の箱庭圃場の田植えから9週間経ちました。

和樹の箱庭圃場は田植から9週間経ちました。 

リアル圃場では中々中干が出来ず悶々とする日々が続いて居ておりますが、この箱には圃場は現在屋根下にいるので雨もかからず順調に中干が進行しております。(笑)
7月初頭の強い風雨で葉にかなりのダメージが残り、痛々しい感じもあるのですが今後の生長に伴いあまり目立たなくなってくるかな?とにかく息子と同じで元気よく健やかに育ってほしい!その一心です。

中干も順調で、徐々に土に発生し始めた地割れが順調な中干の証です。
ある程度中干が出来たら、稲をいじめ過ぎない程度に中干を終了させて間断潅水に移行するつもりです。
この圃場にはコンバインが入る訳ではありませんからね…(笑)無駄に地耐力を付ける必要はないので、水根から陸根に切り替えを促すことと、酸素が根に行きやすいように割ってあげればいいだけですからね。

病気にも一切なっていないし。
風によるダメージは、子供が走り回って転んでけがをしたと思えばいいかな?(笑)
日々の観察も面白いですね~これだから農業は楽しいんですよね。

和樹の箱庭圃場
中干により徐々に地割れが発生してきました。どのくらいの期間干そうかな?(笑)

2020.07.21

バケツ苗実験のその後

はい!こちらはバケツ苗実験の様子です。

田植から約9週間経過しました。
こちらの圃場は除草剤を散布していないので、庶民バケツ苗は”元肥無し状態”からの陽気と深水による生育不良でしょう。普通の圃場なら瀬木板を使って水位をコントロールするのですが、このバケツ苗には水位コントロールする瀬木板というものが存在しません。

また、初期生育を促す肥料もなかったので気候の影響をもろに受けた事。
写真には納めていないんですけど、必死に分げつしようと新芽を出して頑張っていたが、水面から顔を出す前に窒息死という場面を何度も見ました。初期肥料がある場合、この勢いがあるから窒息する前に地上に出られるので分げつ量が違うんでしょうね。

たかがバケツ苗と思ってバカにしていませんでしたか?
こんなことやって何がわかる?的な。
しかし、元肥有と無しでどのような変化が発生し、その結果がどうなるのかって。
百聞は一見に如かずっすよ?

当然ここでは掲載しない貴重なデータも多数手に入りました。
来年もバケツ苗実験は継続しますし、今後もどんどん面白いデータが手に入ると思います。
楽しいですね~農業って。

VIPバケツ苗の圃場
こちらは継続して成長を続けています。

庶民バケツ苗の圃場
陽気が良くなったら一気に爆発しそうに思うのは気のせいでしょうか?色はやる気に満ちてます(笑)

2020.07.21

カルテック栽培(密苗)の田植えから9週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから9週間経った様子です。

う~ん…完全に分げつ不良しちゃいましたね。(-_-;)
草丈も短いし…葉色は出てはいるが、成長しきれないという完全な不完全燃焼ですな。
深植え・深水…ときたら最後は薬害でもやらかしちゃったかな?という今年の栽培は大失敗です。
密苗が悪いわけでもないし、カルテックが悪いわけでもないのは他の圃場で検証済み。
実際、今年はキヌムスメ以外はオール密苗で植えているんですけど、別エリアの一発肥料体系の圃場は分げつも生育も全く問題なしですし、別エリアの生粋のカルテック栽培圃場も同じ密苗ですが分げつ生育共に問題なしです。

同じカルテック栽培の圃場で比較しても標高差が出る程の差もないです。
いいとこ…15~20M程度の差はあるでしょうが、これが何か問題を引き起こすかというとあり得ません。
もうここまでくれば何が原因でこうなったかの予想が立ちました。
生育分岐点は初期生育不良の状態に、かなりの深水で散布した除草剤が原因と分析します。
また、除草剤散布後の深水期間が無駄に長かった事もここまでの生育不良を引き起こしたのではないかと。

別エリアですが、今年の5月って風の強い日が多かったじゃないですか。
凄く根張りの良い健康な苗だったんですけど、草丈の短い苗を使用して田植えを請け負った圃場がありましてね、肥料も同時散布する除草剤も施主さんが準備されたものを正確に散布したんですけど、特に風下側が酷い薬害により分げつ不良と生育不良を引き起こした圃場がありました。何が原因かというと”風”なんです。

水口側は2cm程度の水深ですが、風下側は風で水と除草剤が寄って水深5cm以上になっていたのを何度か見たのですが、田植直後に書中期一発の除草剤が稲の生長点に触れたと思われる酷い薬害が発生しました。

別の請け負った圃場では、田植直後から無駄に深水にされる施主さんがおられましてね…田植えから2週間強経った圃場で「全然生育しない!肥料撒き忘れたんじゃない?」というクレームの電話が。
間違いなく肥料も散布したし、除草剤の量も間違っていない。(当然余計な量は機械にセットしませんし)
奇しくも同じ苗を使って同じ日に植えた道向かいの圃場は…素晴らしい生育をしていました。

じゃあ原因は何か?

田植と同時に散布した初中期一発の除草剤を散布していることと、深水がもたらした薬害で間違いありません。
初中期一発剤って裏の文言を読んでいると、初期除草剤の効果よりも間違いなく効果が強いんですよ。
初期剤ならノビエ2葉期までとなっていて、初中期一発剤だとノビエ3葉期とか3.5葉期までって書いてありませんか?同じ田植と同時散布できる除草剤ではあるものの、効果が強い除草剤って当然稲にも効いてしまうわけです。

例年なら穏やかな陽気で、多少の薬害が発生しても稲は持ち直すんですけど、草丈の短い田植え初期段階での深水が原因で強めの薬で出鼻をくじかれ、その後の天候に恵まれなかった今年のような陽気のパターンは注意が必要ですね。

①4月に低温気味で苗の草丈が短い。
②5月は風の強い日が多く水が寄りやすかった
③6月早めの入梅
④7月は壊滅的に晴天率が低い

使う除草剤についても今後は考え直す時期に来ているのかもしれませんね。

カルテック栽培(密苗)
除草剤による薬害でしょうね…回避は出来たはずですが、自分の知識不足が招いた結果。

2020.07.21

キヌムスメの田植えから11週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から11週間が経過しました。

梅雨…明けそうで中々明けませんね~(;'∀')
なんでも24~25日頃梅雨明けするとか何とか言ってますが…天気予報を見ると日替わりで明日の天気も週間予報もコロコロ変わる今日この頃、一体いつになったら梅雨明けするんですかね?流石に一発肥料体系の圃場はこの日照不足により少しずつ葉色は冷めつつあるものの、この時期としては依然高い色をマーク!月末にはヘリ防除(いもち・カメムシ)も控えているというのに、雨の中散布されても意味がなさそうだしなぁ~どうなることやら。

さてさて…このキヌムスメ試験圃場はようやく”ネコみみ立てた”を散布した圃場も、散布していない圃場も葉色も整い、分げつ数もほぼ同じになったかな?という感じで絶好調な生育状態にあります。
予想出穂日は8月20日頃なのかな?初めて作る品種なので全然わかりません。(笑)
ただし、ここまでの生育を見る限り悪くないと思うんですよね。凄く良いのかどうかは分かりませんが。(笑)

最近は雨が降る日があったりなかったりで、依然中干継続中ですがちゃんと干せているかというと疑問です。
このまましばらく人為的には水を入れずに、降雨のみでの水補給で様子を見てみようかと思います。

ネコみみ立てた!散布した圃場
散布はしたけど全く変化なし。その変化は秋が深まるにつれて分かってくるとか?

ネコみみ立てた!を散布しなかった圃場
こちらも特に報告するような変化はありませんね

2020.07.14

和樹の箱庭圃場の田植えから8週間経ちました。

和樹の箱庭圃場は田植から8週間経ちました。 

株間17cmという坪65株植え設定のこの圃場。
株間-2というオリジナルの公式に当てはめると15本になったら中干開始という事で、この箱庭圃場を作業場横の屋根下に移動して中干を開始した様子です。田面の水は引き、ガスの抜けた穴があちらこちらに確認できますね。
正直、3.5mm径の穴が50個も空けられたこの箱が水捌けが良い圃場なのか?悪い圃場なのか?正直よく分かっていないんですよ。(笑) こんな小さな圃場にも硬い代掻きを施したことで水持ちの良い状態がここまで保てたので、正しい中干の開始時期がこの圃場としてはどうなのかが良く分からないんですよね。

水持ちが良ければ株間-2でいいと思いますし、水持ちが悪い圃場なら株間と同じ数値で中干開始が良いと思う。
株間に対して有効茎数が理想値に近いほど、登熟歩合が高く清流歩合も高くなるはずです。
それだけ余計な分げつを取らず、正しい数値で分げつを止めた結果、俗にいう”遅れっ穂”が減るわけですし、有効茎にだけ栄養が行くので大粒で良いお米になるという理論なわけです。

さてさてどの様な結果になるか?

和樹の箱庭圃場
中干を開始し、土に含まれている水分でまだ柔らかい感じですね。

2020.07.14

バケツ苗実験のその後

はい!こちらはバケツ苗実験の様子です。

田植から約8週間経過しました。
安木さんが担当する庶民バケツ苗圃場は分げつ肥を散布したにもかかわらず、爆発的分げつには程遠い展開で推移しております。容器と土量の関係で代掻き後の土レベルの低下をしたため、こちらの圃場も分げつ不良に悩まされております。

初期生育という面からみると、やはり初期肥料が入っているVIPバケツ苗の方が圧倒的有利。現状から判断するにカルテック栽培は、夏の低温に若干弱いのかな…?ただ、葉色を見ていると庶民バケツ苗の方が良い色してるんで、分げつしたいけど出来ない何かの原因があってこの結果になっているのかな?

今年は写真も撮っていないんですけど、お店近くのリアル圃場のカルテック栽培は凄く良い生育しているんですよね。大きな違いとすると…このリアル圃場はモグラ天国で水持ちが悪いんです。
その結果、自動的に浅水管理になっていることですかね…この辺も結構重要です。

VIPバケツ苗の圃場
最近は少し成長が落ち着いた…かな?

庶民バケツ苗の圃場
葉色はばっちり!今後の展開次第では?

2020.07.14

カルテック栽培(密苗)の田植えから8週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから8週間経った様子です。

キヌムスメの圃場と2週間田植日の違いがあるとはいえ…2週間前のキヌムスメの圃場と比較しても全然お話にならない位寂しい生育状況です。品種の違いもありますし、田植後の晴天時間の違いもあるのは分かっているんですけど、それにしても寂しいですね…。深水管理の影響ってここまで出るのかな?

さてさて、連日雨予報の連続で嫌気がさすほど雨ばかり降っていますが、今日は珍しく”雨が降らない1日”だったのことと、予想出穂日の-25日前(例年よりも約10日田植え日を早めたた&それに合わせた播種日も早まった為)という事で、貴重な貴重な雨が降っていないこの日を狙って穂肥を散布することにしました。

今年のこの陽気(低温・多雨・長雨)から”穂肥散布を見送った方”がどうやら多いようです。
「五味さんは今年穂肥撃つの?」とか、「今年の陽気じゃ穂肥は怖いな~どうしよう?」という”穂肥散布の是非を問う質問や話を多く聞きましたが、私は撒きますよ?穂肥♪
今年のような陽気は”一発肥料体系の圃場”にはまさに肝を冷やす陽気で間違いありません。(そういう自分も別エリア2か所で一発肥料体系の圃場があるため肝を冷やしております。)間違いなく、穂肥分の窒素が食いきれず現状としては肥料過多の出穂32日前の状態を迎えているはずですから、徒長&高葉色によりいもち病の心配が懸念されますが、カルテック栽培の場合、元々いもち病に強い生育方法であることと、今後確実に肥料切れを起こすことが分かり切っているので必ず撃つようにしています。

①例年よりも分げつ不良をしている
②例年よりも草丈も低めで推移している
③葉色は例年と似た感じである

この3つを考慮して、例年よりも4割近く穂肥の散布量を減らすが散布する。という結論に。
分げつ不良&草丈は低めで推移しているという事は、明らかな生育不良状態にある。
また、葉色は高めで推移しているという事は、窒素肥料が食いきれずに残っていると判断できます。
が!それは現状の話であって、今後の天候の変化により窒素不足の可能性が高い。

まあ…カルテック栽培は、肥料を豊富に与える栽培方法ではないため現状では穂肥必須と判断。
さあこれの判断が吉と出るか?凶と出るか?農業はひりつける要素が多くて面白いですね!

カルテック栽培(密苗)
寂しい状況ではあるものの、この程度で弱気になる自分ではありませんよ?

カルテック栽培(密苗)
圃場中央にも穂肥(尿素)が行き渡る様にと、安木さんが頑張って散布してくれました。
畔から散布するのと、田に入って散布するのってこれほど違うかって程体力の消耗が激しい。

2020.07.14

キヌムスメの田植えから10週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から10週間が経過しました。

梅雨…全然明ける気配がありませんね。
連日曇りと雨と低温…稲作りには最悪と言ってもいい天候周りにホトホト困っております。
なんか昨年の天候周りとそっくりではありませんか?1-3月は超が付く暖冬で、各地のスキー場では雪が無いと大騒ぎしていたのが2年連続で発生しており、今年は昨年にも勝る雪不足でしたね…。
また、冬野菜は異常なまでの暖かさと絶妙な間隔の降雨により、尋常ではない早さで生育してしまったお陰で冬野菜が市場にダブついて価格は大幅に下落!それだけでは済まず、出荷時期を調整するために遅れて移植した野菜も一気に収穫時期を迎えてしまうという困った事態に。

一方4月に入ると、1-3月の暖かさの反動からか4月としては平均気温の低い陽気となったため、稲の苗は”草丈が伸びにくい”困った陽気となってしまったのを覚えています。その結果、今年は田植と同時の除草剤散布を見送ったほどでしたからね…。(薬害が怖くて田植え同時散布は回避しました)

今までの経験と知識が役に立たなくなってきているのかもしれませんね。
偉そうなことを言っている自分はまだまだ勉強中の身ですので、培った技術と知識は持ち合わせておりませぬ!
それ故、年々極端になってきている気候の変化をしっかり感じ取りながら、これからの時代の天候に負けない農業の形を追求していけたらいいかなって思います。しかし農業は難しい。

ネコみみ立てた!散布した圃場
散布の様子の写真は撮っていないのですが、先日ネコみみ立てたを散布しましたが、今のところ全くその変化は見られません。(笑)

ネコみみ立てた!を散布しなかった圃場
こちらはネコみみ立てたは撒いていないのでこれといった変化はなく、若干草丈が伸びたかな?という感じで推移中。

2020.07.06

和樹の箱庭圃場の田植えから7週間経ちました。

和樹の箱庭圃場は田植から7週間経ちました。 

バケツ苗よりもバランスよく成長していますね~♪
もうそろそろ中干に入る時期かと思うんですけど、この圃場は台車にいつも乗っているので、その結果自由に移動が出来るので、機械を洗う屋根下に移動すれば雨風しのげるのでいつでも中干が出来ます(笑)

当初、1ヶ月後の8月7日前後の出穂日を予想しておりましたが、晴天率の低さから若干後ろに行くかな?
この圃場もカルテック栽培なので、予想出穂日が凄く大事なんですよね。

ただ、連日の強い雨風で葉が擦れてダメージを受けてきているようです。
今後の生育に悪影響を及ぼさなきゃいいんだけどな…昨年も同じことを言っていたような?(笑)

和樹の箱庭圃場
息子も毎日箱庭圃場の生育を楽しみながら見ております。

2020.07.06

バケツ苗実験のその後

はい!こちらはバケツ苗実験の様子です。

田植から約7週間経過し、順調に分げつしている様が見て取れます。
強い風にあおられてワサワサとなびいていますが、強い風にも負けず頑張って大地?をつかんで耐えています。
初期分げつの差ってどこまで広がるんですかね?この試験圃場は中干をせずどこまで分げつするかも見どころなので、水がなくなったらまた補給して…を繰り返す予定ですが、連日の雨により全然水補給していません。それどころかバケツを傾けて水を減らしているが…翌日にはまたすり切りいっぱいの水が入っていて…という感じで連日の雨により自動水供給されております。

VIPバケツ苗の圃場
どこまで分げつするんだろう?

庶民バケツ苗の圃場
後れを取りながらも順調に分げつしてます。

2020.07.06

カルテック栽培(密苗)の田植えから7週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから7週間経った様子です。

キヌムスメの試験圃場と違ってこちらは寂しいですね~。
予想される分げつ不良の原因は、深植え&深水管理が影響したかな?
どうしても浮き苗を意識すると深植え気味になってしまうんですが、この深植えって思いのほか”分げつに与える悪影響が大きい”ようです。苗を深植えした圃場って分げつの仕方も独特で、株元を見るとギュッと詰まった感じの分げつをするようですね。(稲が窮屈そうといえば伝わりやすいかな)

これに相まって”深水管理”をすると、分げつした新しい葉と茎は水面まで頑張って伸びて初めて呼吸が出来るんですけど、この水の絶対量が多いと水中にいる時間が長いせいで生育の途中で溶けて死んでしまうんですよね。
尻水側は若干田面のレベルを低くして水捌けが良いように仕込むんですけど、その分水口側は土のレベルが上がる訳でして…その結果、分かっちゃいるんですけど、水口側の土がむき出しになると草が生えやすいわけでして。
それを補おうとしっかり水を入れてしまうと結局深水になってしまう訳でして。(-_-;)

これってある種の葛藤ですよね。(笑)
除草剤の利きを発揮させるためには深水は大事ですし、かと言って度が過ぎると分げつ不良。
何年やってもこれがネックになってしまう…という事は、まだまだ水管理がヘタッピってことですね。

カルテック栽培(密苗)
太陽の光が待ち遠しい!去年もこんなことを言っていたような?晴れ間来ないかな~( ノД`)シクシク…

2020.07.06

キヌムスメの田植えから9週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から9週間が経過しました。

凄い雨ですね…ここ数日台風が居座ったかのような雨風が続いております。
この後もこの風雨が数日続くようですが…きっと令和2年七夕豪雨とかそんな名前が付けられるんじゃないですかね?この雨風の強さから見て十分台風だと思うんですけどね…一応台風の定義ってこのような物らしいです。

「熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。

 台風は、通常東風が吹いている低緯度では西に移動し、太平洋高気圧のまわりを北上して中・高緯度に達すると、上空の強い西風(偏西風)により速い速度で北東へ進むなど、上空の風や台風周辺の気圧配置の影響を受けて動きます。また、台風は地球の自転の影響で北~北西へ向かう性質を持っています。」

”気象庁のHPより抜粋”

本来ですとこの時期はしっかり中干をしたい時期なんですけどね~この雨風ではとても中干なんてできたものではありませんし、昨年の7月と違って”梅雨の中休み”が全然ないんですよね…困りました。

稲の方は順調に生育をしていますが、この連日の雨であまり成長していないのかな?
目に見えてグングン成長したら倒伏確定フラグが立って困っちゃいますからこんな感じでいいのかな?(笑)
いつでも中干に入れるように尻水の瀬木板は取り払っていますが…この雨いつまで続くのかな?

ネコみみ立てた!散布予定の圃場
相変わらず高い葉色ですがいもち病も出ていないようですし、しばらくはこのまま静観かな。

ネコみみ立てた!を散布しない予定の圃場
硫安を撒いたので葉色はぐっと上がりましたが、全然晴れ間が来ない!分げつもう少し欲しいな。

2020.06.29

和樹の箱庭圃場の田植えから6週間経ちました。

和樹の箱庭圃場は田植から6週間経ちました。 

よかです!本当に順調に生育しています!
圃場のサイズから見てもパラっと分げつ肥を散布した程度で十分な大きさですが、おちょこ1杯分も撒いていないんじゃないかな?実はこの圃場に使っている土も、庶民バケツ苗と同じ土の構成なんですよ?(整備で預かったロータリーに付着してきた土&作付出来ない圃場の出入り口より採取した土)ですが、こちらの土は本気で土作りをした圃場なのでここまで大きな差が出たと思われます。

たった1年の差ですが、ちゃんと土作りをしたのか?していないのか?の差はこの様にハッキリと表れます。
作ったお米をすべて農協に供出してしまうor乾燥も含めてカントリーエレベーターに出してしまうのであれば本気で土作りしようって中々思わないのも無理はないかもしれませんが、現在の初期生育の様子を見るだけでも土作りの有無の差は歴然で、当然出来上がったお米の味に対してもその差ははっきり表れます故、大変とか、面倒くさいとか様々意見はありますが、ちゃんと農業すると作物はちゃんと答えてくれるという一つの結果ですね。

やはり農業って”苦労は報われる”と思うんですよね。
トラブルが発生しても対処方法を知らなきゃどうにもできませんし、天候に合わせた調整方法を勉強しておけば、天候周りの悪い年でもそれに負けない対処も可能になりますし。
勉強も観察も、今すぐ使う技かそうでないかは分かりませんが、きっといつか役に立つ日が来るから学ぶんです。
そう考えると失敗もまた重要な研究テーマに繋がると思うんですよね(笑)

和樹の箱庭圃場
この圃場から実る米は美味しいんだろうなぁ~(笑)

2020.06.29

バケツ苗実験のその後

はい!こちらはバケツ苗実験の様子です。

田植から約6週間経過し、順調に分げつしている様が見て取れます。
ここまでくると元肥有と無しの差は一目瞭然ですね。VIPバケツ苗の圃場を見ていると、田植時に複数本植えるのってどうなんだろう?と思ってしまう程開帳型のノビノビとした分げつの様が見て取れます。

庶民バケツ苗は、一切土作りもしていない土をベースにカルテック栽培を行うとどうなるのかという事をある意味教えてくれているのかもしれんなせん。これを単なるダメ農法と思う方も居るでしょうが、カルテック栽培の教科書に基づいたきちんとした栽培理論を実践すればこのような結果にはならないはずです。
だって・・・この土は、トラクターの整備で預かったロータリーに付着していた土と、圃場の形的に土作りで何かを撒くには非常に具合の悪い場所から採取した”ある意味一切土作りも藁も混入していない土”をベースにした土壌から行っていますからね。

こういった発見と、反省をいかに活かして、来年に繋げるかが大事だって思います。
たかがバケツ苗と馬鹿にする方も居るでしょうし、こんな特殊環境で何がわかるんだ?と思う方も居るでしょうが、こんな取り組みだって行ってはじめて発見することだって本当にたくさんありますからね。

VIPバケツ苗の圃場
流石ですね…ある意味リアル圃場では不可能な条件で試していますが、ここまで差が付くとは。

庶民バケツ苗の圃場
地力ほぼゼロという状態から良く頑張っている方じゃないのかな。

2020.06.29

カルテック栽培(密苗)の田植えから6週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから6週間経った様子です。

今年は分げつ肥散布後の天候に恵まれていない事も相まって、分げつ肥散布後のにょきにょきタイムがイマイチ楽しめない6月29日の圃場の様子です。例年なら”ぐぐぐーん”って感じで葉色も上がって、短期間で爆発的な分げつ増加を楽しめる時期なんですけどね~。

これまでの深水状態になってしまっている水管理が影響してか爆発的な分げつ増加ではなく、ゆっくり着実ではあるが…分げつはしていますが寂しい感じは否めません。今後どのような感じで変化していくかしっかり観察して、今後の施肥タイミングの調整だったり、施肥量の調整にもっと磨きをかけてより良いカルテック栽培法の模索を進めていこうと思います。

カルテック栽培(密苗)
これでもかって程葉色は出ているから窒素は吸っているけど、分げつをするのに何かが邪魔をしているんだろうな。

2020.06.29

キヌムスメの田植えから8週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から8週間が経過しました。

まだネコみみ立てたは散布していないんですが、そろそろ散布時期も近づく6月29日の様子。
明らかに写真右下のネコみみ立てたを散布しない予定の圃場はググっと葉色が出てきました。
分げつ量は相変わらずネコみみ立てた散布予定の圃場の方が良いのですが、これだけの葉色が出ていればその内追いつくのではないか?という圃場の様子です。

あまり窒素過多にして食味の低下を招くもの嫌ですしね。
今年の気候って昨年とよく似ているので案外梅雨が長引くかもしれませんね…。

ネコみみ立てた!散布予定の圃場
田植前~現在まで一切肥料を散布していないのに相変わらず良い状態をキープ…なんで?

ネコみみ立てた!を散布しない予定の圃場
分げつ肥を散布して葉色がぐっと上がりましたね!頑張って追いつけ~♪

2020.06.23

バケツ苗実験のその後

はい!こちらはバケツ苗実験の様子です。

田植から約5週間経過し、順調に分げつしている様が見て取れます。
スタートが1本だから成長の過程を見ていると本当に楽しいです。
初期肥料の有無ってここまで差が付くのかと思う程の違いって、カルテック栽培をやっていながらも稲を見る対象が多い(リアル圃場)のか1株(バケツ)しかないのかでここまで違いを見られるとは(笑)

分げつが終わって最終結果はどのようになるんですかね?
有効茎数とか、1本当たりの粒数なんかも数えながらその違いを確認してみようと思います。

VIPバケツ苗の圃場
流石に元肥有は強いですね。

庶民バケツ苗の圃場
一歩遅れる展開でVIPバケツ苗を追う展開

2020.06.23

和樹の箱庭圃場の田植えから5週間経ちました。

和樹の箱庭圃場は田植から5週間経ちました。

ガス抜き後の生育はやはり良いですね~♪
1ヵ所あたり3本だけ植えたこの小さな箱には圃場は元気そのものです!
意外や意外に、この圃場の弱点が見えてきました…耕耘時ってある程度はこの深さが欲しいんですよね。
スコップによる耕耘中に土が盛り上がって土が外に溢れてしまいますからね…。(-_-;)

今年のリアル圃場で使った圃場の下層部は団粒構造を壊さない大きな土塊で、中層部はぼちぼち土塊を砕いた層が存在し、表層部は花泥が上がってきただけのトロ層という3層構造の土壌にしてあります。
耕耘が終わって、水を張って、代掻きをしたら…箱の上面よりも盛り上がっていた土は、耕耘により発生した空気の層に水が入って、土の中の水を抜く代掻き(硬い代掻き)を行うことで、田面の土はググっとレベルが下がるわけですが、よくよく考えてみたらこの圃場って除草剤を使わないから”深水にできる環境”が要らないことに気が付いたんです。(笑)

ゆえに、連日の雨により勝手に水位が上がって勝手に深水になってしまって…台車を揺らして水位を下げるがまた溜まるの繰り返し…。さてどうしたものかな?

和樹の箱庭圃場
分げつも葉色もこのままいけば全く問題なさそうです。

2020.06.22

カルテック栽培(密苗)の田植えから5週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから5週間経った様子です。

分げつ肥を散布して5日経つのですが…キヌムスメの圃場と違ってあまり元気がありませんね。
先週に比べると若干分げつも進み、葉色も若干上がったかな?という感じですが、例年のカルテックとはちょっと違いますね。(ある意味昨年の生育過程とそっくりで嫌な感じです)
原因として考えられることは、ここまで深水傾向で水管理がされてきたので初期分げつに失敗したことが考えられます。田面を出したくない…とか、除草剤の効果をしっかり効かせるためには深水必須ですからね…。

いくら水稲とは言っても、適度な水がある環境は好むものの、水中で生きていける水草とは違います。
水中では新芽が出てきても、稲の成長スピード以上の水位だと新芽は溶けてなくなってしまいます。(数日間新芽の成長点が水中にあると元気を失い溶けてなくなってしまうという現象です)

逆にこの現象を使った”過剰分げつ回避”になるのかな?と思うのは私だけでしょうか?
田面の水平出しってこんなにも難しいかと思う位難しいですよね?田面のレベルが高すぎる所は水不足で土が硬くなる&雑草が多く生えて養分不足による影響なのか?分げつ不良になる傾向がありますし、稲の生育にとって水位がちょうどいいエリアは順調な分げつをしますし、田面のレベルが高いところがあるという事は当然どこかが低いわけですから、この低いエリアは当然深水になってしまって新芽の水没状態が原因とみられる分げつ不良を引き起こします。

この水没状態というのは入水する水さえあれば意図してこの状態は作れます。
ただ単純に瀬木板のレベルを上げて深水になるように調整するだけですから、深水による強制分げつストップという荒業も使えるのでは?雨の多い年で中干による分げつストップが出来そうもない年にはある意味有効な方法かもしれませんね。(笑)水は天から降ってくるので水の取り合いになって喧嘩も起こりませんから(笑)

カルテック栽培(密苗)
田植から5週間経過し、分げつ肥を投入するもいまいち反応が悪いのはやはり天気の影響か⁉いやいや…何かもっと根本的な部分が欠けているから稲がスクスク成長できないんだろうな…。田植日と栽培法の問題なのか?深水管理が影響してこの状態なのか?単なる日照不足なのか…?考える程難しいが!この謎を解ければもっと良いお米が生産できるようになるんだよな( *´艸`)

2020.06.22

キヌムスメの田植えから7週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から7週間が経過しました。

今日も強い雨が降り、本格的な梅雨になったんだな~と思う今日この頃。
今年の梅雨はどのくらい続くんですかね?昨年のような長い梅雨は勘弁していただきたいものです。

キヌムスメの様子はというと…順調そのもの!
初期生育で成功するとこんな感じで推移するのかな?分げつ量・草丈・葉色・健康状態共に全く問題なし!
6月17日に写真右下のネコみみ立てたを散布しない予定の圃場にだけ硫安を散布しました。(10a/4kg程度の少量散布にて調整)梅雨入りすると日照不足により窒素食いが悪くなるので入れ過ぎには注意が必要です。
写真左下はこの感じだと散布する必要はなさそうですからね…過剰分げつにしても仕方が無いので、田圃の様子を見ながら調整が出来るって本当にありがたいです。

こうして見ていると若干写真右下の圃場の方が葉色が上がりましたね。
出来るだけ同じ位の稲の条件に調整して”ネコみみ立てた”の散布比較をしたいですからね。

ネコみみ立てた!散布予定の圃場
相変わらず順調で、ここまで除草剤しか散布していません(笑)カルテック栽培で初の分げつ肥未散布!

ネコみみ立てた!を散布しない予定の圃場
こちらは少量の分げつ肥(大粒硫安)を散布してブーストアップ!若干葉色も上がりましたね!

2020.06.17

和樹の箱庭圃場の田植えから4週間経ちました。

和樹の箱庭圃場は田植から4週間経ちました。

中間干しを終え、しっかりガスを抜いて浅水管理で生育中の和樹の箱庭圃場。
リアル圃場の土を使っているので田面に生える雑草が生え始めリアリティーあふれる小さな圃場は賑やかに。(笑)
ヒエも生えてくるし、クログワイも生えてくるから面白いですね~(リアル圃場だったら面白くないですがw)
そろそろ田面に生えた雑草類を駆除しなければいけませんね~(;'∀')

そこで使うは最強の除草剤?テデトール!これに敵う除草剤はありませんからね!(笑)

田植時は正確に3本植えを行ったこの圃場も順調な分げつが進んでおり、現在10本程度まで分げつしました。
今週あたり分げつ肥を散布しようかと思いますが、10本以上~13本以下という区分けの分げつ肥散布なんですけど…圃場が小さすぎて10a/〇kg…という公式に当てはめるのは難しいですね(-_-;)
…まあそこは葉色を見ながらパラパラと一掴み程度の硫安を散布して終了って感じかな?(笑)

しかし、こんな小さな世界に面白い出来事が発生したんですよ?(笑)
当社のお店の近くには田圃が一切ありません。私が子供の頃は周囲に田圃がいっぱいだったんですけどね、全部宅地と空き地になってしまいました。それ故に、この季節ってカエルの大合唱があちこちから聞こえてきて心が和む素晴らしい季節なんですが、周囲にカエルがいなくなってしまったんですよ。(まあ…場所によっては安眠妨害級の大合唱で困る方もいらっしゃる方も居るとは思いますが)

それがですよ?この小さな箱庭圃場を設置して2年目…どこからやってきたのかカエルがやってきたんですよ!
しかも!1匹や2匹の話ではないので、もしかしたら…この小さな箱庭圃場に卵を産んで小さな生態系が出来るかも…なんて思うとこれまた面白いじゃないですか!雨が降るとゲコゲコ…素敵な風流とは思いませんか?

今後どうなるのか…稲の生育も含め非常に楽しみですね。

和樹の箱庭圃場
順調に分げつし、理想的な本数になったらちゃんと中干をして登熟歩合の高い良いお米にしようと思います。

2020.06.17

バケツ苗実験のその後

はい!こちらはバケツ苗実験の様子です。

田植から約4週間経過し、ヒョロヒョロと草丈が伸びて親として順調に生育しております。
VIPバケツ苗は当初2.5葉期程度の苗を1本植えただけだったんですけど、現在ではなんと10本にまで分げつし、凄い勢いで生育中!一体どこまで分げつするのか本当に楽しみです。
庶民バケツ苗は現在5本にまで分げつしているのですが、元肥有なのか無しなのかでここまで分げつ量って違うんですね…。改めてカルテック栽培が如何に初期分げつが悪いかを物語っています。(これがダメという訳では無いですよ?)今後、これがどの様な結果をもたらすのかコレはコレで楽しみです。とにかく分げつすればいいって訳では無いですからね?

ついにバケツ苗圃場に大イベントが発生しました!
VIPバケツ苗の写真をよ~く見るとオタマジャクシの姿が⁉
先日まで庭先でゲコゲコ鳴いていたカエルが無事奥様が見つかり、産卵→無事に生まれたようです!(笑)
凄いですね~カエルって本能的に田圃に吸い寄せられるんですかね?(笑)
小さなオタマジャクシがわんさか泳いでいるではありませんか!凄いです!ほんとに凄いです!
だって周囲には田圃が無いんですから、一体どこから親のカエルはやってきたのでしょう?
わざわざネタの投下の為に親のカエルを捕まえてくるなんて面倒な事はしていません。
そもそも学の無い自分にはパッと見て雄か雌かもわかりませんし…どこからか勝手にやって来たんです。
そして…ゲコゲコ鳴いて、卵が産まれて、オタマジャクシが生まれた!

リアル圃場に行けばカエルなんていっぱい居ますが、こんな小さな圃場にやってくるって面白くありませんか?

VIPバケツ苗の圃場
一気に庶民バケツ苗を抜いて分げつも一気に抜いた!今後どのような結果に⁉

庶民バケツ苗の圃場
スタートダッシュを決めた庶民バケツ苗だったが、地力窒素の差で一気に逆転を許したぞ!

2020.06.17

さあ!分げつ肥の散布だ!

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から6週間が経過し、コシヒカリの圃場も田植えから4週間が経過し、”分げつ肥散布は田植後30日以降”の条件は突破したので、コシヒカリの圃場もキヌムスメの圃場も分げつ肥を散布しようと思います。

分げつ肥に使う硫安は背負式動散を使って圃場に散布するのですが、硫安の粒子の大きさは”荒塩”程度の大きさなので、大きな圃場の中央部分まで硫安を飛ばそうとすると思ったように飛んでくれないという現実がありまして。
この5年その問題に悩んできたのですが、なかなか良い解決方法が見つかったんですよ!

硫安(大粒)!

コレですよコレ!硫安(大粒)!略して”大粒硫安”!
粒の大きさは一般的な化成肥料とほぼ同じ球状の肥料なんですけど、成分は普通の硫安(白い袋)と全く同じN21%の窒素肥料です。黄色い袋が目印の大粒硫安は、農協さんに取り寄せてもらって今回初めて使用してみたわけですが、粒子が大きいので通常の硫安よりもよく飛ぶので中々良い感じなんですよ♪(通常店頭には無いので”大粒硫安注文してください!”って大粒なだけに大きな声で元気よく注文すると取り寄せてくれます。(笑)

そんなわけで、梅雨の合間の晴れた日に分げつ肥の散布に行ってきました。
スタッフの安木さんは動散を使っての肥料撒きは今回が初めてという事で、私が圃場の大きさと、現在の分げつ数から散布量を割り出して計量し、用意したものを安木さんが散布するというスタイルで作業を行ったのですが、中々歩くスピードとシャッター開度の感覚が掴めず苦労しておりました。(笑)
今更という話ですが、動散は同じシャッター開度でも歩く速度が変われば散布量は全然変わってしまいます。
あともう少し~という距離を残して肥料がなくなってしまったり、逆に、一周散布してきたらタンク内には半分以上肥料が残っていたりと中々難しいんですよね。(;'∀') でも流石は安木さん!徐々にその感覚を身につけ、良い感じに調整できるようになってきました。

分げつ肥散布は、カルテック栽培における重要なターニングポイントの一つでもあるので、分げつ肥の散布斑はハッキリと表れるのでどのような結果になるのかも含めて楽しみですね!(天候の影響もあるので全てがコレで決まる訳では無いですけどね)

ネコみみ立てた!を散布しない予定の圃場
現在の葉色を見ると散布しなくてもよさそうな感じなんですけど、肥料切れを起こすと大変なので通常よりも少なめの散布量で調整。

カルテック栽培のコシヒカリ圃場(密苗)
こちらの圃場は分げつも寂しいですし、1株が9本以下なので10a/10kgの大粒硫安を散布します。今後のにょきにょきタイムに期待!

2020.06.15

キヌムスメの田植えから6週間経過しました

キヌムスメ試験栽培の圃場は田植から6週間が経過しました。

いよいよ東海地方も梅雨入りし、雨が少なく入水側の河川の水量もギリギリで推移しているので、恵みの雨となってくれれば良いのですが、昨年のような長~い梅雨と、低温だけはご勘弁いただきたいと願うばかりですね。

カルテック栽培で作るキヌムスメは分げつ肥は散布していないんですけどね~葉色も絶好調で、分げつも凄いです。(カルテック栽培の分げつ肥散布タイミングは田植後30日以降~出穂50日前が適切な散布時期となります。)
水持ちが悪い写真右下の圃場(ネコみみ立てたを散布しない予定の圃場)は、水持ち云々の影響なのか、初期除草剤を散布したその影響からか、分げつが若干悪いかな?という感じなので分げつ肥を散布しようかと思いますが、ネコみみ立てたを散布する予定の圃場(写真左下)は分げつ肥すら撒かなくてもよさそうな雰囲気ですので、このまま様子を見てみようかと思います。

カルテック栽培は”後出しじゃんけん農法”ですから、現在のその様子から硫安をどの程度散布して調整しようかなという追肥型農法なので、その年その年の状況に合わせて調整が出来るのは大変ありがたいです。

ネコみみ立てた!散布予定の圃場
この分げつと葉色から分げつ肥を撒こうとは思えませんね(;'∀')

ネコみみ立てた!を散布しない予定の圃場
葉色は似たような感じですが、若干分げつ量が寂しいので少し散布しようかな?

2020.06.15

カルテック栽培(密苗)の田植えから4週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから4週間経った様子です。

梅雨入りしてしまいましたね~(;'∀')
田植から4週間経過し、分げつ肥を撒こうかってこの時期に梅雨入りしてしまうと思ったような分げつが取れなかったりもします…(昨年は長引く梅雨と、超低温の6月・7月でしたからね…。)今年はどうなることやら?

キヌムスメの試験圃場は5月初頭の田植えを行った関係で、5月の素晴らしい陽気に恵まれ絶好調な葉色と分げつ状態なんですけど、こちらの圃場はというと…田植えが2週間ズレているとはいえ葉色が上がり切っていない!(まあこれが本来のカルテック栽培の姿なんですけどね…)アレと比較してしまうとなんかすごく寂しい感じがしてしまいます。(笑)

元肥を同時散布してある圃場と見比べると本当にゆっくりとした成長ですね~(笑)
キヌムスメの試験栽培圃場と、カントリー上エリア(コシヒカリ)では土作りに使った資材が違うので、その影響がはっきりと出てしまっているのか、田植え時期の違いによる影響なのか今のところ定かではありませんが、分げつ肥を撒いた後のにょきにょきタイムを楽しむためには強い日差しが欲しいところではありますが、梅雨入りしてしまった今日この頃…昨年の二の前にならないか少し心配ですね。

田植から30日経過しましたし、今週にでも天気の様子を見ながら分げつ肥を散布しようかと思います。

カルテック栽培(密苗)
田植から4週間経過し、先週よりも少しだけ賑やかになって分げつ肥の投入を稲が待っているように思います。(笑)

2020.06.08

バケツ苗実験のその後

はい!こちらはバケツ苗実験の様子です。

田植から約10日経過したバケツ苗実験の圃場!?の様子です。
まあ…バケツ苗と言っても、植えられた苗からしたら立派な圃場ですよ?笑わないでくださいね。

お互いに1本だけ植えた何とも頼りないバケツ苗の写真。
田植から10日経っているというのにほとんど成長していない!若干草丈が伸びたかな?という程度。(笑)
雨が降ったら水没して苗が溶けてしまうのではないか?という位弱々しくひょろひょろしていますね(笑)

一応この観察を楽しむためにはルールと設定を知らなくてはなりません!
VIPバケツ苗と命名した(笑)左側の写真の圃場は、苗床の土に100%育苗用培土を使用し、上・中・下段に軽くコシヒカリ専用マップ055を適量?散布した超温室育ち用の実験圃場として用意してみました!
続いて庶民バケツ苗と命名した(笑)右側の写真の圃場は、苗床の土は100%茱萸沢の圃場の一角より採取した極普通の土に、元肥を与えないカルテック栽培にて生育させる過酷な環境で生育させようと思います。

ここまで対照的な設定って韓国ドラマによくある”大富豪と庶民”的な設定に似ていませんか?(笑)
この対局とも言える環境で隣り合うバケツ苗は、一体どのような結果をもたらすのかじっくり観察してみよう。

田植日 5月21日
写真の様子 6月1日

VIPバケツ苗の圃場
現在は庶民バケツ苗に一歩遅れを取る展開!さあどうなる!?

庶民バケツ苗の圃場
肥料を与えてもらっていない庶民バケツ苗が一歩リード!何故だ~~~!

2020.06.08

和樹の箱庭圃場の田植えから3週間弱経ちました。

和樹の箱庭圃場は田植から3週間弱経ちました。

ガス抜きの為の中間干しも終わり、また浅水管理で成長の様を見ていこうと思います。
この圃場もそうなんですけど、真面目に土作りをした圃場ってホント良い葉色で推移しますね。( ゚Д゚)<イイネ!
少しずつですが、分げつも出始めてこの後この圃場を覆いつくすくらいのワサワサとした状態になるでしょう!
この圃場はいつ頃分げつ肥を撒こうかな?( *´艸`)<分げつ肥散布語が一番面白いもんね♪

目安は田植から30日以上経過していることと、出穂の-50日が適正散布時期ですからね。
5月20日田植だから…予想出穂日は8月10日ゴロとの予想!すると、分げつ肥の適正散布時期は6月20日頃。
分げつ肥散布までに何本まで増えるのか?日々の観察も実に楽しいです。

和樹の箱庭圃場
中間干しを終えて浅水管理で再スタート!

2020.06.08

キヌムスメの田植えから5週間経過しました

はい!こちらはキヌムスメの試験栽培圃場の様子です。

分げつ肥の硫安は散布していないんですけど、相変わらず葉色もしっかり出ているし分げつも絶好調という感じで推移しているキヌムスメの試験栽培圃場。土作りしっかり頑張りすぎたかな?(笑)

さあ!そんな絶好調なキヌムスメの圃場も田植えから5週間が経過し、中後期の除草剤を散布しようかって時期になってまいりましたので、ここいらで一回中間干しを行って土中のガスをガツンと抜いてやろうかって感じです。
水の重さが地表にある状態では中々ガスは抜けませんからね~♪水の重さから解放して今後の分げつ促進の為にも一度完全落水状態にして、土を剥き出しにしてやればガスも抜けやすくなるというものです。

そんなわけで中後期の除草剤を撒く直前の今だからこそ!水が要らない時期なんですよね。

ネコみみ立てた!散布予定の圃場
葉色も良いし、分げつも相変わらず順調なんですよね。なんでだろ~?なんでだろ~?

ネコみみ立てた!を散布しない予定の圃場
写真に写っているエリアが毎年ヒエだらけなんですけど、今年はしっかり押さえて順調そのもの♪

この圃場は自然水利の圃場なんですけど、あんまり雨が降っていないから川の水も凄く少ないんですよね。(-_-;)
一度落水しちゃうと、この後に散布する中後期の除草剤を撃つ為にまた全力で水を入れなきゃならない…。
とは言っても、この時期の落水を逃してしまうと中干まで水を切るタイミングもないからね…やるしかないな。

瀬木板を外してしまえば早いもんですよね。(;'∀')
自分が気を付けている中間干しのポイントは”地割れをほぼさせない程度軽く干す”って感じです。
中干しについてもまた後日触れますが、稲の横根が分げつを担う根っこなので、中間干しで横根をいじめ過ぎちゃうと分げつが悪くなっちゃうので、ガス抜きを目的とした中間干しなので、2~3日程度軽く干してガスがある程度抜けたらそれで良しとしています。

ここからの稲の生育が良くなるのは分かり切っていますが、ほんの少しの手間で稲は良くなるんですよね。

ネコみみ立てた!を散布しない予定の圃場
水が見えている所なんかお構いなし!これ以上干したら良い事無いので、写真撮影後に早速水を入れます。

ネコみみ立てた!を散布しない予定の圃場
大体こんなイメージって言ったらいいかな?ガス抜け穴が見えて、ほんのり地割れしたらもうこれ以上の落水は逆効果。

2020.06.08

カルテック栽培(密苗)の田植えから3週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから3週間経った様子です。

少しずつですが分げつもしており、段々にぎやかになってきましたね!
周囲の田んぼに目をやると…かなりにぎやかですね~♪この圃場は周囲に比べて田植えが遅いのもありますけど、相変わらず出遅れてる感は満載ですが、分げつ肥を撒いてからの巻き返しが面白いカルテック栽培ですからね~♪

来週あたりには分げつ肥の硫安を散布する頃かな?
そろそろ散布する硫安の調達もしなきゃいけないし、現在の分げつ数から割り出して予想散布量と、それに伴うカルテック栽培の総反別数から購入する硫安の総量も割り出さないといけませんね。

ま~しかし、今年は仕事が忙しい!忙しい!
例年なら田植えが終わって一段落すると、修理・商談関係の仕事は一息つける感じなんですけどねぇ~。
修理も商談も全然途切れる気配がないところへ、農業の質問するお客様が最近よく来るようになりました。(笑)
だって6年前の今頃って、自分でもビックリする位農業の事何も知らなかったんですよ?
分げつ肥を撒く云々だって…「ところで分げつって何ですか?」って質問をしに行ったくらいですからね!(笑)
カルテック栽培の場合、田植後○○日~って話ではなく、予想出穂日から起算してマイナス○○日に何をするって感じなので、稲の慣行栽培も全く知らず、いきなりカルテック栽培にチャレンジしたのも無茶苦茶ですが、分げつも知らなきゃ出穂日という意味すら分からず農業を始めたんだから無謀にもほどがあるな~って。あははは(笑)
あっ!もちろんですが、出穂日(しゅっすいび)の読み方も知らなかったのは言うまでもない!キリッ( ゚Д゚)

それを一から優しく教えてくれた仁杉の○○さん!本当にお世話になりました!(もちろん現在もお世話になっています)今では楽しく農業談議が出来る程になってきましたのも○○さんのお陰ですよ!

今でも稲の様子をじっくり見る度に、あの時いっぱい教えてもらったから今があるんだよな~って。( *´艸`)

カルテック栽培(密苗)
ゆっくりではあるもののカルテック栽培らしい順調な分げつをしておりますな!

2020.06.06

和樹の箱庭圃場のガス抜きをします

和樹の箱庭圃場は遅れて投入した昨年の稲藁をすき込んだわけですが、間違いなく凄いガス湧きになっているだろうという事で、分げつ肥を撒く前に田面の水を落水させて中間干しを行ってみました。

正直ココまで見事に穴だらけになってくれると嬉しいじゃないですか!
この穴の数だけ土中にガスが溜まっていたってことですからね!まあ当然これだけで全てのガスが抜けた訳では無いんですけど、途中途中でガスは抜いた方が根の生育が良くなりますし、強いては葉や茎も元気になりますからね!アルム純EXの効果を増幅させる意味でもこの中間干しはかなり良い効果をもたらすんじゃないかな?

落水したと言っても数日水を入れなければこの通り水は干上がりますし、先日散布したアルム純の効果は土中に吸収され、その後稲が段階的に吸収されるので問題は全くありませんよ。

ガスが大方抜けたらまた浅水管理で分げつを促そうと思います。

和樹の箱庭圃場の中間干し
見事なガス抜け穴!これだけ土中にガスが溜まっていたら良い生育をするわけがない!
人間だってお腹にガスが溜まっていたら良い事ありませんしね~屁は出すに限りますな!

2020.06.03

和樹の箱庭圃場にブーストアップ!

さてさて…和樹の箱庭圃場は色々な資材を入れたり鶏糞を入れたりと、糞なだけに糞真面目に土作りをしたんですがね、更に良い結果をもたらすべく禁断のアレを突っ込んでブーストアップしてやろうかと思った次第です。
フフフ…禁断のアレとは”アルム純EX"という植物用の活根剤で、全ての植物に使える超万能活根剤なんです。
庭木もガーデニング植物も畑作物も水稲の苗だってなんでもOKです。しかもですよ?魚が泳ぐ水草水槽にそのまま入れても全く問題なしという安全性もお墨付きのアイテムなんですよ。成分は漢方薬の成分から抽出しているとのことなので、植物版のユンケルってところですね(笑)

基本的には500倍~1000倍に希釈して使うので原液1Lもあれば相当使えるわけですよ。
さてさてこの超強力な活根剤のアルム純EXは、当社のお店の水槽で凄い効果は試してあるんですけどね、ぶっちゃけ「マジっすか?」ってレベルの利き具合なんですよ。(笑)←いやマジで凄いんですって!!
お店の水槽の水草なんですけど、これが中々定着(活着)してくれなくって、新しい水草を買って来て植えても何故か水草が溶けてしまうという謎の現象で困っておりました。

アルビノセルフィンプレコという水槽の壁面に付いた苔を食べてくれる大変便利な魚がいるんですけど、コヤツが夜な夜な暴れて植えた水草を抜いてしまって、毎朝水草用のピンセットを使って植え直しをするという日々のルーティーンがあったくらいだったんです・・・。(恐らくこれが水草が溶けてしまう原因だったのかも?)

が!このアルム純を入れてからというもの…根の張る速度が異常に早くなったせいか、水草があまり抜けなくなったと同時に、水草の成長スピードも飛躍的に上がって”新たな水草を買って来なくても大丈夫になった”という嬉しい現実が待っておりました。(笑)
まあ…嬉しい事ばかりではなく、このアルム純EXのお陰で水草が元気になり過ぎて、水草のトリミングをしなければ水槽内がジャングルになってしまう(笑)という副産物も発生しましたが、水草が持っている本来の元気を取り戻したのでコレはコレでありでしょう!(もちろん魚には全く悪影響は出ていませんよ)

自分で使ってみて効果を実感しているアルム純EXを、和樹の箱庭圃場に入れてブーストアップしてみようかと。
自分でもその効果が移植後の稲にどのような影響を与えるか見たい気持ちもありますし、何よりも息子の喜ぶ顔が見たい!良い生育をしたら誰だって嬉しいじゃないですか( *´艸`)い~ひっひっひっひ♪

和樹の箱庭圃場にちょっぴり細工を♪
現在、分げつ肥は散布していないけど順調に生育していますね~

2020.06.02

カルテック栽培(密苗)の田植えから2週間経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから2週間経った様子です。

苗もしっかり活着したけど…葉色は相変わらず上がってこないこれぞカルテックですね!(笑)
植えられた苗の立ち姿はしっかりしたもので、体全体も少しずつ大きくなりながら順調な生育をしております。
頑張って根を張って、地力窒素を食べながら分げつ肥が散布されるその日までゆっくり成長してね~♪

5月25日の中間報告から比較してみると明らかに草丈も伸びて、順調な生育をしているのが見て取れます。
とは言っても、元肥有の圃場と比較してしまうと凄く寂しく見えますが、コレに見慣れないとカルテックは出来ません。今はただしっかり根を伸ばすことだけに集中してくださいな。

カルテック栽培(密苗)
葉色は薄いですが、シャキッとした立ち姿で順調な生育をしていますね。

2020.06.02

さあ!こちらはバケツ苗実験です!

昨年、高根の農協さんのところで面白いものを発見しましてね。エヘヘ
お店のすぐ横にあるプラスチック製の大きなバケツで稲を育てる実験を行っているではありませんか!
それはそれは立派な株になっていましてね~「こりゃ~凄い株だ!」と思ったと同時に、なんて面白い遊びなんだろう!(笑)と思ってしまったので、コレはもうやってみるしかないじゃないですか!

このバケツ苗も2パターン楽しんでみようかと思います。
パターン1は苗床の土として育苗用培土を使用するんですけど、コレにプラスして全層肥料にコシヒカリ専用マップ055を適量(適当?)をばら撒きながら肥料の有る層と無い層でサンドイッチにしながら基肥を与える栽培方法で生育観察。(育苗用培土には肥料がしっかり入っている状態に追加で肥料というVIP待遇っすよ)
パターン2は苗床の土には田圃の土をそのまま使い、元肥無しで作るカルテック栽培でのバケツ苗実験という形で生育の違いを楽しみながら観察してみようと思います。

さてさて、この苗床育苗用培土ってのは粗粒状(化成肥料とほぼ同じ)の形をした”水はけと根張りの良い”形状をした土を、穴だらけのオイル缶に敷き詰めたところで水が溜まる訳がないので、代掻きの仕方などに工夫をしないとバケツ苗実験は始まる前から失敗の終わってしまうわけですよ。(笑)

という訳で、今年熱く語った硬い代掻き理論をこの小さなバケツ苗実験でも行ってやろうという事になりましてね、オイル缶の中に入れた土の表層4cm位を取り出しまして、プラスチックバケツに少量の水を入れてしっかり練ってやったわけですよ。硬い代掻き理論の真骨頂は”土中は荒く、表層は粒子を細かく”という代掻きを行うことで、”根張りが良く余計な水は抜けるが、水は土の表面で保たせる”という代掻き理論なので、育苗用培土を使った豪華なバケツ苗実験にはもってこいじゃないっすか?(笑)

底辺に培土を入れて、その上にバラバラとコシヒカリ専用マップ055を適量撒いて、また培土を敷き詰めて…これを繰り返す事4層!最終仕上げは良く練って粒子を潰した育苗用培土で蓋をするような感じでギュっギュっと押さえつければVIP圃場の出来上がりっすよ。(笑)

水はこの表層の土で保っているだけなので、この表層の土を壊さないように慎重に水を入れてみると…エヘヘ♪大成功!しっかり水を保持しながら余計な水は抜けるという理想的な圃場状態が整いました!

ここに植えるは2.3葉期の苗を1本だけ植えてその生育と生き様を追っていきます。(笑)
あっ!因みに田植日は5月22日に行っております♪

ヤンマーのオイル缶に水抜き穴を♪
この水抜き穴が無くては水管理できませんからね~。
穴の数が合っているかどうかは分かりません!キッパリ

床土には育苗用培土を♪
まあ…当社で扱っている育苗用培土ですからねぇ~相性が悪いわけはないですよ。(笑)

2020.06.01

キヌムスメの田植えから4週間経過しました

はい!こちらはキヌムスメの試験栽培圃場の様子です。

おかしい…分げつ肥すら撒いていないのにグングン葉色が上がっているではありませんか。
分げつも順調で、このままの調子で行ったら分げつ肥を撒かなくてもいいんじゃないか?という状態になるかもしれません。カルテック栽培の講習会で、土作りが進んでいくと”分げつ肥を撒く必要がなくなる”という話は聞きましたが、まさかもうその領域に足を踏み入れてしまったのでしょうか?(笑)

さて、そろそろ2回目の除草剤散布の時期ですが、写真左下の圃場は非常に水持ちの良い圃場で、毎年除草剤がよく効いてくれる圃場なので、あえて初期の除草剤を撒かないで様子を見てみたんですけど、やはり無防備だと駄目ですね…クリンチャーでヒエ潰しをしながら中期の除草剤という体系を組んで処理しないと、真夏にやる羽目になる地獄のヒエ抜きをする羽目になりそうです…。(-_-;)
写真右下の圃場は水持ちがそれほど良くはない圃場で、毎年ヒエ対処に苦労する圃場なんですけど、代掻きのやり方を変えたことで昨年よりも水持ちも良いようですし、初期の除草剤がしっかり効いて良い感じに封じ込められているようですが、初期除草剤散布をした圃場の方が若干分げつが悪い様にも感じます。

稲にとっても除草剤は決して良いものではないという一つの結果かもしれませんね。
写真で比較しても除草剤未処理の圃場の方が分げつも葉色も良い感じになっていることは一目瞭然ですね。

ネコみみ立てた!散布予定の圃場
こちらの圃場は初期除草剤を散布していないのでヒエの姿がちらほら…(-_-;)

ネコみみ立てた!を散布しない予定の圃場
こちらは初期剤のマーシェットを散布したので、ヒエの姿はほぼ皆無で順調な滑り出しかな。

2020.06.01

和樹の箱庭圃場の田植えから10日経過しました

和樹の箱庭圃場の田植えから10日経過した様子です。

田植から10日経過したわけですが、葉色も若干上がり、葉と茎がシャキッと立っているのが見て取れます。
仁杉のカントリー上エリアと同じカルテック栽培での生育ですが、今年は良い感じの成長をしております!
やはり真面目な土作りをすると、それに対して稲もちゃんと答えてくれるんですね…。

昨年との大きな違いはやはり土作りをしたかどうかなんですけど、土作りって大事ですね~♪
筋トレをする場合、筋肉が喜ぶ成分である”たんぱく質”を摂取しながら筋トレを行うと効率よく筋肉が付きます。
稲も同じと考えると凄く分かりやすいと思いませんか?
稲が喜ぶ成分を予め土の中に入れ込んでやることで、根を伸ばしてその肥料分にたどり着くとその養分を吸って成長するわけですからね。ただし!これはカルテック栽培なので、株元にあらかじめ肥料を散布しておく栽培方法とは違う”後出しじゃんけん農法”なので、土作りはきちんと行っておくけど、元肥は与えない栽培方法をすることで”しっかり根を伸ばす特性”を稲自身に身につけさせます。

しっかりと大地(笑)に根を下ろし、土中の養分を吸ってシャキッと立つ姿は微笑ましく思えます。(笑)
今後の成長の様子も追いながらしっかり観察して楽しんでいこうと思います。

和樹の箱庭圃場(密苗・カルテック)
10日前とは明らかに違う稲の立ち姿!今年はどんな笑いと感動を与えてくれるのでしょうか?

2020.05.25

カルテック栽培(密苗)の田植えから10日経過しました。

カルテック栽培(密苗)の田植えから10日経った様子です。

これですよ!これ!カルテック栽培の醍醐味は”周囲から取り残された感満載の初期生育の悪さ!”この弱々しい初期生育こそが見たかったんですよ!(笑) 周囲の圃場を見ると基肥が与えられ、その肥料を吸って濃い葉色に変化しながらスクスクと成長していますし、順調に分げつしているのにカルテック栽培は殆ど変化なし!(笑)

さあ!今年もどの様なドラマが生まれるのか楽しみですね~♪
分げつ肥の散布は出穂の-50日が目安なので、まだまだ先です。
今年は田圃の水管理をスタッフの安木さんが頑張ってくれているので、昨年とはまた違った水管理となりますが、それがどの様な変化をもたらすかも注目ですね。

毎年、田植翌日の様子と、田植後1週間経過の様子も報告していたのですが、あまりにも変化が見られないので今年はその部分を無くしてみました…。(笑) とは別に、今年は恐ろしいほど仕事が忙しい!仕事に追われている内に写真を撮り忘れたというのは内緒のお話です。(笑)

カルテック栽培(密苗)
葉色も薄いですし、シャキッと立ってすらいない苗まである始末!どう変化するのか楽しみですね。

2020.05.25

キヌムスメの田植えから3週間経過しました

はい!こちらはキヌムスメの試験栽培圃場の様子です。

カルテック栽培なので、側条施肥機で基肥を散布した圃場ほどの勢いはないものの…コシヒカリの圃場と比較するとカルテック栽培っぽくない葉色と良い感じで分げつしてきているんですよね…謎だ。
基肥散布をする慣行栽培に慣れている方からすると、「こんな葉色と分げつで何言ってるの?」と思われるでしょうが、カルテック栽培で作る稲作りの視点で見ると、「何でこんなに良い葉色と初期分げつをしているのだろう?」と思うから面白いですよね。

ネコみみ立てた!は田植後40~50日経過した時点で散布する穂肥のようなので、このままもうしばらくは様子見で経過観察を楽しもうと思います。

ネコみみ立てた!散布予定の圃場
こちらの圃場は初期除草剤を散布していないのでヒエの姿がちらほら…(-_-;)

ネコみみ立てた!を散布しない予定の圃場
こちらは初期剤のマーシェットを散布したので、ヒエの姿はほぼ皆無で順調な滑り出しかな。

2020.05.21

和樹の箱庭圃場の田植えが終わりました♪

田植えが終わった和樹の箱庭圃場
う~ん…ちゃんと田植位置をマーキングしておいたのに曲がってるな…(-_-;)

1ヵ所3本植えで、植え深さ2cm以下という理想的な田植えを実施しました。

田植日:5月20日
使用苗:5月2日播種の密苗
株間:17cm・坪/65株
条間:30cm
田植方法:手植え
栽培方法:基肥無しカルテック栽培
土作り資材:稲藁・鶏糞・くず米・米ぬか・硫安・田畑の大将・ラクトバチルス

何か…こんな風に記載してあると凄く本格的に見えますよね?(笑)
まあ手抜きは一切なく本気で土作りも箱作りも頑張ったので良いんじゃないかな?
今年はどんな面白い成長をするのか?どのような物語が生まれるのか楽しみですよ(*'ω'*)
ちゃんと”硬い代掻き理論”に基づく代掻きを行っているので、代掻き直後の田植えでちゃんと植わりましたよ。

2020.05.20

箱庭圃場の荒代掻き→仕上げ代掻き→田植えをします

スコップを使った荒代掻きが終わった箱庭圃場
19日に荒代掻きは軽く済ませておいたので少し浮き藁がありますが、荒代掻きなのでこれで十分です。
荒代掻きが終わると圃場っぽくなるね!(笑)

剣スコップを使っての仕上げ代掻き工程
仕上げ代掻きは、水を減らした圃場の浮き藁を土の中に丁寧に差し込むイメージで細かく刺し込んで仕上げます。やはり土の練り過ぎに注意です。

昨年使っていた箱庭圃場の箱には水抜き穴が無かったため、雨水も全て溜め込んでしまう圃場条件だったため、春耕耘の際に表層からマイナス4cm~下は土が黒く変色していることを確認!さらに硫化水素ガス特有の刺激臭がした土なんですけど、箱を変え、通気性の良い耕耘を実施したところ…数日で黒くなっていた土の比率が下がり、土から発生した刺激臭も激減していました。

凄いですね…嫌気状態だった土を、荒く起こして好気状態に変化させたことで短時間で土が変化したんですよ?
箱庭圃場ってこういった発見があるから面白いわけですよ!ここで得た知識はリアル圃場でも応用が可能で、土作り資材として散布する有機物をどの様にして微生物分解させるかは耕耘方法と追加で散布する微生物資材(好気性菌or嫌気性菌)によって変化しますから、好気性菌は好気状態を出来る限り保ちたいので、出来る限り荒く耕耘耕耘する事で”土潰れによる通気性悪化”が少ない様に仕込みたいですし、逆に嫌気性菌は空気に触れたくないので細かく起こして数回の雨で簡単に土が潰れるような耕耘を心掛ければいいのかな。

おっと…本題から話がズレてしまいました。

箱庭圃場には自慢のトラクターEG334/N-specⅡを投入する事は出来ない(笑)ので、全て剣スコップによる手作業で箱庭圃場の荒代掻き→仕上げ代掻きを行うわけですが、この箱庭圃場の代掻きも松尾先生から教わった”硬い代掻き理論”をフル活用して作業を行っていきます。(作土下部は大きな土塊を残しつつ、作土の中間部は程々に土塊を崩し、作土の表層から5~6cmの深さまでは細かく仕上げる)
荒代工程は10cm程度の深さまで剣スコップを比較的粗め(ピッチ)にただ差し込むだけで作業を行い(土表面の藁を地中に差し込むイメージ)、仕上げ代工程はスコップの深度を5~6cm以上刺し込まないようにしつつ、”表層エリアに花泥を発生させるだけ&差し込み切れなかった藁を優しく土中に沈める”事だけに意識を置いて仕上げ代掻きを行いました。最終仕上げは和樹のホイールローダーで表面を馴らして終了です。(笑)

仕上げ代は和樹自身にやってもらいます。
和樹の玩具のホイールローダー!?を使って仕上げ代工程を行います!遊び要素も大事です!(笑)

最初の植え付けは和樹にやってもらいましょう!
どうですか?息子のこの笑顔!農業は笑顔が大事!嫌々やっていたらこんな表情は生まれませんよ?

仕上げ代掻きが終わったら、苗を移植するための最後の準備としてマスキングテープを使って”手植えポイントにマーキング作業”を行います。いやいやこれが重要なんですって!適当に植えてしまったら条間も株間もめちゃくちゃになって、生育斑になってしまいますからね!最後まで手は抜きませんよ~♪
今回用意した箱庭圃場のサイズは600mm×850mmというプラ船なので、条間300mmにすると奥行き方向では150mmづつなのでうまい具合に均等配分でき、株間170mmに設定すると横方向には5株植えられ、両脇に85mmづつ余る計算なので、ヤンマー田植機には無い株間設定の株間17cm・坪/65株という設定に落ち着きました。
理想とされる1株3本植えで、5株を2列植えて…たったの10株だけ植えられた小さな箱庭圃場ですが、昨年よりも2株だけ多く植えられたので、息子はとても満足していました。(笑)

和樹「去年よりも多く植えられたからお米いっぱい採れるね!」
自分「今年はお米2合はとれるかな?」
自分「今年も一緒に楽しくお米を作ろうね!」
和樹「うん!」

そうなんです…昨年の箱庭圃場の8株からは1.4合のお米が収穫できましてね、今年の母の日に「ば~ばにも和樹のお米を食べさせるんだ!」と言い出しましてね、妻に手のひらいっぱいのお米を炊いてもらっておにぎりにしてみんなで食べました。なんか物凄く特別な味がしました。( ノД`)シクシク…
5歳の息子が頑張って作った特別な稲を、手鎌で稲刈りをして、数日間物干し竿で天日干しして、稲の1本づつを手で脱穀して、遠心式籾摺り機のミニだっぷで3回通り籾摺りをしてやっと出来上がった特別なお米。
あまりにも特別過ぎて食べるのが勿体なかったお米を、和樹が「みんなで食べよう!」と言い出してくれました。

普段食べている自家製のお米もそうやって出来ているんだよな~って…。
機械を使うか使わないかで全然思い入れが変わるものだなって、5歳の息子から教えられた気分でした。

農業の原点は食べる事!即ち生きる事なんですよね。
命を育てて、やっと実ったその命をもらって自分が生きるわけですから凄く尊いものなんです。
日々の観察とお世話の中から学ぶことも多いですし、生長すると一緒に笑って、大雨が降ると一緒に心配して。
息子(6歳)に農業をやらせようなんて全然思っていないんですけど、自分自身が楽しんで農業をやっているせいか、その背中を見て勝手に興味を持って勝手に参加したいと言い出し、一緒に農業を楽しんでいる現実。(笑)

「息子が農業を継いでくれない…」と嘆く前に、農業の素晴らしさや、楽しさをちゃんと教えましたか?
「米なんか買って食った方が安い」と言い続けてきた結果、楽しさもやりがいも伝えてこなかったから継いでくれないんじゃないですか?いくらお金を積んでも”自分で作ったお米”だけはどこにも売っていないんですよ。

苦労してあれこれ考えながら土作りをして、新しい箱を買って加工して、忙しい合間に耕耘をやって…荒代掻きして、仕上げ代掻きやって…待ちに待った田植えの日です。
ここまでやってきた苦労と時間、これから始まる日々の水見(笑)を考えたら割に合いますか?
割り合う合わないじゃないんですよ…楽しいからやるんです。(笑)
下の写真はみんなで1株づつ植えた時の写真ですが、みんな農業が好きで楽しいって思っている人ばかり。
楽しく、和やかな空気感が伝わってきませんか?

みんなで一株づつ植えた楽しい田植えのワンシーン。
田植えって家族が集まってワイワイやっているあの風景が好きなんですよね。元々非農家の自分が農業を始めたら…好きな光景が自分の目の前で起こるって何か嬉しいですよね♪農業って良いですね( ´艸`)

2020.05.19

箱庭圃場の土を新しい圃場(箱)に移植します

今シーズン最後の田植えを終えてホッと一息…させてくれないのが我が息子の和樹(笑)
何かって、新しい箱庭圃場の箱の改造が終わっているのを知っている事もそうですし、リアル圃場の田植えが終わったのに、和樹の箱庭圃場はまだ代掻きすらされていないことに不満を持っているわけですよ(笑)

という訳で、田植え作業とトラクター&田植機等の下洗いが終わったら今度は和樹の箱庭圃場の田植準備開始!
今までの箱庭圃場の箱には水抜き穴が無いので、”水は蒸発する以外一切水が減らない”というある意味夢の様な?圃場条件(降ってくる雨だけで水の補給は事足りる)だったんですが、耕耘後も圃場は全然乾かないので困ってしまうし、水が湧いてくるわけではないが、作りが浅い超湿田(耕盤まで15cmでほぼいつも土が湿っている)というへんてこりんな圃場環境だったわけです。(笑)

出来れば自然減水1cmはしてほしいので湿田気味(乾き過ぎても水供給は水道水なので…ねぇ…。)ではあるけれど、乾かす時にはちゃんと乾く圃場条件になったらいいな~♪なんて願いを込めて作った新しい箱庭圃場に土入れをし、昨年収穫された箱庭圃場の稲藁を手鎌で切断しながら土の上にまぶし、剣スコップで耕耘をしたのが写真左下の小さな圃場ですが、土塊を残しつつ”耕耘のし過ぎ”に注意をしながら耕耘してみました。

藁多過ぎじゃね?って思うかもしれませんが、元々この圃場で収穫された稲藁を全量投入しただけなので多いわけでも何でもないんですが…でも藁が多く見えますよね(笑)
耕耘の仕上げは100円shopで買ったおもちゃのホイールローダー?を使って和樹が仕上げをするそうですよ?
耕耘・代掻きに使う?ホイールローダー?には爪楊枝とセロハンテープで組んだ櫓が付いた不思議なホイールローダーはGPS付き?だそうで、なんでも直進アシスト装置が付いているらしいんですよ…(笑) なんと!元ネタは5月3日掲載のブログに登場するGPS付き田植え機のYR6Dに付いている”GPS受信機の櫓”だというから凄いじゃないですか!子供の想像力って本当に凄いです。(笑)
今後の作業日程は箱庭圃場に水を入れて、荒代掻きを行ってから仕上げ代掻きと作業は移行していきます。

次回は箱庭圃場の荒代掻き、仕上げ代掻きの模様をお伝えしますのでお楽しみに♪

春耕耘が終わった箱庭圃場
ちゃんと土塊も残したままの耕耘が完了し、全域にわたって藁のすき込みも完了しました。

自慢のトラクター?を使って一緒に耕耘しました(笑)
農業をする時は決まって”ジョンディアつなぎ”を着て作業する和樹も、作業を終えてニッコリ笑顔で♪

2020.05.19

和樹の箱庭コシヒカリ2020に向けて行動開始!

現実ではありえない!圃場の箱変え大作戦決行!
昨年は緑色のプラ船容器で作った和樹の圃場でしたが、今年は少し箱の容量をアップして挑みます。

さ~今年もやりますよ!息子と共に作る箱庭コシヒカリ育成日記!(笑)

今年の春の忙しさは一体何だったんだ?本当にハチャメチャな忙しさでしたが何とか乗り切ってホッと一息。
しかし!息子はホッと一息させてくれないんですよ~( ノД`)シクシク… 
「ぱっぱぁ~♪和樹の田んぼの田植えはいつやるのぉ~?」甘く優しい?言葉が飛んできます。(笑)
大忙しな中、先日購入しておいた和樹の箱庭コシヒカリ2020用の箱に改良を加えるべく引っ張り出してきました。
写真をクリックすると別画面表示されると確認できるかな…?穴径3.5mmの穴を互い違いに50個ほど空けましてね、昨年の箱には無かった”水抜き穴”を空けることで、透排水性の向上を図ってみました。(笑)

昨年の箱庭コシヒカリで中干したいのに中々乾かない!何故だ~って思ったら水の抜き穴ないじゃん…。
それに加えて、昨年この箱庭圃場の秋耕耘前(笑)に大量の有機物を加えて土作りをしまして、今年の春に春耕耘を実施したら見事に殆どの有機物はラクトバチルスによって分解されたのですが…土が臭い!土の色が所々黒い!硫化水素ガスの匂いがする!そうか…この箱の中の土は嫌気状態になってるから土の状態が良くないんだ…って。

箱庭圃場でコシヒカリを作るという実験&遊びも本気でやらなきゃ面白くない訳ですよ。
「今出来る事って何だろう?そうだ!箱を大容量化すると共に水抜き穴を作ろう!」という訳で穴を空けました。
正直、穴の数も大きさも適当ですし、土の透排水率がどうだからとかそんな難しいことは一切分かりません!
そんな計算式があるのかどうかも知りませんし、あったところでする気もありません!勘ですよ勘!(笑)
買ってきたばかりの新品の箱に、穴径も数も適当に穴を空けるわけですが、ちょっと勇気が要りますね。(笑)
穴が多過ぎれば漏水田になって箱そのものが無駄になってしまうし、少な過ぎれば湿田になるわけです。(;'∀')

とりあえず実験♪実験♪ということで3.5mm径の穴を50個ほど空けて様子を見てみます。
同時進行で昨年まで使っていた箱の中でスコップによる春耕耘を行い、土塊は大きく好気状態が保ちやすい”超荒起こし耕耘”を行って硫化水素ガスを抜きつつ、土の状態が健全になるように調整。これを読んでいる読者の方はもうお気づきかもしれませんが…田圃だけでは飽き足らず、箱庭圃場まで本気で遊んじゃっているんです(笑)
どうせ遊ぶなら本気で遊ぶ!科学的根拠に基づいた耕耘理論を箱庭圃場でもやってやる~ってなもんです。

そんなわけで次回は新しい箱に土入れを行って、昨年収穫された和樹のコシヒカリ2019の切断稲藁をすき込みながらの耕耘&荒代掻きの模様をお伝えしたいと思います。しかし農業って面白いですね~♪

2020.05.18

今日も代掻きです~♪

一見水が無い様に見える圃場でも…土中水分はたっぷり♪

5月16日・17日と連続で代掻き後、即田植えを実施してきて、18日の午前中は永塚エリアでミニ代掻き講習会&GPS付き密苗田植機での実演会を行いました。この日は6名の方が参加され、目の前で行われる高速荒代掻きからの田面調整しつつの高速仕上げ代掻きに驚いていられました。
その代掻き直後、安木さんが操縦するGPS付き密苗田植機のYR6Dで高速田植えを行っても苗はシャキッと立ち、倒れるような様子は一切ない田植風景を目の当たりにしてはもう現実を認めるしかないじゃないですか。

その日、プロ農家のお客様も見学に来られたのですが、「あれだけ狂っていた田面のレベルもこの位になればいいんじゃないかな?しかも、密苗は苗が少量掻き取だから根に付いた土が少ないため、苗が立ち難い(土の重りが少ないから)はずなんだけどな~…。代掻き直後でありながら高速で植えてこの仕上がりは凄いな!」というコメントをいただきました。(大変お世話になっている方であり、この方から褒められるなんてホント嬉しいです)

正直この圃場は今年から借りた圃場なので、圃場の癖も全然知らず、春起こしも安木さんにお願いした圃場なので水分を含ませた圃場に足を踏み入れてビックリ!「おいおい…耕耘深度が全然足りてないじゃん…」という圃場条件でしたが、代掻きハローによる耕耘深度調整も行いながらの荒代掻き→田面レベル修正しつつの仕上げ代掻きという超難解条件での実演となりましたが、北久原からご足労頂いた○○様からは「俺がやってきた代掻きって一体何だったんだ?」というコメントを頂けました!
作業の途中途中で簡単な説明を交えながらの実演でしたが、ご足労頂いた価値はあったのかなって。
見に来ていただいて本当にありがとうございました!来年はご自身の圃場で試してくださいね!

あちこちでゲリライベント的に代掻き講習会&田植え実演会を行いましたが、1日のノルマ面積というものを設定しているため、サクッと代掻き→高速田植えの繰り返しで嵐の様な忙しさでしたが無事、5日間で全ての代掻き→田植えを終える事が出来ました。(5エリア・総面積3.6ha・機械移動はトラック輸送必須の距離)

松尾先生に教えてもらった耕耘・代掻き理論は本物です。
あの代掻き研修会が無ければまず無理な面積と作業日数ですからね…(笑)
また、4日間の田植えオペレーターとして頑張ってくれた安木さん!田植補助で頑張ってくれた妻の裕美と、息子の和樹(6歳)にも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。安木さんと我が家族の協力無くして今回の無茶スケジュールは走り抜けられませんでした。(;'∀')<ありがとー!

普通なら春起こし→入水→数日後代掻き→数日置いて田植え→別エリアの代掻き→数日置いて田植えの繰り返し。
エリア数・面積的にも代掻き・田植えだけでも8~10日位かけて行うのが普通かなって。(-_-;)

荒代掻き工程
水が少ない様に見えても一掻きすればこの通り!

土中の水分はしっかりあります
タイヤ痕には水がしっかりと溜まっていますね

2020.05.17

別エリアでも代掻きと田植えの同時進行です。

仁杉の別エリアで5月16日の夕方から代掻きを行った圃場です。
1枚で30aある大きな圃場ですが、代掻きにかかった時間はおおよそ50分弱でこの仕上がりに。
浮き藁・浮き稲株もほぼ皆無で、田面のレベルも問題無いレベルに修正できたかと思います。

実は5月16日に仁杉カントリー上エリアで代掻き研修会&GPS付き密苗田植機YR6Dを使っての非公式ミニ実演会イベントを行いました。一応緊急事態宣言は解除されはしたのですが、3密回避運動が盛んな今、人を集めて大々的にイベントをするのは如何なものかと思いまして、昨年の研修会に来られた極一部の方にだけこそっと声掛けをさせてもらって行いましたが、空模様はあいにくの雨なってしまいましたが、熱心な8名のお客様は雨にも負けず、GPS付き密苗田植機による試乗田植&代掻き研修会に参加されておりました。

雨が降る中、実演試乗会&代掻き研修会は午前中で終了し、昼食後は安木さんと私の妻がコンビを組んで田植え作業を続行してくれているので、自分は別エリアにトラクターを運んで明日植える田植えの準備として代掻き作業に集中します。(田植補助:裕美 田植え機オペレーター:安木さんに任せれば安心ですからね♪)

今年で大きく進化した自分の代掻き作業ですが、ぶっちゃけ昨年までとは作業スタイルが全然変わりました。
代掻き前の仕込みである春耕耘は、仕事の都合で4月に耕耘している時間が無いのでかなり遅い春耕耘(5月半ば頃)を実施していたのは正直同じなんですけど、春耕耘の重要性に気が付いたことで、”出来るだけ耕盤を整える春耕耘”に作業スタイルを変えたことで、代掻きの精度が飛躍的に向上したのも事実です。
また、去年までは耕耘・仕込み・代掻き・田植えの全ての作業を自分で行っていたので「まあこんなもんでいいかな?」的な感じで作業していたのも事実なんですけど、今年からは安木さんが高精度な田植え作業で常に自分を追いかけてくるわけですよ。(笑)

高精度な代掻きをする程、安木さんは作業がしやすくなるため、安木さんの疲労具合も全て自分の代掻きにかかってくるかと思うと気合も入りますが、かと言って田面精度重視で掻き過ぎれば代掻き直後の田植えという形が崩壊してしまう(掻き過ぎによる浮き苗連発)ため、今その一瞬一瞬で田面調整しながら最高の代を用意しなければなりません。安木さんは責任感がとても強い方なので、仮に代掻きが悪くて浮き苗が出たとしても「僕が未熟なために浮き苗を出してしまいました!ごめんなさい!」と言ってくると思われるので、安木さんのスキルアップ&自信をつけてもらうためには出来る限り良い代掻きを心掛ける必要があるんです。

相棒の為に高精度な代掻きをする→その期待に応える田植えを心掛ける
その結果待っている仕事は…言うまでもなく綺麗に田植えをされた圃場が待っているわけですからね。
見た目だけではなく、それは移植された苗にとっても最高の環境が与えられたわけですから、その後の生育はかなり期待が持てる環境が整備されたということではないかなって。
一つ一つの仕事を丁寧に行うことで、より良い作物の生育に繋がれば改善する価値ありませんか?

実はこの5月17日は、現地に3名のお客様が来られて代掻き研修番外編を行っていたんです。
代掻きとは何なのか?どの程度掻いたら代掻きは終了なのか?どうやったら代は平らになるか?という代掻き理論に基づいた理屈と、実戦作業はこのようにやります的な感じで個人向けレッスンをしながら作業していましたが、勉強熱心な方と一緒に作業するのは楽しいです。教えていると同時に自分も常に反省して復習になりますからね。

2020.05.15

さあ!その年の明暗を分ける代掻き作業の開始です。

水面に映る美しい富士山…の写真を撮った同じアングルで水無バージョン(笑)
代掻き開始前、昨日の夕方に”水面に映る美しい富士山”の写真を撮った同じ場所から写真を撮ってみましたが、全然違う景色に見えますね…ちなみに水加減ってこんな程度でいいんですよ。(水はほぼ見えないと思いますが)

復習になりますが、春耕耘/5月9日→圃場入水/5月11日→圃場水没/5月13日→水没キープ/1日→余水排出/5月14日というスケジュールで行いましたが、実はこれにもちゃんと意味があるんですよ?
早すぎる春耕耘(2月後半~3月前半頃)は正直言うとあまり意味がありません。地温・気温も低いので、微生物もそれほど活発に働いているわけではないので藁の分解促進が進むかというと…それほどでもありませんし、代掻き前の春耕耘としてはあまりにも早過ぎる為、4月20日過ぎの圃場入水の頃には度重なる降雨により土は潰れ、水を含みにくい土になってしまっているので結局また耕耘する羽目になります。

圃場内にはそれなりの水位はあるけれど、代掻きハローで作業を開始するとモソモソになって上手く代掻き出来ないという経験ありませんか?土が十分に水を含めていない(水があるのは土の表層より上であって、土の中には水が無い状態)ので代掻きハローで土を叩くとその時点で土中に水分が補給されるので、中々思ったような代掻きにならないのです。(根本的な原因は土がちゃんと水を吸えていなかっただけ)

下の写真を見てください。
春起こしを代掻きの数日前に行ったため、土はふっくらと耕耘されたままの状態で、耕耘後にしか発生しない空気の層がしっかり確保されます。その空気の層に一気に水を入れてやると…土は十分な水を含めるので、見た目には水が無い様に見えているけれど、土中には十分な水を抱えている状態となります。(理想的な水加減がコレです)

一見水が無い様に見える圃場ですが、十分な水を土中にキープしています
写真をクリックすると拡大表示されるので、よ~く見ると小さな水たまりがあるのが確認できます。
土中水分量が十分であれば、9割9分水が見えない水分量でもちゃんと代は掻けるんですよ?(笑)

荒代掻き工程
荒とつく作業は荒くなければなりません!荒代掻き工程で丁寧に作業したら…それは仕上げ代です。

仕上げ代掻き工程
仕上げ代掻きは、荒代掻きよりもゆっくりで浅く優しく掻いてあげることが重要です。(ここがポイント)

荒代掻きは”荒”とつく作業なので高速で、深くしっかり掻いてあげると藁や稲株は土中に沈んでくれます。
そもそも水が多いと作業機の爪回転運動により発生した水流で藁・稲株・草のほとんどは浮いてしまいます。
嘘の様ですが、ページ中央にある水加減のまま荒代掻き工程を行ったのが写真左上の様子で、目には見えなかった土中の水分が代掻きハローで叩かれた事により液状化現象を起こして水分が上がってきました。
この水分量でもまだ足りないと思いますか?これ以上の水があると作業機でのみ込み切れなかった大量の水が藁・稲株を浮遊させ、作業機の側面からあふれ出した水と共に浮いた藁・稲株が線となって田面に残ります。
この浮いた藁・稲株を沈めるために、浮いたエリアに侵入していくと…当然土中から水流で浮かせた別の藁・稲株が発生し、作業機の側面からあふれ出して両脇に新たな浮き藁のラインを造成します。
何度掻いても無駄な努力です。水が多過ぎるから藁が沈まないんです。

仕上げ代掻きを終えた圃場の様子
荒代掻き1工程、仕上げ代掻き1工程でこの仕上がりなら文句ないんじゃないですか?
浮き藁・浮き稲株もほぼ完封できました!田面の均平性もこれなら十分かと思います。

”代掻きとは水と土を混ぜる作業であり、ロータリーは高速!走る速度はゆっくりで!丁寧に仕事をするもの
というやり方が大半の方の認識ではないでしょうか?
代掻き作業は土中の水分を抜く作業であり、ロータリーは低速!走る速度は高速で!サクッと仕上げるもの
嘘だと思うなら参考にしなくてもいいです。

良い代を掻くためにはそれなりの準備が必要なんです。
春起こしを遅らせて、土がふわふわのまま水を入れて土中水分量を確保。(この間落水厳禁!)
余計な水はしっかり抜いて、代掻きをすれば土中から抜いた水分はちゃんと表面に現れます。
藁・稲株・草はちゃんと土中に沈んで、田植えがしやすい綺麗な圃場が目の前に広がります。

2020.05.14

圃場にたっぷり水が入りました!

夕焼けをバックに水面に映る美しい富士山
幻想的な景色ですよね~♪2日かけてしっかり田面を水没させました。
キチンと春起こし→圃場全体水没→余計な水は代掻き前にちゃんと抜く。

5月11日の朝から入水を開始し、日中の内にある程度勢いよく圃場へ入水させ、夕方からは入水量を少なめにして入水用水路に流す流量を確保(他の方にもちゃんと水が行き渡る様に)し、翌朝になったらまた勢い良く入水を入れての繰り返しの2日間で目標水位(圃場全面水没)に達したので、13日の夕方からは現状維持程度の入水量で調整し、14日の夕方~全力で排水するという流れで圃場内の土にしっかり水分を含ませました。

春起こし後の入水って勢い良く水を入れないと中々圃場に水も溜まらず、のんびり水を入れていると土が潰れてきて結局水を含みにくい土になってしまいます。かと言って…我田引水で自分さえ良ければ主義の圃場入水をしていると、水を入れたい他の方が困ってしまいますし、何を言われるか分かりませんしね…。(汗)周囲の方々への配慮等色々考えてはいるんですけどこの時期の圃場への水入れは本当に気を使います。(-_-;)

お互いの理解と配慮があって欲しい時に水が入れられるわけですからね。
特に自分の様な”地元仁杉住民”ではない人間が、出作りで来させてもらっているわけですから、仁杉住民こそ最も水の優先権を持っていると思っております。まあ…考え過ぎなのかもしれませんが、この位の配慮と気持ちでこのエリアで作付けさせてもらっています。それ故、尻水の瀬木板は常に高めにしておいて、尻水口から水が駄々洩れみたいな事は無い様に配慮させてもらっています。
必要な水が圃場内にあればそれ以上入れる必要もありませんし、入れない分は他の方が使えますしね。

さあ…いよいよ明日(5月15日)から代掻きの開始です。
その年の収量の良し悪し・生育の良し悪し・田植え後の見た目の良し悪し・水管理が楽か否か?除草剤の利きが良いか否か?を決める田植え前の最大の分岐点となる超重要な作業が代掻きですからね。平さえ出ていれば良いという訳ではない代掻きですから、しっかり耕耘深度のある春起こしを実施し、しっかり水没させてから時間を置いて余計な水を抜く。ここまでの準備は出来る限りしっかりやったつもりです。

2020.05.12

春耕耘が終わった圃場に水入れです

綺麗に耕耘されたカントリー周辺エリアの水入れです。
昨年と違って耕耘深度にかなり気を配った春耕耘を実施しましたからね~今年は良い生育をするに違いない!
自分が考える耕耘理論に基づいて耕耘深度15cmキッチリ!耕耘速度2.5km/hもキッチリ守りましたからね~♪

5月9日に行った春耕耘は最高の土中水分量(埃は立たず、土の反転性・砕土性も実に素晴らしい!)で行われた春耕耘は自分で言うのもおかしな話ですが、「いや~綺麗な耕耘が出来たな~」と思わずにやけて納得できるレベルの耕耘が出来たと思います。(田面には剥き出しの藁も多数あり、草もよく生えていたんですよ?)

そのままの状態で残しておきたいくらい綺麗に仕上がった春耕耘後の圃場(四隅の仕上がりまで完璧じゃないですか?)ですが、圃場は使ってナンボ!育ててナンボ!というモノなので、数日後に控えた荒代掻き→代掻き→田植えの一連の作業が待っております故、ちょっぴりさみしい思いはあるものの…綺麗に仕上がった圃場への入水を開始しました。圃場に水を入れ始めるといよいよ春が…春作業が始まったな!と実感します。(笑)

中々、圃場内の土中水分量が耕耘作業に対して「こりゃ~いい塩梅だ!」と言えるようなタイミングで耕耘出来る事ってそんなに無いですよね…他にやらなければならない仕事があって出来なかったり、やろうと思ったタイミングで雨に降られてしまったり、お腹が痛くなったり?…まあ…それは無いか…(笑)

ほんの些細な事ですが、自分で行った一作業に対して”よし!良い仕事したな!”って納得できる仕事がしたい。
数ある圃場の中の、たった一枚でもいいから自分の行った仕事を振り返ってみて、納得出来る仕事が出来たら嬉しいですし、その圃場での仕事が何故上手くいったのか?を考えるようにもなるし、上手く行かなかったら何故上手く行かなかったかも考えるようになります。その積み重ねが技術と知識の引き出しを増やすことにも繋がるし、困る状況で困らなくなるのではないか?と思うわけです。

耕耘作業しながら常に何か新しい発見はないかな?写真に残せる面白い風景はないかな?っていつも探しています。気になったことは片っ端から写真に収めて、その写真を見ながらじっくりと考え自問自答を繰り返したりもします。「何でこうなっているんだ?」って。圃場内での草の生え方がバラついていたら気になりませんか?
雑草ですけど群生している個所もあれば…まばらなところもあったり、何も生えていないところがあったり。
除草剤を撒いてもいないのに生えてこない箇所って何で生えてこないんですかね?不思議ですね。(笑)

そんな事でも考えながら作業したら楽しくなってきませんか?
自分の作業を振り返って「あ~あ…へたっぴだな俺って!」って思ったら上手くなる努力も見えてきますし。
んで、何が下手で、何処を改善したら上手くなるのか考えるだけでも楽しい。それも立派な農業ですよ。

直接聞いた訳では無いんですけど…全国の米コンテストとかで毎年ランキングに名を連ねる人って、きっと機械の操縦も上手いと思うんですよね。移植作業前の原点となる耕耘が糞ヘタッピで良い生育するなんて考えられませんし、田植えがくねくねと曲がっていたら生育斑に繋がるのでやはり良い生育は望めないと思うんですよね。(笑)

農業を始めてまだ6年?もう6年?あれこれ考えながらで自分はまだこの程度。
そう考えたらより良い耕耘を~!って考えながら新しい発見と刺激を探してます。
先日のブログに耕耘名人の話を取り上げましたが、農業界のカリスマ!耕耘名人さとちゃんがこのブログを読んだら…案外会える日も近いんじゃないかな?なんて思っていたりもします。(笑) 何を馬鹿げた事を…って思う方も居るかもしれませんが、馬鹿げた事でも思わなければ何も始まりませんからね。

2020.05.12

今日は朝から請負田植えです

前日に私が代の掻き直しをした圃場で、安木さんの初田植えオペレーター業務!
この余裕の笑顔を見てやってくださいよ!田植機によるオペレーター業務を任された事に対する嬉しさが大爆発しているではありませんか!(笑) 修正代掻きを行ったことで「いや~安心して植えられました♪」と作業後は余裕のコメントでしたが、植えられたライン取り・苗の立ち姿共に十分合格点の作業内容でしたよ~安木さん♪( ´艸`)

この5月12日は、朝からキヌムスメ試験栽培圃場の生育状態の確認をしつつ写真撮影をし、仁杉カントリー周辺エリアの春耕耘が終わった圃場に入水を開始し、それが終わって急いで会社に戻って請負田植えの資材(肥料・除草剤・箱剤等)の積み込みをしてから現地に向かうという結構忙しいスケジュールでした。
前日の11日は終日雨が降っていたため、肥料や農薬関係は前日積み込みが出来なかったため、請負田植えの当日にそのしわ寄せがきてしまったというパターンでしたがこればかりは仕方がない(;'∀')

さてこの日は請負田植えの後半戦。
スーパールーキーの安木さんに田植機のオペレーターは全任せという初任務初日です。(笑)
事前に田植えオペレーターとして”お金をもらって作業するとはこういう事だ!”という気構え、機械調整の云々、圃場変化に対する様々な対応策等大方は伝えてあったので、あとは安木さん自身が作業をしていく中で、困ったり迷った時は即!質問してくる人ですからね!安心して”お金をもらって作業する業務”を頼めるというものです。
何よりもその質問に対して答える相手はこの私!機械屋さんであり、現役農家なのだから安木さんから飛び出す数多の質問に対して答えられない事などありましょうか?(笑)バックアップ体制は完璧ですから安心して初任務に挑んでんくださいね!

安木さんが奮闘するそのすぐ近く、私は何をしていたかというと…これから安木さんが田植えをする圃場状態を見ながら頭を悩ませていました。「この圃場状態では浮き苗連発確定で、除草剤の利きも悪いだろうし…困った。」
意を決して施主さんに頼んでみることに。「今スグ現場にトラクターを現場に持ってきてくれませんか?」
「今から代の掻き直しをしながら代掻きの技術指導をしますから大至急持ってきてください。」
という無茶振りをしてみましたところ…「じゃあすぐにトラクターを持ってくるよ!」と大急ぎで自宅へ直行。
前日に”勝手に代掻きし直し”を行った圃場状態を見ていたのが功を奏したようで、早速技術指導へ。

傍から見ると「一体ありゃ~なんだ?大丈夫なのか?」と目に映るんじゃないかな?安木さんが田植えをしている直ぐ隣ではトラクターで代掻きを行っている…ここまでは普通の光景ですが、代掻き直後に田植え機が入って即田植えをしているが、植えられた苗はピンと見事な立ち姿勢であり、不安定感は皆無という不思議な光景。

一般認識の”代掻き後、中2~3日置いてから植える”というのは全て代の掻きし過ぎが原因なんです。

安木さんが田植えを行っているすぐ横で、水を入れている圃場もあれば大急ぎで水を抜いている圃場もあり、「さて次はどの圃場を修正しようかな?」という段取りを考えながらお客様であり、施主さんへ技術指導もしつつ、安木さんからは「次はどこを植えますか?植え付け感度はどのくらいが良いですか?」といった質問に答えつつ指示を出しながら次々と代の掻き直しを行ったわけです。(笑) (;'∀')<コレはコレで忙しいわけです(笑)

仕上がった圃場を見てみると…決して納得いく仕上がりではありませんが、修正前と比べると雲泥の差なんですよ?先ず注目したいのが”タイヤ痕が消し切れていない”事なんですけど、春起こしの時点で”必要最低限の耕耘深さにすら足りていない耕耘がされていた”から、土が十分な水を含めていなかったんです。その結果、タイヤが通過した跡を消せるだけの土量が確保できず、土も動いてくれないのでタイヤ痕が残ってしまったという結果が見て取れます。十分に水を含んだ土であれば動きやすいんですけどね、現状水が足りない事はどうにもしようがありませんが、大量の浮き藁と稲株は土の中に叩き込みつつ、田面のレベルもある程度修正できたので良しとしましょう!

完璧な代掻きを実践するためには春起こしからやり直さなければならないという状況(耕耘深度不足・土中水分不足・浮き藁・稲株大量露出…ザックリいうと田植できる状況じゃない)でしたが、限られた時間の中(安木さんの仕事を止めない・今日中に田植えを終わらせなければならない)で出来る限りの修正を行ったのが下にある写真の圃場です。…因みに完璧な修正をする場合、耕耘理論に基づいた耕耘深度十分な春耕耘を実施し、田面水没状態で数日間土に水を吸わせて、余計な水を切ってから代掻き作業の実施…5日はかかりますよね?(笑)

技術と知識の引き出しって多いに越したことはありません。
どこに妥協点を置いて、どのようにして問題点を終息させるか?全てはこれにつきます。

私が修正代掻きをして、その直後に安木さんが田植機で植えるわけですから、見た目を気にしすぎて”代の掻き過ぎ”になってしまっては本末転倒ですし、安木さんが植えた圃場を見てみると期待以上の仕上がりで田植えをしてくれていますからね~自分も失敗は許されないわけです(笑) そして、終日田植え補助を頑張ってくれた妻に心から感謝します。裕美!安木さん!今日は本当にご苦労様でした!無事今日のミッション達成です♪

結果から見える問題点1
特にタイヤ痕がハッキリ残る場所は土がモソモソ…土中水分量が足りていない証拠。春起こしはしっかり!

結果から見える問題点2
この圃場の方がまだ土中水分に恵まれていたかな?6cm以上あった高低差は3cm位まで修正できました。

2020.05.12

キヌムスメ田植えから10日経過しました

毎日忙しくて忙しくてどうにかなってしまいそうな日々が続いておりますが、気力で乗り切っております!(笑)
昨日は請負代掻きを無事済ませ、今日は今日で、請負田植えの準備をする前のひと時に朝の水見と田んぼの観察~という感じで忙しいけれど本当に充実した日々を過ごしている今日この頃、皆さんは如何お過ごしでしょうか?

さてさて…キヌムスメの試験栽培圃場の様子はと言いますと…田植えから10日経った今の様子。
カルテック栽培故に全然変化が無いのかと思いきや?これが意外といい感じで初期生育し始めました。(笑)
毎年繰り返している秋の土作りがやっと功を奏してきたのかな?(このブログを書いているのは5月25日なんですけどね)移植された稲はしっかり地面の土をとらえ、大地からの栄養を吸い始めたために葉色も上がってきたという印象を受けます。試験圃場2(写真右下)はヒエが凄く繁殖する圃場なので初期除草剤のマーシェットを散布し、試験圃場1(写真左下)は毎年ヒエが少ないのでマーシェットは散布せずという条件で田植えをしてみましたが、ヒエの発生等の違いも見たかった(実は田植え当日のマーシェットの手持ち在庫が20a分しかなかったのは内緒♪)ので、そのあたりも報告していきたいと思います。

試験圃場の両方とも初期生育には何の問題もなく正に順調の一言!
若干試験圃場1の方が草丈が長いかな?という印象を受けますが、初期除草剤散布が散布されていない事による”薬害生育不良”が無いためとも考えられますし、試験圃場1の方が圧倒的に水持ちが良いので圃場全体の平均温度が高いから…とも考えられますし、試験圃場2の撮影ポイントは水口から近いため地温が低いから…とも考えられるので、絶対にこうだ!という確証はもてませんが、間違いなく初期生育に関しては昨年よりも良いのは間違いないと思いますが、昨年とは明らかに代掻きが変わりましたからね~これも大きな要因じゃないかな?

とりあえず初期生育と活着はほぼ100点という自己評価です。

キヌムスメ試験圃場1
浮き苗もほぼ皆無で、しっかりと活着しているのでもう安定期に入りました。一安心ですね!

キヌムスメ試験圃場2
例年ならヒエがわさわさと生えてくるのに今年はその姿が全然見えない!初期除草剤成功ですね。

2020.05.11

今度は作業機を変えて請負の代掻きです(汗)

仁杉カントリー上のエリア1haを5月9日に耕耘し、翌日の5月10日は朝から仁杉水口エリア1.4haの耕耘をし、会社に戻ってきたらトラックからトラクターを下ろし、作業機を付け替え(耕耘用ロータリー→代掻きハロー)作業を行って、泥で汚れたキャビンのガラス面をさっと洗浄してからトラックに積み込み、軽油の携行缶を積んだらガソリンスタンドに直行!(この間も携帯へお客様から仕事の依頼や問い合わせ等が多数!)その後は、翌日請負作業の代掻き→請負田植えを行う圃場の水位調整(毎年水が多過ぎるため)に現地へGO!という忙しさ(笑)

さてさて、嬉しい悲鳴の仕事の連荘は止まらず、5月11日は請負の代掻き作業をして翌12日は請負田植えが待っていますから、11日の午前中に請負代掻きを済ませなければ翌日の仕事にも支障が発生するし、11日の午後は修理・部品注文・伝票整理・請負田植えの準備もあるのでもうハチャメチャです(笑)

下の写真は明日請負田植えを行う別のお客様の圃場の写真ですが…左下の写真の圃場は浮き藁・浮き稲株が凄くて、田面のレベルもめっちゃくちゃというすさまじい状態。(;'∀')<コリャ~イカン!ナントカセネバ!
明日は当社の従業員である安木さんに田植え作業のオペレーターを任せる初日の仕事!
この代では浮き苗連発で、水を張ったら除草剤の利きも悪い事が確定していますからひどい有様になってしまう!
田植えを請け負うお客様の為にも!オペレーターとして第一歩を踏み出す安木さんの為にも一肌脱ぐか!という訳で、無報酬の仕事ですが勝手に代掻き手直し作業をしてみましたという今回のブログであります。

まあ…一言でいえば、”深くしっかり春耕耘が出来ていない圃場に、ガブガブ水で代を掻いた結果こうなった”という典型的な失敗代掻きの圃場です。このすぐ近所の圃場の請負代掻き作業だったので、写真左下の圃場をまずは水抜きして仕込みをしている間に請負代掻き圃場を料理して…という感じで作業を開始。

地面がむき出しになっている部分は耕盤が高いため、代掻きハローでしっかり爪を入れてやると土がモソモソになるエリアがあるので、そこは少し車速を落としてよく練って水を引き出しながら作業し、モソモソ現象を回避しながら作業を続行!水が多いエリアは耕盤が低いので優しく爪を入れて土を持ち上げてやればある程度レベルも整います。約10aのこの圃場ですが、作業前に撮影した時間は11時40分で、写真右下の作業終了後の写真を撮影した時間が11時54分なので、実質約10分少々で10a圃場の手直し代掻きを終える事が出来ましたが如何でしょうか?

代掻きって土中の水を抜く作業なのでしっかり春耕耘を行って、しっかり土に水を含ませたら、余っている余計な水(目に見える田面の水は基本的に余った水です)は全部抜いてしまう必要があるんです。土の中の水を抜く作業なのに田面に水があったら…そりゃダメですよね?
代掻きが上手くいくか失敗するかは春耕耘でも決まりますが、代掻き当日の水位調整が何よりも大事です。

さあ!安木さん!最高の代は用意しましたから明日の田植え頑張ってね!
俺が仕上げた代だから、代が悪かったからなんて言い訳は一切通用しませんよ~?(笑)

典型的な代掻き失敗圃場
水が多過ぎちゃうと何をやっても藁は沈んでくれませんよ!代掻きは土中の水分を抜く作業ですよ!

代掻き失敗圃場を勝手に手直ししてみました(笑)
作業時間はおおよそ10分ですが、この圃場状態ならまず誰からも文句を言われることはないと思います。

2020.05.10

5月10日は自社作付けの仁杉水口エリアの耕耘です。

前日の5月9日は良く晴れた気持ちの良い天気で、春耕耘も気持ちよく作業できましたが…翌10日は雨模様で1日中雨の中耕耘する事となりました。
9日に行ったカントリー上のエリアの春耕耘は”埃がたたない”絶妙な土中水分で耕耘する事が出来たので、耕耘中のトラクターの地上高が安定したため、耕盤の高さを整えるという調整も比較的うまくいったのではないかと思いますし、トラクターの爪では絶対に届かない隅の隅はスコップを使って丁寧に処理をしたので、農業を始めて最も丁寧な耕耘が出来たかなって思います。

今回の注目のポイントは、写真左下は雨が降り始めて間もなくの耕耘の様子を写真に収めましたが、土の色が茶色をしていますよね?一方写真右下は同じエリアでも一番最後に行った圃場の土の色は黒に近いですよね?
同じエリアであっても土中の水分量が多いと湿り気が多いため、土は黒っぽく見えるという現象が見て取れます。

土は乾いているほど 砕土性>反転性 という特性に変化し、逆に湿っているほど砕土性<反転性に変化します。反転性と砕土性に特化した耕耘用ロータリーで作業しても、土中の水分状態によってこの割合は変化します。
私が使用しているコバシハイパーローターKLM180-4SYDXは純正作業機よりも、反転性能・砕土性能・耐久力に優れた”耕耘だけに特化した作業機”を使用しているため、ある程度条件を選ばず耕耘作業する事が出来ますが、それでも湿り気が一定値を超えると砕土性が悪くなり、耕耘後の土の様子は”ゴロっとした感じ”になってきます。

実はこの”ゴロっとした感じ”というのは、あまり良い良い耕耘とは言えません。
先日のブログで、春耕耘は代掻き作業の前に行う大切な作業というフレーズが出ましたが、土が”ゴロっとした感じの耕耘”というのは、土の反転は出来ているものの、土塊を砕くという面では上手に砕けていない土の状態ということ。水分が少ないと反転しながら土塊は土同士であったり、爪やロータリーカバーにぶつかり合って勝手に砕けてくれるのですが、逆に水分が多いと土って纏まる特性がありますよね?。(硬いガラスって石をぶつけると派手に割れたり、砕けたりしますが、弾力のあるアクリル板って派手に砕ける事ってまず無いですよね?)土が塊になっていると、春起こし後に水を入れても土が上手に水を吸ってくれないんですよ
その結果、代掻きハローで荒代掻きor仕上げ代掻きを行っている際に時より見られる”モソモソした感じ”に仕上がってしまうのは、土中に含まれた水が不十分で、その場所を練ったことで発生する”ここ水が全然足りてないよ~”という土からのメッセージなんですよね。

補足説明として、水分が多めの状態で春耕耘を実施する場合、砕けないなら車速を落とすか、PTO回転数を上げるといった処置をすればいいじゃん?そうすれば土に当たる爪の回数が増えるじゃん?と思ったあなたは何も解っていませんね…。そんなことをしたら土をもっと練ってしまうから荒代状態になりますよ?何のために春起こしをするかもう一度最初から読んで理解を深めてください。そして液状化現象をもう一度よく調べてください。4月30日更新のブログで”畔塗の極意”を紹介していますが、水分が多い場合はどうやったら上手く塗れると書いてありましたか?”速度を上げて叩く回数を減らすと上手く塗れる”と書いたと思いますが。

しかし、比較的土が乾いている状態で起こした写真左下の耕耘の様子ですが、コバシのKJM180は本当によくすき込むロータリーですね~♪上記でも話した 砕土性>反転性 に変化している状態でこの反転性能ですからね。
勿論ではありますが、チェーンケースを地面に軽く擦り付ける耕耘深さなので、キッチリ15cm耕耘を実施している状況での今回のセッティングは、エンジン回転数/2000rpm PTO変速/2 PTO回転数/540rpm 車速2.5km ロードモニター負荷値/60%付近で安定というデータです。ロードモニター負荷値が70~80%まで達している場合、エンジンに余力が殆ど無いと判断して、エンジン回転数は2700rpmのPTO変速は1にすることで車速2.5km/PTO540rpmというセッティングに変化させます。

春耕耘でもそうですが、作業中に車速をあまり変化させるのは良いことではありません。
エンジン回転数とPTO回転数も理想耕耘設定の数値からズレることは望ましくありません。
耕耘時の車速2.5km PTO540rpmは基準となる大切な数値ですからエンジン回転数をいじる場合、この数値に最も近いセッティングにすることでより理想的な耕耘になるということを肝に銘じて作業することが大切です。

一体何のために耕耘するんですか?燃料費を節約するためですか?
美味しいお米を収穫するために耕耘しているんじゃないんですか?原点復帰大事っすよ。

比較的乾いている圃場の春起こし風景
草がもさもさと生えて”ここ植物にとって住み心地いいよ~”って大地からのメッセージを感じ取れる1枚ですね。しかし素晴らしいすき込み性能だ。

土中水分がかなり多くなってきた圃場の春起こし風景
土は黒々し、耕耘された土の表面はロータリーカバーで抑えられて艶っと光る部分が。よい耕耘とは言えませんね…すき込みは良いんですけど。

2020.05.09

代掻きに向けて春耕耘開始

本格的な春作業開始!仁杉エリアの耕耘開始!
俺のトラクター”EG334 N-spec2”が本格的に始動する雄姿を後ろからパシャリ♪
トラクターに乗っている時間って本当に楽しいんですよね!だって今回の作業で
どのような発見が待っているのかワクワクしませんか?(笑)さあ!観察♪観察♪

試験栽培のキヌムスメの田植えも終わり、修理依頼・水田請負作業春の陣!前半戦が終了し、ホッと一息つく暇もなく次は自分が作付けする水田の準備に取り掛かるわけですが、春作業の第一歩は春耕耘からスタートです。

”春耕耘”という作業は”代掻き”前に行うとっても大切な作業です。
秋耕耘から時間が経ち、硬くなった圃場を春耕耘することで土に空気を入れ、稲株・藁・春に生えた草等を微生物分解しやすい圃場へと生まれ変わらせる大切な作業でもあり、代掻き前に行う”土に水を含ませ易くする”というすごく大切な仕事が春耕耘ですが、ここまでの事は皆様も周知の事実かと思います。
しかし、この春作業というのは実に奥が深い作業の一つでもあるんですよ。
「春起こしなんて深さ自動と水平自動に任せて起こし残しが無い様に作業すれば良いんだろ?」と思っている方も居るかもしれませんがとんでもない!半端じゃなく重要な作業であることをこのブログで知ってください。

最近、耕耘名人○○ちゃんの2000回転耕耘がすっかり定着しつつある昨今ですが、本当にそれがあなたの圃場・土質に合っている作業だって検証しましたか?12cm耕耘でも十分だって本当に検証しましたか?(決して耕耘名人のやり方を否定しているわけではありません!)15cm耕耘圃場と12cm耕耘圃場での生育・収量・食味・品質の全てで変化が無ければ名人の耕耘法が合っている土質・圃場環境なのでそれを行えばいいんです。

それ以前に、耕耘名人の圃場は豊富な知識から生まれる様々な技を駆使して耕盤の高さをしっかり整え、圃場全体での土中水分分布が整えられた生育環境だからこそ12cm耕耘で良いのだ!と言われているのかなって。

名人は「無駄に燃料を使って耕耘する必要はないよ?こうやれば無駄は省けるよ」と言っているのであって、「全国統一で12cm耕耘で良い!2000回転耕耘こそ正しい!」なんて一言も言ってはいません。その地域地域でこの耕耘方法が合っていれば経費削減できるよって話なんです。本の解釈って難しいですよね…。(-_-;)

昨年の代掻き研修会で、講師で来られた松尾先生から指摘された部分がありましてね…「この圃場はちゃんと起こされていませんね~ほらココ!浅いでよね?くるぶし位しかありませんね~(笑)」と皆さんの前でディスられてしまいましてね?(笑) 結構気にしていたんですよ?先生!(笑) まあ…それがきっかけで”耕耘作業”ということをしっかり考え、原点復帰から見えてくることをしっかり見直してみたら驚きの事実がワンサカ出てくるではありませんか!あの研修会である意味一番喜んだのは自分かもしれませんね。(笑)
松尾先生は耕耘名人とも意見交換をするレベルの方ですから、そんな凄い方から直接ダメ出しされるってこんなラッキーな事って早々あるものではありませんよ!普通の研修会は機械屋さんが農家さんに頼んで用意した圃場で行いますし、その農家さんが春耕耘した圃場で行う代掻き研修ですから、”自分がどの様な設定にしてトラクターで耕耘した結果こうなった”(ポジションレバー位置・耕耘深さ設定・エンジン回転数・PTO回転数・車速・耕耘時の土の水分状態等)という途中経過を知らずに受ける研修とは意味が違いますからね。(笑)

後日、改めて耕耘理論に関するブログを公開しようと思いますが更新するネタが多すぎて今日のところはポイントだけ抑えて終わりにしたいと思います。
★春耕耘とは代掻き前に行う大切な作業であり、耕盤を整える大切な作業でもあるということ。
★耕耘は土中水分に応じて仕上がりの特性が全然変わってしまう作業であり、その特性は代掻きへと受け継がれ、凄く作業しやすい代掻きになるかやり難い代掻きになるかは全て春耕耘とその後の処理で決まる。
★春耕耘を制する者は代掻きを制す!

耕耘が終わった直後の写真(カントリー上のエリア)
中々良い耕耘が出来たんじゃないかな?やはり考え、反省して改善しないと駄目ですね。
昨年の反省点を生かし、耕耘深さに重点を置きながら耕耘してみましたが結果は如何に?

2020.05.04

試験栽培のキヌムスメの田植え終わりました

はいっという訳で、5月2日にキヌムスメの試験栽培田植えが完了しまして、田植翌日(5月3日)の様子です。

まあ…田植えが終わったばかりなのでこれといった変化は何もありません。
が!この圃場は前日の5月1日の午後に荒代掻き→代掻きを行って、翌日の朝から田植えを行った圃場ですが浮き苗殆どナッシング~ですよ♪昨年実施した先進農業機械研修&代掻き研修会で学んだ事が活かされた証拠じゃないかな?コバシ工業の松尾先生が教える”硬い代掻き理論”に基づく作業を実施したらこの結果ですからね。

中には田植え後1~2日水を入れないで土の表面を固くしてから水を入れるというやり方(水による浮き苗を防ぐ一つの手法)を実施する方もいらっしゃるようですが、浮き苗現象は代の掻き過ぎから発生する現象の一つなので、そもそもそんなに代を掻かなければいいだけですからね。掻き過ぎに注意しましょう。

さて今回の実験は2パターンに分けて作り分けしてみようかという取り組みです。
生粋のカルテック栽培(完全基肥無し)を用いて、分げつ肥(硫安)→穂肥(尿素)→食味向上資材(田畑の大将)という教科書通りのカルテック栽培法にプラスして”名東ケミカルエンジニアリング様”より提供された追肥資材”ネコみみ立てた!”という可愛らしい名前の資材を投入しての成長比較実験を行ってみようかと思います。
写真左下の25a圃場に”ネコみみ立てた!”を投入・生育させる試験圃場1とし、写真右下の17a圃場は生粋のカルテック栽培で生育させる試験圃場2として生育の様子を追っていきます。

さてさて…今年はどのような結果が待っているんですかね?
初めて作る品種でもあり、初めて使う資材を投入してその結果を追っていくわけですから楽しみです。
カルテック栽培で作る米が美味しいのは周知の事実ですから、これにプラスαするとどの様な化学反応を起こすかが注目のポイントでもあります。生育過程・根の伸び・登熟具合・食味の変化等々観察ポイントは多いですよ。

試験圃場1 田植え後1日経った様子
今までこんなに早い時期の田植えなんてしたことないので、水没させて苗を寒さから守ります。

試験圃場2 田植え後1日経った様子
こちらも深水で寒さから苗を守るために水没させております。浮き苗もなく良い田植えがされています♪

2020.05.03

今回使用した田植機はコレだ!

今回使用した田植機はヤンマー乗用田植機 YR6D-XFTD 税込み定価3696000円
最上位モデルの21.3馬力ディーゼルエンジン仕様の6条植え・密苗・粒状施肥機・すこやかローター・オープンフレーム(OP)・顆粒除草剤散布機(OP)という欲張り仕様の田植え機を使って田植え作業を行いました。

密苗田植機ですが普通苗も植える事が出来る優れモノで、工具無しで簡単に普通苗と密苗を植え分けられるので、万が一苗が足りなくなった時や、苗作りを失敗してしまった場合でも安心して対応する事が出来るのは嬉しい。
直進アシスト機能の設定も簡単で、始点(A)・終点(B)をボタンで押して設定するだけなのでものとても簡単。
A点・B点の設定が終わったら、旋回時のみ人がハンドル操作をし、直進状態になったらAUTOボタンを押せばハンドル操作は田植え機任せで誰でも簡単にまっすぐな田植えができるという大変すばらしい機能。

このGPSによる直進アシスト機能はただまっすぐ走るから楽というだけの代物ではなく、一人で田植え作業をしながら、直進になったら速度固定状態にしてハンドル操作は機械任せで”作業をしながら苗の補給ができる”という大変すばらしい機能で、真っすぐ植えるために前方にばかり集中していた視線を後方にも向けられる余裕ができるので、植え付け状態の確認や圃場内でも変化する”植え付け感度調整”も後方を見ながら調整できることで、今まで以上の高精度な田植えが出来るという点も、直進アシスト機能があればこそ出来る大変優れた機能だ。
更にですよ?田植え時に田面の水が多くてマーカーで付けた印が全然見えない!なんて時にもこれさえあれば大丈夫!車体だけ真っすぐにしたらあとはAUTOに任せて速度だけ気を付けながら(田植機が発生させた波で苗が抜けないように)植えれば何の心配もないんですから、こんな素晴らしい機能はないっすよ!

また、直進アシスト機能と速度固定機能を使って運転中に後方を見ながら作業(肥料補給・苗補給等)していた場合や、作業中に居眠りをしてしまった…(笑)場合は当然ですが前方がどの様になっているかわかりませんよね?
でも大丈夫!この直進アシスト田植え機は自分で設定したA点・B点に近づくと「そろそろ植え止まり位置ですよ~」と言わんばかりに告知音でお知らせしてくれますし、それでも自動運転が解除されない場合は断続的な警告音に変化し、それでも自動運転を解除せず放置していると”エンジン強制停止”により万が一の事故が発生しないように田植え機そのものを止めてくれます。

GPS付き田植え機を簡単に紹介するとこんな感じなんですけどね、導入メリトってホント凄いんですよ?
密苗は普通苗に比べて1/2~1/3の枚数で田植えが出来るので、坪60株で田植えをした場合普通苗だと10a/18枚前後が一般的ですが、密苗の場合10a/6~8枚程度で植えられるので、20a圃場の場合…なんと!田植機にセットした最初の18枚の苗で田植えが完了しちゃうんですよ?普通苗なら36枚ですからね!意外と田植え作業って苗補給している時間で足止め食らっちゃうんで無駄に時間を消費するんですけど、密苗田植機はほぼ走りっぱなし!(笑)
仕事が早いのもうれしいが、圃場に持っていく苗の絶対数が少ないんですよね!ここがポイント!
田植補助要員を1人削っても全然余裕なんですよね。外部から補助を呼ぶのならコスト削減効果凄いっすよ。

田植後に待っている過酷な苗箱洗いも絶対数が1/2~1/3ですからね!そりゃ楽ちんですよ。(笑)

特に自分の様な”全数硬化苗購入者”にとっては半端じゃない恩恵が。
普通苗で坪60株植えで4haの田植えをすると、10a/18枚の苗消費計算で720枚苗が必要で、1枚1010円だから…720枚×1010円=727200円!苗代だけで727200円っすよ!?何俵分の米が苗代だけで消える事やら…。
一方、密苗で坪60株植えで4haの田植えをすると、10a/7枚の苗消費計算で280枚苗が必要で、1枚1200円と設定した場合…280枚×1200円=336000円!苗代だけで336000円にまで圧縮できるから差額はなんと!391200円のコスト削減に成功という凄まじい効果!田植機を変えるだけでこんなにコストが削減できちゃうんですから、そりゃ~利益も出ますよ。
圃場の集約等条件は様々ですが、自分の様に飛び地飛び地で田植えをすると、普通苗で田植えをすると4haの田植完了までの時間はおおよそ5日間。田植補助要員として最低でも2名は欲しいところ。1人に日当10000円支払ったとして2人だから1日/20000円×5日間=100000円という人件費がかかりますが、密苗にすると田植補助要員は1人雇えば十分で、田植え効率もアップするので4日で仕事が終わります。人件費で40000円。

さあ!先程の苗代経費削減が391200円に人件費60000円を足すと451200円という凄まじいコスト削減効果!
ヤバいですね…仮にこの田植機を税込み定価で購入しても8年で新車が買える程の差が発生するので、さっさと密苗に移行した方が生涯残るお金にも差が生まれるってわけですよ。(笑)
現在42歳の自分が80歳まで農業をやったと仮定して、まったく同じ面積で38年間やった場合…451200円×38年=17145600円!ヤンマーのキャビン付き6条刈コンバインYH6115も買えるし、高級車のレクサスLS600Hも余裕で買えますよ?新築の家まで見えてくるという金額差はヤバすぎませんか?(笑)

ふう…いささか興奮しすぎました…。(笑)
実際に自分が行っている農業をモデルとした現実を基にした計算なので嘘でもなんでもありませんからね?
何はともあれさっさと密苗に移行した方が利口な選択であるということだけは間違いありませんね。

この鋭い眼光が見つめる先は大幅なコスト削減とゆとりある作業
この田植機が持つ可能性って本当に凄いですね…あ~早く欲しいなぁ~

2020.05.02

キヌムスメの試験栽培のための田植えをします!

よく晴れ渡った日差しの強い5月2日、キヌムスメの田植え作業を行ってみました。

恥ずかしながら育苗用のハウスを持っていないので、キヌムスメの苗作りは仁杉で精力的に米作りをしていられる○○さんに事前にお願いしておきました。
苗床に使う土の良し悪しの判断や、苗の生育方法にも試行錯誤を繰り返す研究熱心な方で、この方なら間違いなく良い苗を供給してくれるだろうと思い、今年行う試験栽培の趣旨も早い段階から伝え、田植え予定日も伝えたうえで苗を作っていただいたのですが…「いや~流石!」の一言。根張り・茎の太さ・葉色・草丈共に素晴らしい苗に仕上がっていました。やはり研究熱心な方の苗はいいですね!素晴らしい!!
田植機の苗載せ台に供給する際にも一切苗取板を使うこともなく、ぐるっと撒いて苗のバームクーヘンにしても裂ける兆しは一切なしという素晴らしい出来ですから、移植後の生育を失敗したら100%自分の生育が悪かったと納得できる苗でした。(笑)

さてさて、田植えに使用するのはヤンマーの密苗田植機YR6D-GPS付き。
この密苗田植機ですが、工具不要で密苗も普通苗も植えられるという大変優れた田植機で、直進アシスト機能も備えた話題のGPS付き田植機です。この田植機を使って”普通苗のキヌムスメを植えてやろう”ということで始まった今年の田植え。

田植え作業のオペレーターは、新入社員の安木さんにお願いすることにしました。
事前に田植え作業において気を付けるべきポイントや、植え方のイロハ等しっかり叩き込んで臨んだ田植え作業ですが、安木さんの丁寧かつ慎重な性格も相まってまっすぐ奇麗に田植えを行うことができました。
このキヌムスメの試験栽培圃場は毎年カルテック栽培法の土作りを行っている圃場で、生粋のカルテック栽培法(基肥無し完全追肥型栽培)を用いて栽培していくのですが、これに加えて”名東ケミカルエンジニアリング”様が提供する”ネコみみ立てた!”というカリ主成分の追肥型肥料を加えた場合との成長比較実験も交えながらのキヌムスメ試験栽培を行っていこうと思っております。これによる生育途中での稲を圃場から引き抜いて根の生育比較や、収穫後の食味の違いなどを研究していけたら面白いなってテーマで生育させていきます。

我が家の小さな応援団である和樹も安木さんが運転する田植え機に乗ってご満悦♪
サービスショットに手放し運転でGPSによる直進アシスト機能を使った自動運転にも挑戦してもらいました。
直進アシスト機能に頼りきりではダメなので、安木さん自身にハンドル操作も行ってもらっての田植えも行いつつ、時より直進アシストを使っての体験を味わってもらうという形で田植え初日を終了しました。

まっすぐ奇麗に植え付けできていますね
引きのアングルからの写真で見るとよくわかりますが、真っすぐ奇麗な田植えができています♪

両手を放して自動運転を体験
この間に苗補給ができるのはありがたい機能ですね!最高の笑顔でパシャリ♪余裕ですな!

2020.05.01

さあ!春農業の始まりだ!

このブログ更新を楽しみに待っていた皆様!更新が遅れて本当に申し訳ありませんでした。

世の中コロナ騒ぎで大変な時だというのに、「一体この忙しさは何なんだ?」という程仕事がきまして、ブログ更新をしている余裕も時間もなく今日まで突っ走ってきました。(-_-;) 仕事があるって本当に幸せなことですし、改めて当店を利用してくださる沢山のお客様に感謝感謝でいっぱいです。本当にありがとうございます。

ブログの更新日時は5月1日となっておりますが、実際にこのブログを書いている日付は5月20日です…。(笑)
作業日時が5月1日という認識でお願いします。

つい数日前(4月26日)に春耕耘を行って、その直後に圃場に水を入れ、数日寝かせてさあ代掻きしますよ~って写真ですが、その直前に降った雨のおかげで田面にはしっかり水がある状態で春起こしを行ったため、春起こしが終わった圃場というよりも…どちらかと言うと”荒代掻き終了後”に見える写真ですが、春起こし後の写真です。

一般的に代掻きというと”水をしっかり入れて掻くもの”というイメージが強いと思うんですけど、全然違います。
後日しっかり説明させてもらうんですけど、「はぁ?」って内容にびっくりしますよ!
代掻きって土に含ませた水を抜く作業なんです。
「いやいや、代掻きは土と水をよく混ぜ合わせて土をトロトロにする作業だよ?何馬鹿なこと言ってるの?」って思いましたよね?どう思われようと自由ですが、代掻きは土をトロトロにする作業じゃないんです。
今年もあれこれ挑戦するネタが多いため、更新するネタも多いので今回は”明日田植するための代掻き”を行う準備としての更新をしますね。

ザックリいうと水加減は下の写真程度の水加減で十分です。
地面の殆どが見えてはいるけど…土の中に十分な水が含まれているのでこんなもんで十分です。
最悪水が足りなければ足せばいいわけですし、水が多ければ浮き藁の山となるのでこの水加減で作業スタート。

普通に考えたら代掻き後、中2日~3日空けて植えるというのが一般常識ですが、その常識が間違っているんです。
これについても後日詳しく書きますが、代掻き直後に植えられる代掻きこそ最高の代掻きで、数日置かなきゃ植えられない代掻きは”代の掻き過ぎ”が引き起こすトラブルであるということだけ頭に置いておいてください。

忙しい最中に植える今回の取り組みは”キヌムスメ”という晩稲品種の試験栽培をすることから、いつもの様なのんびり田植だと登熟不良を起こしてしまうため思い切って5月2日田植に挑んでみました。するとどうでしょう…?中何日も置かないと植えられない圃場にしてしまうと困った事態になってしまうので”明日植えられる代掻き”を実践したら翌日田植となるわけですね~。(笑)

春起こし後の田んぼの様子
水がある状態で起こしたから荒起こし状態ですね…(笑)これも反省点です。

角度を変えてパシャリ
こんな水加減じゃ代なんて掻けるわけ…あるんです!

2020.04.30

請負の畔塗に行ってきました。

写真は3月26日に行った請負の畔塗の内容です。

3月に入ると畔塗の仕事依頼が多数きます。
この畔塗作業って見た目以上にすごく難しく、圃場内条件とオペレーターの技量が顕著に出る作業の一つです。
塗ってくれと言われてすぐに出来る作業でもなく、圃場の癖(浅い・深い・水分が抜けやすい・中々乾かない)を知らないと奇麗な仕上がりにならない作業の一つで、条件にもよりますが初めて畔塗機で塗る畔の場合、土の量が不十分なのでカッチカチの畔も出来難いという中々な難易度の高い作業なんです。

畔塗の基礎知識としてコレだけは押さえておきたいポイントがあります。
★土を手でギュッと握って固まらない土は畔塗機でも上手く塗れない
簡単な話です。
乾き過ぎている土をギュッと握ってもボロボロと崩れて形を成しませんし、水分が多過ぎればグチャ~っとなって形を成す事は出来ないという理屈です。まあ…水分過多より乾き過ぎの方がまだ良いかな?って感じですけど、畔の天場がボソボソになりやすいので見た目は悪いけど…土畔としての役はしてくれるという感じです。

圃場内でも部分的に乾きやすい場所があったり、湿り気の多い場所があったりで結構困るんですよ。
乾きやすい場所では速度を遅くしてより多く叩かないと奇麗な畔は形成されないし、水分が多い場所では叩き過ぎると”液状化現象”によりグチャ~っとした畔になってしまいます。(水分多めで蒸かした餅で鏡餅を作ろうとすると上手く形になりませんよね?)なので頻繁に”塗られた畔の確認”をしつつ、曲がらないためにはしっかり前も見なければならず、体の感覚で「あっこの辺り水分が多めだな」って事をいち早く察知して速度調整をしたり、ポジションレバーで畔塗機そのものを少しだけ浮かせたりとあの手この手を尽くして”出来る限り奇麗な畔を塗る”という努力はしています。(笑)

下の写真の圃場は、雨上がり後3日は晴れてくれないと水分過多になる水持ちの良い圃場で、写真奥側の畔回りは適正水分になってくれるが、弧を描いている写真手前側は大変水持ちがよく、同じスピードで塗ると”液状化現象”による練り過ぎが発生してしまうエリアなので速度を上げて畔塗をしていますが、今年は中々奇麗に塗れたんじゃないかな?また、左に弧を描く畔を塗る場合、昨年と同じラインを通ると”内輪差”が発生することから徐々に畔の幅が広くなるという困った事態も発生するため、内輪差を計算したライン取りが必要になるんですよ。

畔塗機で塗っているのに曲がった畔をよく見かけますが、オペレーターさんも決して意図して曲げて塗ってやろうなんて思ってはいません(笑)すご~くゆっくり走るのって意外と難しいんですよ?自転車で超低速走行するとフラフラしますよね?トラクターで耕耘するとき地盤の固い状態での秋起こしならハンドルを取られる事は殆ど無く比較的楽に耕耘できますが、春起こしをする時って地盤が柔らかくなっているからハンドルを取られやすく耕耘はし難いのが定石ですが、耕耘なら多少曲がってもロータリーを被せて耕耘すればラインが狂ったことはほぼ帳消しにできます…が!畔塗って一発勝負のある種の作品だと思うんですよ。
2cm狂ってもその結果が形としてクッキリ残ってしまうのが畔塗作業ですからね…(-_-;)
畔塗機の現在の高さを基準に畔は塗られていくので、塗り直しをすると溝は更に深くなり、畔そのものが低くなってしまうので塗り直しは基本的にダメなんですよ。(-_-;)

難しいですね~(汗)

湾曲した水分が多目の畔を塗ってみました。
見た目は簡単そうなんですけど、昨年よりも作土が狭くならないようにしつつ見た目も奇麗にしっかりとした畔を塗るのは難しい作業です。

2020.04.26

水路掃除に行ってきました!

4月11日にぐみ沢エリアの水田の水路掃除に行ってきました。

この御殿場という土地柄、水路に流れ込んでくる”スコリア”と呼ばれる火山灰の小さな石が大量に流れてきます。
メインとなる川から分水して、農業用水路に水を引き込んだ水を使うわけですが、この農業用水路の川底にスコリアががっつり堆積するので、毎年この時期にこの水路の水を使う農家さんが集まって水路清掃をします。

空き缶が沈殿していたり、ビニールごみが沈殿していたりとま~いろいろな物が掘り起こされます。
この作業はスコップによる手作業で行われるんですけど、これがなかなかの重労働です。
フロントローダー付きのトラクターを持ってきてくれた方は、この川底から掘り起こされたスコリアを砂利の農道に撒いて農道を整備していただいたり、水路周辺の枯れ草を焼き払ったりしてみんなで力を合わせて水路及びその周辺を整備するわけですが、農村部が水害に強いのはこういった農家さんの目に見えにくい努力の結果、水路がちゃんと機能するから水害に強いと思うんです。

絵に描いたような田舎(きれいな田園風景など)に行ったとき、心が和んだり、奇麗だな~って思いませんか?
実はあの景色って人の手が作り出しているんですよ?
森は手入れをされているから荒れないし、道路脇が奇麗なのも草刈りがされているから見た目が美しいんです。
田園風景が絵になるのも、農家さんの努力があってあの美しい景色が保たれているんです。

人が住まなくなった地域は完全に荒れ果てます。
害虫や野生動物も住み着き、人が簡単には立ち入れないエリアへと姿を変えます。
3年も放置していれば背より高い草が生い茂り、10年も放置していれば木も生え出す始末です。
人の手が入っているから、人間にとって住み心地の良い環境が保たれているんです。

野外の環境整備に大きく貢献してくれているのが農家さんという存在です。
水路掃除をしなければ、堆積物により水路に水が流れてこなくなってしまうから掃除をしているわけですが、この子の水路掃除をしなくなってしまったらどうなるのか?
例えば…台風の日に、家の中でじっと嵐が過ぎ去るのを待っている普通の家庭が、水路の見回りに行きますか?
農家さんは危険を顧みず水路の点検に出向きます。
流木が引っかかって河川が氾濫しないか…とか、大量の水が水路に流れ込まないようにゲートを塞いだり。

農家って大変なんですよ?
稲刈りしているだけなのにコンバインから発生する粉塵が迷惑だと苦情を出したり、トラクターの音がうるさいと苦情を出す輩が最近居るようですが、”金さえ出せば米は買える”と思っているその考えが甘い!農作物は作る人がいて、まわりまわって消費者の手元に届くんです。
その”心無い苦情”が積もり積もればその方は農業をやめてしまうでしょう。
その結果、耕作放棄地になれば水路の掃除もされなくなり、草刈りもされなくなってしまうでしょう。

食糧生産という人が生きていく中で最も大切な仕事をしているのが農家さんです。
農地に隣接している家の方はちょっとだけ不自由をかけるかもしれませんが、苦情を言うのではなく労いの言葉をかけてあげませんか?私が作付けしているあるエリアの近隣の方は「五味さんが田んぼを作ってくれているお陰で夏涼しくなって居心地がよくなったよ!」と嬉しい言葉をいただきました。(自分が作付けする前は休耕地)

カエルの大合唱でご迷惑をおかけしますが、どうか自然の営みとして大目に見てやってください(笑)

みんなで力を合わせて水路掃除
腰にこたえる重労働!

最後は笑顔で集合写真♪
本当にご苦労様でした!

2020.04.25

祝!新しい仲間が増えました!

大変お待たせいたしました。
2020年の機械屋さんのお米育成日記スタートですよ~(^^♪

昨年12月以来の更新ですが、今年一発目に掲載するネタは決まっていたんですよ。
当社に新しい仲間が加わりました!

安木 雄太
年齢 36歳
既婚 子供1人(まもなく2人目が生まれます)
前職 レースエンジンのメカニック
なんと!非農家出身!

転職理由は…農業に携わる仕事をしたい!機械も触れて農業もやっている五味さんのところで働きたい!と熱く語る安木さん♪

実は昨年の春に当社へ面接に来られたんですよ。
スーツ姿で挨拶に来られましてね、さわやかな笑顔の好青年はこう言いました。
「スグにスグという訳では無いんですけど…僕を雇ってもらえませんか?」と切り出した安木さん。
世間話も交えながら、当社への志望動機をうかがってみたらこれまたびっくり!
なんと!私が不定期で書いている”機械屋さんのお米育成日記”の読者というではありませんか!
元々レースエンジンというものは試行錯誤を繰り返しながらその年に戦うエンジンを作るそうで、テスト&トライが永遠と繰り返されるそうです。A部品とB部品を組み合わせるとパワーは出るけど燃費が悪いとか、B部品とC部品を組み合わせたらパワーと燃費は両立できたけど熱量が凄くてダメとかそんなイメージ。
日々進化する技術の中で、今年はすごく良かったけど、ルール変更されたらその部品は使えなくなってまた一からやり直しってことがよくある世界なので、常に進化が求められる世界で頑張ってきたのが安木さん。
元々テスト&トライを行ってきた安木さんからすると、常に変化を求めて行動する私に共感する箇所が多々あったそうで、農業に向かう姿勢が面白いな~って。(笑)

アレをやったら失敗しました~とか、こんな事に気が付いたからやってみた的な?
観察・研究・実践を繰り返すこのブログを読んでいる内に、「農業に携わる仕事がしたい!この人と一緒に働きたい!お腹一杯農業がしたい!」という気持ちが爆発して面接に来られたそうです。(笑)

凄い行動力ですよね!
昨年は農業機械屋さん体験として、本業の仕事が休みの日を利用して当社に来ては農作業体験や、大忙しの秋の機械屋さん体験に来られましてね、元々持っている技術力・素晴らしいセンスとやる気で次々やってくる仕事を見事にやりぬきました!こんな人と一緒に仕事ができたら本当に楽しいだろうな…と思っていたら、それは意外に早く現実になったわけですよ!(笑)

今年の春作業の一つである”畔塗作業”のコツや、押さえておきたい大事なポイント等を伝授し、実戦でやってもらいましたが…見事な仕事ぶりで流石としか言えませんでした(汗)また、作業中に気が付いたポイントを質問してきたりと、次の仕事をより良い仕事にしようという意欲が爆発していました。

また、農業機械屋さんとして一番大切な修理・整備という技術面に関しても、元々ハイレベルなレース用エンジンを触ってきた方なので、教える立場であるはずの私が、時に教えてもらう場面まであるので本当に一緒に仕事をしていて楽しいんですよ。(笑)
僅かな音の違い(異音や負荷変動による音の変化等)や、ズレやガタ等もすぐに気が付くし、その原因についての探求もすぐに行うという仕事ぶりなので、技術者としてもオペレーターとしても大変有望な方です。

新しく加わった安木雄太をどうぞよろしくお願いします!

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